過去の記事一覧

救急隊員

京都市の消防局のほうに確認したところ、
<救急隊員をはじめ、京都市内で、救急医療情報キットを
備える取組みがあることは、すでに承知している>、とのことです。
ぜひ、地域で救急医療情報キットを用意して、消防局へ伝えましょう!
高齢者の皆さんに<もしも>のときにも大丈夫!と安心して暮してもらえるように。

※京都市の統計情報によれば(平成24年7月1日現在)

   65歳以上の人口 京都市全体で  333,699人
                 中京区全体で   23,588人
                 一小学校区で   1,743人
   一日平均65歳以上からの119番要請   71人

おいでやす! 京都救急医療情報キットを作る会です。

新しいキット

今、全国で、<救急医療情報キット>を常備しよう!という
活動が広がっています。

<救急医療情報キット>とは、自分の医療情報や緊急連絡先を
記入した用紙や保険証のコピーを容器に入れて、冷蔵庫に保管し
救急隊員に見つけてもらって、迅速な処置や搬送のために役立て
てもらおう!というものなのですが、

残念ながら、京都市では、現在のところ、
自治体レベルでは、キットの配布の予定はないそうです。

なので、ここでは、京都に暮らす私達が、自分たち自身で、
<救急医療情報キット>を手軽に、安い費用で用意できるように、
手作りのキット作成方法を、紹介しています。

左のメニューの下の、キットの作り方、のところで詳細に材料や
作り方の説明をしています。

また、できあがったキット一式の写真を、上のメニューバーの
救急キットの写真、から見られるようになっています。

実物大のデータが見たいときは、左のメニューの下の、
データのダウンロードをクリックして、開いたページで
ダウンロードボタンをクリック、開くをクリックすれば、見られます。

おたべさん<おおきに!>

そのほか、救急医療情報キットについての疑問、感想、など
お問い合わせ>からご連絡くだされば、回答させていただきます。

若い(?)皆さんもぜひ、PCでキットを用意してあげて、
実家のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に情報シート
の記入などの支援をしてあげてください。日頃は、離れていても、
もしもの時に、大切なひとのいのちを守ってくれます。

救急医療情報キットは<思いやりのかたち>です

大切なひと

お盆の帰省が始まるこの時期に、帰省する故郷で
家族やお知り合いの高齢者の皆さんと一緒に、
救急医療情報キットを用意してあげましょう!

というのは、

<救急医療情報キット>というのが、高齢者の皆さんの

<119番して来てもろたときに、救急隊員や周りの
 みなさんに、面倒をかけとうない。。>

というお気持ちや、家族やお友達の

<119番するようなときに、あわてんですむように
 用意しておいてあげたい。。>

という、思いやりの気持ちに、寄り添うものだからです。

そういう間柄であれば、保険証や診察券のコピーも頼めたり、
また、キットを作ったあとも、その思いがあれば、

<お薬や持病、変わってへんか?>
<子供さんの連絡先、変わってはりませんか?>

と、いつも新しい情報になっているように、中身の
チェックや見守り、声かけも、進んでしてくださるでしょう。

それが、<もしも>のときに、キットを生かしてくれます。

<もしものとき、大丈夫やろか。。。>

そう考えて、ふと目に浮かぶ大切なひとがあれば、

今年のお盆休み、大切な家族や、仲良しのおじいちゃん
おばあちゃんのために、救急医療情報キットを一緒に
作ってあげてはいかがでしょうか。(2012年8月11日)

お盆用、帰省先で手軽に作れる救急医療情報キット!

  クリアケース型   お年寄り達

もっとも手軽な材料で、帰省先でもかんたんに作れる
救急医療情報キットを考えてみました。材料は、

  お盆キット   家族

  ①A5サイズのクリアケース 1個
  ②冷蔵庫のドアに、くっつけて、クリアケースを
   はさめる、マグネットクリップ 1個
  ③シールを貼り付ける、両面テープかセロテープ等です。

 ポイントは、データのダウンロードのページの
 <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットのラベルシール>
 を使うのですが、

 本来は、このデータをPCにダウンロードしたあと、
 <全面ラベルシール>に印刷するところ、それを
 普通紙に印刷して、両面テープかセロテープで、
 貼り付けることで、手元にある、手に入りやすい材料で
 救急医療情報キットを用意できるようにしたことです。

  <メリット>

  ◆お薬手帳をそのまま、ケースに入れられるので
   お薬の名前を写し間違う心配がない。
  ◆冷蔵庫の外に置くので、冷蔵庫のなかを見られず、湿気も関係ない
  ◆冷蔵庫のドアについているので、冷蔵庫内を探す時間が省ける
  ◆台所で目につくので、新しい情報に変えるのに気づきやすい
  ◆ついでに、携帯用カードも、作ることができる

  <作り方>

  ①データのダウンロードのページから、
   
   <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットの
    ラベルシール>のデータと自分が
   使いたいと思う<救急医療情報シート>のデータ
   
   をそれぞれ、PCにダウンロードして、普通紙に
   印刷し、点線に沿って切りとります。

  ②<救急医療情報キット>と大きな字の書かれた
   用紙に、名前、ふりがな、記入年月日を書き込んで、
   クリアケースの表面に、テープで貼り付けます。

  ③<救急医療情報シート>に必要な情報を記入後、
   紙を折って、クリアケースの中に入れます。

  ④クリアケースの中には、そのほか、

   保険証、診察券のコピー
   写真  ※裏に名前を書いておく
   (お薬手帳)
   (非常用の薬)
   (その他、救急隊員に知らせたいことを書いた紙)
   
   など入れて、入れた項目にチェックをします。

  ⑤冷蔵庫の表のドアに、マグネットをくっつけ、
   マグネットのクリップにクリアケースをはさみます。

  ⑥2枚の、救急医療情報キットの場所を知らせる
   シールを、玄関ドアの内側や、救急隊員が、
   来た時に目につきやすい場所に、テープで貼ります。
                     (おわり)
          
これなら、A5クリアケースとマグネットクリップが
うちにあれば、帰省のときに、一緒に故郷でも作って
あげられると思いますので、HPのデータを利用して、
ぜひ用意していって、ご家族が情報シートを記入する
のを手伝って、シールを目立つところに貼ってきてあげて
ください。

  ※ラベルシールを使って、シールを貼り付ける
   もともとのタイプは、↓ 下のほうに、作り方の
   紹介をする記事があります。

(2012年8月13日)

京都新聞で、手作り救急医療情報キットが紹介

京都新聞8月5日の記事

京都新聞の8月5日(日)版に、この手作り救急医療情報キット
のことを取り上げていただき、とても嬉しく思います。

この救急医療情報キットを作るのに必要なデータは
すべて、データのダウンロードのページからダウンロード
できますので、↑をクリックすれば、当該ページへとびます。

キットについては、気軽に、お問い合わせのフォームから
連絡をいただければ、お返事いたします。

自分用だけでなく、ご実家のご両親用に、そして、
町内会、老人会、高齢者サロンといった地域での取組み
にも、活用していただけると、嬉しいです。(2012年8月5日)

区役所の<まちづくり案内板>に、申し込みました。

まちづくり案内板

ついに、掲載してもらうことができました。

数ヶ月前から申請を出しておいた、
区役所のHPのなかのコーナー、
<まちづくり案内板>のほうに
手作りの救急医療情報キットと、
HPの紹介が掲載されました。

これを見て、HPのほうへ
寄ってくれるひとがぎょうさん
やはりますように!って
願っています。

http://www.city.kyoto.lg.jp/nakagyo/page/0000125828.html

(2012年7月31日)

地域みんなで、手作り救急医療情報キットを作る!

了解をいただいて、キットの最新導入状況のページで紹介
させてもらった、愛知県岡崎市三島学区の取組みを紹介
した地元の新聞記事を掲載させていただきます。

東海愛知新聞

中日新聞西三河版 三島学区の手作りキット

救急医療情報キットを備えた、現場からの声です!!

    おじいちゃん、おばあちゃん      家族          救急車

お年寄りのみなさん
『近所の人でも、薬まではわからないので、これは助かる!』
『通報できても、薬のことまで喋れるかどうかわからないので、これがあれば安心!』

家族のみなさん
『救急車が来た時、ちゃんと伝えられるか心配だったけど、これで安心!』
『同居でも、昼間はおばあちゃんひとりになるので、これがあると安心して働けます!』

救急隊員さん
『連絡先がわからなくて、近所じゅうを走り回った。キットあれば助かります!』
『独り暮らしのひとの場合、診察券やお薬の袋を家じゅう探しまわたこともあるので、これがあれば、すばやく対応ができます!』(2012年5月16日)

お盆の帰省時に、救急医療情報キットを持参!

夏の帰省

あっという間に、8月、お盆の帰省シーズンが
やってきます。

日頃遠くで暮していると、実家の高齢のご両親の
ことが気になりながらも、なかなか身体のこと、
日頃お世話になってる方のこと等、ゆっくり話す
機会がないですよね。

なので、お盆の帰省までに、実家のご両親、また
おじいちゃん、おばあちゃんのために、PCで
救急医療情報キットを作って、帰省に持参しては
いかがでしょう?

からだのこと、飲んでいるお薬のこと、近所で
もしものときに頼みごとができるひとのこと、
話をしながら一緒に、情報シートを書いて、冷蔵庫に
保管、シールを貼るところまで、お手伝いすれば、
ご両親のからだのこと、暮らしのこと、もわかります。

<もしも>のときには、きっと役立ってくれます。
離れて暮していても、できる親孝行があります。

ぜひ、今年は、お盆の帰省までに、HPから
手軽に作れますので、ご両親のことを考えながら
お好きなキットを作ってみてください。
(2012年7月30日)

熱中症に備えて、救急医療情報キットを!

キット

暑い日が続いています。外出時はもとより、自宅に
いても、高齢者の皆さんは、我慢強いので、クーラー
を使わずにいたりして、知らないあいだに、熱中症に
なってしまう危険も大いにあります。

熱中症になると、119番して救急隊員が来てくれても
意識を失っていたり、薄れていたり、またご夫婦で
いても、混乱して持病やお薬のことなどを正確に
伝えられない、なんてこともあります。

こういうときこそ、救急医療情報キットを用意して
もらいたいです。

すでに導入された他府県でも、救急隊員さんから

 『意識のない高齢者を搬送するときに助かった』

との報告があったり、

 『ご主人が倒れて、狼狽していた奥さんにかわって
  キットのなかの情報シートで救急隊員が病歴を
  確認して、一命をとりとめた』

という報告もあります。

これから、暑い日が続きます。ぜひ、冷蔵庫に
自分用の救急医療情報キットを用意しましょう!
お隣近所の高齢者の皆さんのために、手作りの
救急医療情報キットを作って冷蔵庫に用意して
あげましょう!手軽に作れますよ!(2012年7月18日)

150円で作れる、救急医療情報キット完成!

150円キット

新しい救急医療情報キットが、出来ました!!

対象 町内会、老人会、訪問介護事業所さんなど
    で、40名~300名程度の利用者数の場合

費用 1キットあたり、150円程度
 
特長 ◆費用が抑えられる
   ◆要器の表紙を普通紙に印刷してキットの
    中に入れ込むので作成時間が短縮できる。
   ◆シールのデザインを自由に、作れる。
    (『エーワン』の無料の印刷ソフトをHPから
      ダウンロードして、シールをデザインする。)
    
リーズナブルキットの作り方のページに、作り方の
詳細が出ています。これまで、予算や手間など
で、躊躇していた皆さんも、ぜひ、この機会に
手作りの救急医療情報キットを作ってみてください。
いい感じで、オススメです!

キットの写真のページに、詳しい写真があります。
 (2012年7月19日)

さらに、超手間なしの救急医療情報キットも完成!

超手間なしキット

<150円キットも、用紙の表紙作るのめんどうやな~>
そんなときには、150円キットのふた用のシールを
要器に貼って作る、超手間なし救急キットを作って
みました。こんな感じです。

ふたにシールはつきませんが、要器の表紙の準備が
必要ないので、シールを作って貼るだけの手間なし
キットです。

ただ、個人的には、名前や最終記入日が書き込める
ほうが、救急隊員の皆さんも安心ではないかと
思います。

シール1 シール2  シール3

あと、シールのデザインも色々やってみましたので
ご紹介しておきます。いくらでも好みの仕様に作る
ことができるのが、楽しいです!
(2012年7月20日)

京都市の隣組制度を使って救急医療情報キットを!

お薬

全国の自治体で、救急医療情報キットの導入を
躊躇しているところの理由はなにか、というのを
を調べていくと、圧倒的に多いのが、これ、
<正確な情報管理が課題>という声です。

せっかく救急医療情報キットを配布し、高齢者の
皆さんが作ってくださっていても、病状やお薬が
変わっていても、情報が書き換えてなければ、
せっかくのキットを生かすことができません。
そのためには、マメに、

   お薬、変わってはらしませんか?
  ご家族の連絡先、変わってはらしませんか?

と、声をかけてあげることが必要です。

そこで、!と思いついたのが、京都市内であれば
どこにでも必ずある、<隣組>制度です。

隣組、は、町内会のなかを、より細分化した、
おおむね5~6軒単位のグループなのですが、

このなかで、町内会の回覧板を回して、地域の行事
についてお知らせをしたり、隣近所でお葬式があった
ときの連絡を回したり、などが行われます。隣組長
という、そのなかの代表が順番に回ってきて、回覧板
や連絡の世話係を務めます。

京都市内であれば、ほとんど、この隣組制度という
ものがあると思われますので、

町内会単位で、役員さんを中心に救急医療情報キットを
作り、お町内に住んでおられる高齢者宅への配布をこの
隣組長さんに、行ってもらいます。

そして、回覧板などで、救急医療情報キットの内容が
変わったときは、隣組長さんへ連絡してください、と
あらかじめお知らせしておき、隣組長さんのお宅に
余分の救急医療情報シートを保管しておいて、連絡が
あれば、シートを持参して、高齢者宅を訪れ、記入を
場合によっては、お手伝いする、

また、数ヶ月に一度、回覧板で、救急医療情報キット
情報のチェックを促がす、

そういう方法でなら、キットの内容を正確にしておく
ことができますし、救急医療情報キットを介して、
ご近所付き合い、見守り活動も、できると思います。

とはいえ、個人情報なので、ご近所にはあまり。。。
という場合には、地域包括センターや市の職員さん
が、訪問して、手伝ってもらえるような電話番号
を渡しておく、という手も両方あってもいいですね。

町内でキットを用意するとしたら、おそらく多くても
数百キット単位になると思いますので、それならぜひ、
最近完成して、HP上の記事で紹介させてもらっている、
<150円でできる救急医療情報キット>利用して、
町内オリジナルのキットを作ってもらえば、町内会費の
費用負担もぐんと抑えられます。

京都市内の皆さん、ぜひ、隣組制度を使って、
救急医療情報キットの導入を、お町内として、取組んで
みてください。(2012年7月23日)

  町内会

 要援護者名簿とともに、救急医療情報キットも作りましょう!

同意書

6月22日付の京都市のHPのほうに、この7月から始まる、
<地域における見守り活動促進事業>についての記事が掲載
されました。

この事業では、地域包括支援センターの職員さんなどが、高齢者や
障がい者のご自宅を訪問し、民生児童委員さんや社会福祉協議会
などへ、日頃の見守りや、緊急時の支援のための名簿作りに、
ご自分の個人情報を提供してよいかどうか、その旨の同意を確認
するそうです。

緊急時にこういったデータがあれば、支援に大いに役立つと思い
ますが、紹介の最後に、こういった注意事項が付されています。

見守り活動を希望される方自身も,常に自分の身は自分で守る
という意識を持って普段から周囲の方と積極的にコミュニケー
ションをとるよう心がけていただきたいと考えています。

実は、この事業の実施を知って、せっかく、高齢者のご自宅を
戸別訪問するのであれば、この訪問の際に救急医療情報キットを
持参してもらいたい旨の京都市長さん宛ての要望を出してみたの
ですが、残念ながら<今回の訪問にキットは持参しません>
との回答をいただきました。しかし、この注意書きにあるように、

地域の町内会や自治会、在宅介護事業所さん等によって、日々の
<もしも>のときのために、高齢者等を守ってくれる、救急医療
情報キットを作って用意しておくことは、要介護者名簿があったと
しても、きっと、高齢者の役に立つに違いない、と思います。

ご近所さん

というか<日頃の見守り活動>といっても、ただ、用もないのに、
自宅を訪れる、というのには気がひけても、救急医療情報キット
を話のダシ(?)にすることで、
<キットの中身、変わったはりませんか?書き換えましょか?>
と救急医療情報キットを介した見守り活動、声かけ活動なら、
隣近所の皆さんでも、やりやすい、のではないか、とも思います。

すでに先行して導入されている全国都道府県では、キットが
救急現場で効果を発揮した例が沢山報告されています。

京都でも、平素から、救急医療情報キットを用意しておくことで
<もしも>のときに、救急隊員さんに、少しでも迅速に対応して
もらえるよう、協力することができます。

ひとりでも多くの高齢者や健康に不安を抱えておられる皆さんが
<もしも>のときでも、キットがあれば!と安心して毎日の生活
を送っていただけるようになること、を心から願っています。

ちなみに、この新しく始まった制度ですが、

具体的には、市内61箇所の高齢サポート
(地域包括支援センター)の職員である、保健師、社会福祉士、
主任介護施設専門員のいづれか1人を増員し、268名体制で、
対象者7,738人を来年3月末までに訪問するというもの、
だそうで、2012年度の当初予算で、3億3500万円
計上してあるそうです。

この7,738人全員に救急医療情報キットを配布しても、
キットを作る費用は、270万円ほどです。

それに、この同意書には、医療情報の記入欄はないんです。

なんとか、この訪問に救急医療情報キットを結びつけて
もらえると、いいんですけれど、それがない間は、ぜひ、
自分で、救急医療情報キットを用意して、<もしも>の
ときに備えましょう!(2012年7月10日)

救急医療情報シートの附票、作ってみました!

情報シート附票

HPのほうに載せた救急医療情報キット用の情報
シートは緊急連絡先のほか、かかっている医療機関
飲んでいるお薬、など内科的な情報を書きますが、

新たに、このA4縦書きの救急医療情報シートの
附票として、救急隊員に呼びかけてもらうとき、
からだを動かすときに気をつけてほしいこと、
を書くシートを作ってみました。
人体のイラストを描くのが大変でした。(笑)

データのダウンロードのページに、情報シートの
あとに、原本と記入例と、2つのシートをアップして
おきます。

実物大のデータが見たいときは、ここのところの
データのダウンロードの文字をクリックして、
開いたページで、救急医療情報シート(附票)の
ダウンロードボタンをクリック、開くをクリック
すれば、見られます。

救急医療情報情報シートを、両面にして
表面には、緊急連絡先や医療情報を、そして
裏面には、この附票を、1枚の表裏に印刷
してもいいし、各1枚ずつ、2枚をキットに入れてもいいですし、
良かったらご利用ください。パッとひと目で、身体全体のこと
が目に入るのが便利です。

今後、より良い情報シートを作るために、どんどん改良して
いきたいと思っていますので、もっとこういう項目があれば
いい、とか、これはいらないじゃないか、など、ご意見、ご
感想などありましたら、お問い合わせ、からお聞かせいただ
けると嬉しいです。(2012年7月4日)

H24年<地域福祉パイロット事業>で、救急医療情報キット!

受賞

7月10日に京都市のHP上において、平成24年度の<京・地域
福祉パイロット事業>の助成対象事業が決定したとの報告が
あり、そのなかで、救急医療情報キット関連のものが、2件
ありました。

①待鳳社会福祉協議会(安心・安全まちづくり推進委員会)
 
<事業名>
 お一人暮らしの高齢者への救急医療情報キット・災害時
 安否確認のための黄色旗の配付及び防災マップの作成事業
 
<対象学区>
 北区待鳳学区

<事業内容>
 学区内の独居高齢者世帯を学区社会福祉協議会会員や民生
 児童委員、老人福祉員等が訪問して、救急情報キットと
 黄色い旗を渡し、非常時の迅速な対応に結び付けるととも
 に支援の必要度合いに応じて独居高齢者宅を色分けした防災
 マップを作成します。

<助成金額>
 150,000円

②桃薗学区民生児童委員協議会
 
<事業名>
 幸せ安心カード事業
 
<対象学区>
 上京区桃薗学区

<事業内容>
 民生児童委員協議会が中心となって、老人福祉員や地域
 包括センターと協働しつつ、65歳以上の単身高齢者及び
 高齢者世帯を訪問し、持病や緊急連絡先を記載する、
 <幸せ安心カード>を手渡し、保管していただくことに
 より、非常時の迅速な対応に役立てます。 

<助成金額>
 75,000円

毎年、2つほど救急医療情報キット関連の取組みが助成金
の対象になっています。

今年も、応募があった団体は23団体、そのうち14団体
の活動に2分の1を上限に助成金が交付されています。
60%の確率で、交付されていますので、ぜひ、他の
地域の自治会などでも、来年度、この助成金を使って
救急医療情報キットを導入してもらいたい!と思い
ます。(2012年7月11日)

救急要請の際に起った、残念なニュースから学ぶこと

冷蔵庫にキットがあれば

毎日新聞によれば、今日早朝、京都市内で救急要請があり、
出動した消防士長が、窃盗容疑で逮捕されました。

京都市内の自宅で転倒した85歳の男性が、119番通報し、
到着した救急隊員に、男性が常用している薬を記録した手帳を
見せた後、その手帳を救急隊員がポーチにもどそうとした際、
ポーチの中に財布が見えたので、つい手が出て現金3万円を盗んだ
とのことです。

どんな状況であっても窃盗は許されることではありませんし、
これは、大勢の救急救命活動に尽力されている救急隊員の
みなさんのなかのごく一部、一隊員による事件です。

ただ、この話を聞いたときに、救急車を呼んだとき、
<もしも>救急医療情報キットが、男性の自宅の冷蔵庫に
用意してあったなら、薬の情報を伝えるために、財布の入った
ポーチを開けずにすんだのに。。。と、ふと、考えました。

つまり、あらかじめ冷蔵庫に救急医療情報キットがあれば、
情報を求めて、自宅内や持ち物を探す必要は、本人にも、また
救急隊員の方にも、ないわけで、それは双方にとって、またご近所
の皆さんにとっても、<もしも>のときに、とても安心な、大いに
助かること、ではないでしょうか。(2012年6月24日)

災害時、さらに日頃の<もしも>にも役立つキット!

京都市消防局のほうへ、

『救急医療情報キットを自宅に用意した場合に、
 救急隊員が果たして、気づいて利用してもらえるのか、
 ということが市民にとって最も関心のあるところですが、
 どうでしょう?』と

お尋ねしたところ、

***************  

 お問合せの救急医療情報キットについてですが,
 多くの傷病者が発生する大規模災害等の混乱時において、
 救護に当たられる方が容易に情報を入手することができる
 という点で、有効であると考えております
 現在,市内において,この取組が行われていることは,
 救急隊員を含めすでに承知しております。

**************

との回答をいただきました。

大規模災害時に、壊れにくいであろう冷蔵庫にキット
を保管していれば、きっと役に立ちます。それに加えて、
高齢者や健康に日頃から不安を抱えておられる方の場合には

もちろん、使わずにすむのが一番良いことですが、とはいえ
日常、生活していて、突然自宅で体調を崩し、自分では喋れない
状況になる、そういう可能性も、大きいように思います。

そういう場面で、この救急医療情報キットは、ご本人
のためにも、また救急活動に携わっていただく救急隊員のため
にも役立つのではないかと思います。

現実に、すでに導入された他府県において<119番の際に
キットが役立った>という実例が多く挙がってきていますので、

今後京都市内においても、救急医療情報キットが広がって、
<救急現場で、役立った!>という実績が積み重なっていけば、

お年寄り

今よりいっそう、日々の119番の際に、
<この家には、救急医療情報キットはないのか?>と救急隊員に
思っていただけるようになるのだと思いますので、ひとりでも
多くの皆さんに、ぜひ、救急医療情報キットを備えてもらえる
よう、これからもPRしていきたいと思います。
(2012年6月13日)

冷蔵庫のドアにマグネットでつける新キット完成!!

  クリアケース型   お年寄り達

冷蔵庫のドアにマグネットでつけるタイプの、
新しい救急医療情報キットを作成しました。というのは。。

先日、三田市のほうで行われた、救急医療情報キットの
モニター事業のアンケートの集計のなかで、救急医療情報
キットへの高齢者から様々な意見が寄せられていました。
そのなかで、意見の多かったものを挙げると、

アンケート

*******************
★冷蔵庫の中でキットがかさばる、大きすぎる。
★冷蔵庫の中を、ひとに見せたくない。
★容器が丸いので、用紙が丸まって、出しにくい。
★マグネットつきで、冷蔵庫の外につけるほうがよい
★119通報するときのマニュアルが欲しい。
*******************

となります。それで、<新しいタイプの救急医療情報キット>

冷蔵庫のドアに、マグネットでクリアケースをはさむタイプ
救急医療情報キットの姉妹キットを作りました。

本来、キットが冷蔵庫内に保管するように定められているのは、
災害時にも、冷蔵庫が比較的壊れにくいこと、が理由なのですが

アンケートにあったような理由からせっかく配布されても
救急医療情報キットを使わないなら、もったいない、それなら
災害時よりは、平時の緊急時を想定したものを作ってみてはと
思いました。

  <メリット>
  ◆お薬手帳をそのまま、ケースに入れられるので
   お薬の名前を写し間違う心配がない。
  ◆冷蔵庫の外に置くので、冷蔵庫のなかを見られず、湿気も関係ない
  ◆冷蔵庫のドアについているので、冷蔵庫内を探す時間が省ける
  ◆台所で目につくので、新しい情報に変えるのに気づきやすい

詳しい材料やラベルシールの使い方などは、

  クリアケースタイプの救急医療情報キット

のページで紹介していますので、↑をクリックしてもらえれば
見られます。

<クリアケース型救急医療情報キット>の作り方の説明文書や
<救急電話マニュアル>もデータのダウンロードのページから
ダウンロードできますのでご利用ください。(2012年6月1日)

さらに、マグネットカードケースで、冷蔵庫にピタッ!!

新マグネット 老人会

マグネットカードケース

クリアーケース型がさらに進化!

100円ショップの商品で、
<マグネットカードケース>
を、見つけました。(右写真)

これを冷蔵庫のドアにペタッと
貼り付けて、なかに、情報シートや
保険証、診察券のコピーをはさめば
それで、救急医療情報キットが完成!

ただし、”A4用紙は、4つ折り”に
して、入れます。また、
お薬手帳そのままを入れると
やや重くなり、落ちやすいので、
コピーした紙、数枚ならOKです。

カードケースのようにジッパーは、ありませんが、
これひとつで、マグネットと、カードケースの<ひとり二役>
こなしてくれますので、冷蔵庫のドアにマグネットをつけるのは
邪魔だな~って感じる皆さんは、こちらはいかがでしょうか。
(2012年6月7日)

<救急医療情報キット>のふた用シール付きラベルが完成!

ふた用シール

久々に、新しいラベルを作りました! 先日、

  キットのふたに貼るシールはないのですか?

お問い合わせいただいたことが、きっかけです。

これまで、私の頭の中では、キットは冷蔵庫に縦にして
保管するもの、という固定観念があったのですが、

冷蔵庫の仕様によっては<縦に置く>のが難しいことも、
ありますよね! そういうときでも、

ふたのシールが目に入れば、ここに救急医療情報キット
がある!とひと目でわかるようなシールがあれば、と思い、

新しい黄色い帯のラベルシールの救急カードをなくして
そのスペースで、ふたに貼るシールを2パターン作りました。

市販のものは〇型がほとんどですが、ハサミで切り取りやすい
ように、□型にしました。どちらか好みのほうを使ってもらっても
いいし、キットのふたと底と、両方に貼ってもいいですね!

こんな感じのシールです。

ふた用シール1 ふた用シール2  ふたのシール貼った画像

救急カードの代わりには、情報シートのコピーしたものを
いつも持ち歩くカバンやポーチにいれておけば、大丈夫です。

ぜひ、ふた用シールのついた、新容器ラベル、使ってください。

データのダウンロードのページのダウンロードボタンをクリック
して、開くをクリックしてもらえれば、実物大で見られます。
従来のものより若干、冷蔵庫用と玄関用シールが大きいです。
(2012年5月7日)

最もリーズナブルな救急医療情報キットが完成!

zentai futa sheet

救急医療情報キットで、一番問題になるのが費用のこと、
ということで、できる限り、リーズナブルに手作りできる
キットを考えてみました。このキットの特徴は、

  ◆表紙の紙は、普通紙に印刷して、容器の中に入れ込む。
  ◆蓋のイラスト、玄関内側に貼るイラスト、冷蔵庫のドアに
   貼るイラスト、もラベルシールを使わず、普通紙に印刷して、単純にテープ等で貼りつける。

この作り方だと、100円均一で買うのは、容器のみで、
あとは、印刷する紙をカラーにしたり、冷蔵庫のドア用のイラストは
両面テープで貼ったり、あるいは、マグネットカードケースに差込ん
だり、玄関用のイラストも、両面テープ等で貼るetc.色々と、工夫
次第で、オリジナルなキットが創れます。

普通紙に印刷する用のラベルシールは、データのダウンロード
のページから、すでにダウンロードできるようになっています。
厚めの普通紙に印刷したほうが、冷蔵庫のドアや玄関のドアの
内側に貼るときに、しっかりすると思います。

ダウンロードボタンをクリックして、<開く>をクリック
してもらうと、ラベルが見られます。良かったら、ダウンロード
して、作ってみてください。

ケース小

あと、これも100円均一で買える材料なのですが、
冷蔵庫にピッタリ貼りつく<マグネットカードケース>の小さい
サイズに、救急医療情報キットの存在を知らせるイラストの紙を
差し込んで、冷蔵庫のドアにペタッとつけることもできます。

シールでないと。。マグネットでないと。。と
考えているとなかなか費用を節約することは難しいので、
思いきって普通紙に印刷する、そのなかでできる途
考えてみました。

カードケース小

タイトルの普通紙の紙を容器の中に入れ込んでも、十分に外から
読めますし、ラベルを容器の外側に貼ったときの湿気や汚れなど
が気になるひとにも、これだと安心です。

作りたいけれど、予算がなぁ~ってみなさんは、
シールでなくてもいいんじゃない?って、ことで普通紙で
一度作ってみてください。(2012年6月12日)

カラーキットや和紙のキットetc…

他にも、キットのバリエーションを考えてみました。

光沢用紙  青いキット  桜色の和紙

 ①光沢ラベルシールを選んで、容器の外に貼り付ける場合
 ②青い用紙に、印刷した場合
 ③桃色の和紙に、印刷した場合

などです。キット容器のなかに、用紙を入れ込むスタイルに
しても、かなりはっきり外から見えますし、時間が経った後の
シールの傷みや用紙の汚れなどが気になる場合には、容器のなかに
タイトル用紙を入れ込むスタイルだと、大丈夫です。
(2012年6月12日)

町内会、老人会用等に変更して使えるデータを送りますよ!

       老人会

     (例)  ◆紫式部町 町内会◆ 
         ◆吉田兼好学区老人会◆ 
        ◆笑顔訪問介護ステーション◆
 
このHPのデータのダウンロードのページのものは、すべてPDFファイルに
変換してあるので、たとえば、<京都救急医療情報キットを作る会>の
ロゴやHPアドレスに替えて、町内会、老人会、介護事業所さんの名前を
入れたいな~と思っても、作業は難しいと思います。

そんなときには、、HPのお問い合わせから連絡をいただければ、もとの
ExcelやWordで作った原本のファイルを、メールに添付してで送らせて
もらいますので、↑上のように、ご自由に、町内会や老人会のお名前等を
入れてオリジナルなものを作って、使ってもらうことができます。

そんなに多くの数が必要ではないから、地域や学区の高齢者の分を
手作りの救急医療情報キットで作ってみようかな~と思っておられる
皆さんは、気軽にお申出下さい。(2012年5月12日)

2012年度中に京都市内に110の高齢者サロンが出来る!

高齢者サロン

今日の京都新聞の市民版の記事によれば、京都市内に、独り暮らし等
の高齢者のみなさんが、集える場所を空き店舗や町家を利用して、
2012年度中に110軒、設けることが、決定したそうです。

高齢者サロンの運営を申し出た場合には、2週間に1度以上、サロンを
開くことを条件に、最高額20万円まで、家屋の改修費用が京都市から
支給されるそうです。

この高齢者サロンが出来れば、そこに、救急医療情報キットの見本を
置いてもらって、希望者があれば、サロンにうかがって、キットを
作る支援をしたりといった活動が可能ではないかと考えています。

これなら地域的にもまとまって救急医療情報キットが常備されるわけ
なので、地元の自主防災会や消防署にもその旨を連絡し、また定期
的にうかがって、キットの内容に変わりがあれば、作りなおしをお手
伝いしつつ、高齢者の見守り活動にもなると思うので、この高齢者
サロンのスタートを、とても、楽しみにしています。
(2012年5月14日)

キットと一緒に、<頑張りすぎないで!>メッセージを!

頑張りすぎないメッセージ

キットを渡すときに、一緒に渡す

 医療情報や連絡先に変更があれば、
 すぐに書き換えてくださいね!

という<注意書き>の文書を新しく
作りました。

その文書に、

 体調が悪いとき、困ったときは、
 遠慮しないで、家族に伝えて、
 相談してほしい。

 そして、隣近所のひとにお世話に
 なってる話も伝えてほしい。

 離れていても、家族のことを、
 気にかけていますから、どうか
 頑張りすぎないで!

というメッセージを入れました。

いそがしくしていても、子供たちは両親や祖父母のことは、ちゃんと
心のなかでは、気にかけてはいるものの、家族ゆえに、なかなかその
気持ちを伝えられずにいる、ということもあると思います。

救急医療情報キットと一緒に、この紙を渡すことで、少しでも、
頑張りすぎないで!相談してね!という気持ちが伝わることを、
願って、作りました。データのダウンロードのページからダウン
ロードして、使ってください。(2012年4月22日)

<頑張りすぎないで!>メッセージのご近所・お仲間編!

ご近所への文書

さきほど、遠くで暮している家族から、
ご両親やおじいちゃんおばあちゃんに
手渡す<頑張りすぎないで!>っていう
メッセージをアップしたのですが、

このメッセージの、ご近所や仲のいい
お知り合い編、を作ってみました。

キット容器を作って、一緒に情報シートの
記入などをお手伝いして、最後にこの文書を
手渡してあげて、気軽に声かけてくださいね!

そういってあげることで、ひとつ立派な
見守り活動ができる、って思います。

こちらも、データのダウンロードのページ
からダウンロードして、使ってください。
(2012年4月23日)




西京区以外、京都市で本年度救急医療情報キット導入なし!

キット

救急医療情報キット導入の要望を以前、京都市に提出した
ことがあったのですが、先日、平成24年度、京都市内の
地域包括支援センターの保健師さんが、1年がかりで高齢者
の自宅を訪問し、健康や生活に関するアンケート調査をする
事業を実施することを聞いて、2度目の要望書を出しました。

内容は、保健師さんが高齢者の全自宅を訪問される機会が
あるのなら、その際に救急医療情報キットを持参し、説明
してもらい、あとの保管までの支援を地域の民生委員さんや
ケアマネさんが行うことで、全市的に救急医療情報キット
の導入に取組める良い機会なのではないか、ということです。

これなら、民生委員さんの配布や説明の負担も軽減できますし、
保健師さんから健康や生活に関するアンケート調査の際に手渡し
されるということで、個人情報に関する心配も必要なくなります。

京都市の予算としても、キット本体にかかる容器代、シール代、
程度で、配布のための人件費等も節約できるのではないか、と
思っての要望提出でした。

それに対しての市長からの回答が本日、届きました。
以下、全文です。

*************

救急医療情報キットにつきましては,現在,地域団体の皆様の
ご尽力により,各地域において自主的な導入が行われておりますが、
本市では,西京区役所において,平成24年度に,民生児童委員と
協働して,高齢者世帯や障害者世帯へ救急医療情報キットを配布する
事業を実施する予定でございます。

この事業は,住民によるまちづくりや地域課題の解決を,区役所が
柔軟かつスピーディにしっかりと支えていく協働の仕組みとして,
新たな予算システムを創設した中で,区民の皆様との共汗型事業と
して実施するものです。

この度ご提案いただきました保健師の戸別訪問事業において配布する
ことはいたしませんが,区民の皆様との協働により地域の課題を解決
するといったかたちで,西京区において実施いたします。
 
また,救急医療情報キットの保管方法は,学識者によると,大地震に
よる家屋倒壊でも破損しにくい冷蔵庫が適当であるとされておりますが
利用者によって異なる場所に保管されることになれば,救護に当たられ
る方が容易に発見できず,その効果を十分に生かすことができないとい
うこととなります。本市としましては,地域の皆様等でキットを導入さ
れる場合は,保管場所を統一するなど,一定のルールのもとで,取組が
進められるよう助言に努めてまいります。
 
以上のことにつきまして,何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

*************

良かった点

西京区で、本年度、救急医療情報キットが導入されること。

残念な点は、

西京区以外での行政区では、京都市内では、本年度も、救急医療
 情報キットが自治体としては配布されないこと。
 
・新たな予算システム(?)なるものが創設されなければ、救急医療
 情報キットの導入がなされないこと。

・本年度に実施される、保健師さんによる高齢者の自宅訪問調査の際
 救急医療情報キットを持参しては、もらえないこと。

・最後の段落を読んで、これを書いたひとが、救急医療情報キットの
 システムを把握していないらしいと思われること。

消防局からの見解がなかったこと      です。

京都市には、各地域に民生委員さんもおられますし、また1万人を
超える数の、登録された<お年寄りの見守りサポーター>なるボラン
ティアさんもおられます。

そして、今回さらに、保健師さんが、救急医療情報キットのまさに
配布対象となる、高齢者全世帯を戸別訪問して、健康や生活の調査を
されます。

この戸別訪問事業と高齢者を見守る地域のみなさんの支援とを上手く
組み合わせれば、本年度中に京都市内全域で救急医療情報キットの配布
事業が実施できるのに、と思うと、せっかくの機会やのに、もったい
ないな~という気に正直言うとなりますが、

しかし、一方で、明るい材料もあります。

西京区というのは、ここ数年、地域の自治会で、京都市の地域福祉
パイロット事業の助成金を使いながら救急医療情報キットの導入に
自主的に取組んでこられた地域です。

今回の西京区全体での、救急医療情報キットの導入は、おそらく、
これまでの地域の取組みでの評判や役立った実例を受けての決定だと
思われます。

ということは、今後他の行政区においても、地域単位で救急医療情報
キットを自主的に導入することで、やがてはそれが、行政区全体、
そして、京都市全体での導入につながっていく可能性は大きい、という
ことです。

なので、これからも、学区ごとに、町内会で、老人会で、訪問介護
事業所さんで、など地域ごとに、自主的に救急医療情報キットを導入
し、高齢者のみなさんに安心感を与えてもらったらとええなぁ~と
思います。

京都市とほぼ、同じ人口である福岡市が今年度全市に、救急医療
情報キット導入を決めました。京都市でも、きっとできると思います。

そして、予算システムが創設されない、地域と連携が完全にとれない
そう、言っている間にも、毎日、70人を超える数の高齢者が、救急
搬送されています。それを考えると、京都市内の高齢者のご自宅すべてに
救急医療情報キットが備わる日が、早く来てほしいなぁと思います。

まぁ、たとえ歩みはぼちぼちであっても、
それまでは、西京区以外で、地域の取組みがないみなさん
そして、高齢者以外のみなさんも、このHPを利用しながら、
<手作りの救急医療情報キット>を作って、<もしものとき>に
自分たちで、備えていきましょう!(*^-^*)(2012年4月12日)

hot potに、救急医療情報キットを取り上げてもらいました。

キットの記事2
キットの記事1

京都市市民活動総合センター発行の季刊誌である
hot pot No.50 2012年春号のなかで、
京都救急医療情報キットを作る会について
取り上げていただきました。

京都市内の喫茶店や書店、美容室など有志の
お店においていただいているそうで、嬉しい
です。

街で、このhot potを手にされたときには、救急医療情報キット
について、身近な方と話題にしていただければ嬉しく思います。

ひとりでも多くの京都市民のみなさんの自宅の冷蔵庫の中に
救急医療情報キットが常備されるようになることを、願って
います。(2012年3月28日)

★お近くのお店で<hot pot>をご覧ください。
京都で<hot pot>を入手できるお店 http://hotpot.mond.jp/distribution

京都医療福祉ラジオ放送で、キットの紹介をしました。

春

  <救急医療情報キット>は、どんなもの?
  <救急医療情報キット>があれば、どんなふうに助かるの?

と、いうみなさんには、このラジオ番組のなかで、キットについて
詳細に説明していますので、これを聴いていただけると、キットの
ことがわかりやすいと思います。
 
京都医療福祉ラジオ 出演の音声は、このページの一番下のポッドキャストから、聴いてもらえます⇒

からだのイラスト入りの新情報シート(3)を作成!

◆病気のほかに、からだで注意してほしいところ

イラスト入情報シート

高齢者にも書きやすい、大きな字で書ける情報シートを
先日、追加しましたが、さらに、からだのイラスト入りの
<病気のほかに、からだで注意してほしいところ>を記入する
情報シート(3)を作りました。
データのダウンロードのページから、ダウンロードができます。

見本の写真のように、救急隊員のひとに、現場で処置をしたり
搬送したりするときに、注意してもらいたいからだの部分
ひと目でわかるように、イラストに書き込んでおけば、役立つ
と思いますので、

大きな字で書ける情報シートと、あわせて、使ってもらえると
嬉しいです。絵がヘタなもんで、からだのイラストが不細工
ですが、精一杯練習して書きましたので、ご容赦ください。(*^-^*)

(注)ダウンロードボタンを押して出てくる画面は、縦向きに回転していますが、印刷すれば、普通にA4横版で出てきます。

(2012年3月19日)

高齢者やのうても、119番せんでも、キットが役立つ!!

まさかのときに

<まさか>のときは、誰にでも、やってきます。

一昨日のこと、ウン十年ぶりに、深夜に体調が悪くなり
救急外来を訪れました。

うちは母をひとりに出来ないことから、どんなにシンドいときも、
家族はひとりで病院へ行くのが恒例になっており、うちを出る時に
救急医療情報キットの中から、記入済みの情報シートを出して、
カバンに入れて病院へ。

待ち時間に、うちは近く?これまでした手術は?飲んでる薬は?
と看護婦さんに矢継ぎ早に質問されるものの、とにかく気分が悪くて
アンケート用紙に書くのも、いえいえ質問に答えるのさえツライ。。

っと、思い出して、カバンの中から情報シートを取り出して、
<こ、これ、ここに全部書いてあるので。。>と言って手渡すと、
シートを見ながら、猛スピードでPCへ打ち込みを始める音がして
以後、質問はなし。。で、とっても助かりました。

おかげさまで大事にはいたらなかったのですが、点滴を終えて
帰宅する際に、

 <はい、この大事な紙、カバンにもどしておきますよ!>

と言って、情報シートを返してもらいました。
まさにシンドうて、しゃべれへんときは、この情報シートは大助かり!

119番通報するときだけやのうて、こういうときにも、救急医療情報
キットを作っておけば、情報シートだけ持って行けば、活躍します。

なので高齢者のひとだけやのうて、若いひともぜひ、ひとつ自分の、
手作り救急医療情報キットをこのHPから作ってもらえるとええなぁと
思います。というか自分の分と、実家のご両親の分を用意して、一緒に
作ってあげてくださいまし。(*^-^*)(2012年3月16日)

京都市が独居高齢者全戸訪問事業をするって?!

キット持ってって~!

そんなら救急医療情報キット、持ってって~!
と、朝刊を見るなり、思わず絶叫しそうに!(笑)

なんでも新年度1年間に、地域包括支援センターの福祉専門職員さんを
1~2名増員して、保健師さんが、独り暮らしの高齢者の自宅を一軒ずつ訪問して、生活状況、運動能力の低下がないか、認知症が進んでないかを面談調査して、民生委員さんと連携して見守りを進める、ことになったそうです。

約7万世帯もある独居高齢者宅を回れはるんやろか。。。。

というか、どうせ訪問してアンケートとる、いうんやったら、この、
救急医療情報キットを持っていって、ついでに、面談しながら一緒に
キットを作ってあげたら、一石二鳥やないですか~。

新事業の予算のなかに、キット代を加算すれば、配布のための人件費を
あらためて組まんでもええ、せっかくの機会やというのに。
う~~ん。。あ~~どう考えても、もったいないなぁ~~、残念無念!

そうか、地域包括センター独自で、キット抱えて訪問!ってことに、
どっかしてくれはるとええんですけど。。。
先月、地域包括センターのほうにも、キットの見本一式を持っていって
説明させてもろたんやけど、思い出してくれはらへんやろか。。

同じく今日の朝刊に、高齢者の救急要請が過去最悪!とのニュースも
ありました。京都市関連の詳細は、このページの下のほうにデータを
載せていますが、これを見ても、救急医療情報キットを常備するって
ことは、高齢者のいのちを守るのに、大事やと思うんですけれど

あ~、ほんまに救急医療情報キット、持ってって!!!
ってお願いしたくて、市長さんへのメールで、その旨、要望もして
みたのですが、5月になってもどってきた回答には、

 高齢者の訪問事業に、救急医療情報キットは持参しません!

とのこと。なんでかなぁ~? せっかく京都市内の全高齢者に
救急医療情報キットが配布できる良い機会なのに。。どうして
京都市内では、救急医療情報キット、配ってもらえへんの
やろうか。。自治体のひとのお考えは、ようわかりませんけど
要は、<もしも>のときに、高齢者の皆さんの役に立つこと、
日頃、これがあるから、と安心してもらうことが大切なので
この、手作りの救急医療情報キットでも、それは変わりません。
ぜひひとつ、お試しに作ってみてください。(6月10日)

京都市と同規模の福岡市でも、全市でキット配布を決定!

福岡市

2月29日付の西日本新聞によれば、福岡市も新年度から、全市で
救急医療情報キットの配布が実施されることになりました。

福岡市でも一部、城南区などでは民生委員さんの提案で、2009年
頃から配布されていたようですが、(写真のキットは当時のもの)
住民の評判も良いことから、市全域に拡大することが決まった
そうです。

市内には65歳以上の単身者が約6万人おり、そのうち配布の対象
になるのは、介護が必要な高齢者に障害者を加えた、約3万人との
こと。

キットの配布については、校区社会福祉協議会や自治協議会、
民生委員さんに委託する予定で、キットの配布を通して、住民が
高齢者に声を掛けるきっかけができ、地域の見守り活動を強化する
効果も期待されています。

すでに地域の全世帯に配布している堤地区では、
「子どもと離れて暮らしている高齢者から『キットがあれば安心』と、
喜んでもらっているそうです。

京都市の人口は、福岡市とほぼ同じで、
65歳以上の単身者は、福岡市よりも1万人も多くおられます。
京都市においても、ぜひ京都市全域での救急医療情報キットの導入
に踏み切ってもらいたいと願います。
(福岡市の人口は、現在、1,483,322人です。3月14日)

大阪府八尾市へ大阪ガスから救急医療情報キット寄付!

八尾市

本日付の大阪府八尾市の公式HPによれば、大阪ガス株式会社から
八尾市の地域福祉推進のためとして、救急医療情報キット1,050
セットの寄附があり、民生委員さんなどを通して、独り暮らしの
高齢者などへ配布されるそうです。

このように企業から救急医療情報キットが自治体に寄付される
という記事は初めてみました。

1000セットであれば、費用としては50万円前後なので、大企業
であれば可能な額だと思います。京都にも医療用品などを扱う
企業なども多くありますので、こういう救急医療情報キット
の寄付、あるといいなぁと思います。
(八尾市の人口は、現在、271,204人です。2012年3月30日)

停電になったら、データは? お薬が変わったら?

?

東海地方の、とある町議会で、救急医療情報キットの導入を提案
した議員さんの意見が、残念なことに却下となり、その理由が

 個人情報は、消防でコンピューター管理されているから

だったと、うかがいました。

さらに、東日本大震災の後、自治体の災害対策の取組みの1つとして、
<高齢者や要援護者の情報を載せた名簿のデータ化>をよく耳にする
ようにもなりました。

データ化して一括管理しておけば、統計上なども、たしかに便利。
だけど。。。

 ◆災害時に、停電になったら、データは利用できるのでしょうか?
 ◆お薬が変わったら、データの変更は本人以外でもできますか?個人情報保護法は?
 ◆救急時の緊急連絡先を変えたいと思ったら、手続きは簡単?
 ◆自分が搬送された後、頼みたい家族のことがあったら?

<自宅で倒れて、言葉が喋れない>あるいは、
<心配な家族をひとり残して、自分が搬送されるとき>

救急隊員に、もしくは、ご近所の親しいひとに、家族に、
情報や伝言を伝える手段は、<アナログ>なものでも
いいのでは。。いえ、アナログのほうがかえって良いことも、
あるって思いますよ。たとえば。。。

 ◆災害時でも、冷蔵庫の中なら、キットも壊れにくく利用可。
 ◆お薬や、病状が変わったら、自分でも、またお世話になっている
  医療スタッフさんに頼んでも、すぐに情報を書き直せます。
 ◆家族との関係が変わっても、緊急連絡先も、随時変更ができます。
 ◆自宅で家族を看ていたら、さしあたり要介護者に必要なお世話等を
  書いて、キット容器に一緒に残すことができます。

それに、普段、何もないときでも、定期的に自宅を訪れて、

  お薬、変わってはらしまへんか?
  キットに書いてあること、変わりありまへんか?

と、キットを介して、高齢者の方と<顔を見て話す機会を作る>
ことも、できます。その折に、高齢者のからだや気持ちの変化にも
いち早く気づいてあげられるかもしれません。

そして、なによりも<うちの冷蔵庫のなかにキットがある>という
こと、手にとれるところにあることが、高齢者のみなさんにとっては、
これがあれば、と安心できることになるのではないかと思います。

便利であること、が必ずしも、最良の手段とは限りません。
情報をデータ化しながらも、その一方で、高齢者もなじめるシステムに
あえて、アナログにしておくこと、によって、<救急医療情報キットを介した、
新しい見守りのかたち>を、生み出せるのではないかと、思います。(2012年2月22日)

キットに使われるシールに関連して(横浜市)

3月1日に横浜市民から、消防局への要望として、救急医療情報キット
に使われているシールが、各地域でバラバラです。冷蔵庫の扉に貼る
シールのデザインばまちまちでは、いざ倒れたときに気づいてもらえ
るかどうかが不安なので、横浜市として共通のデザインのシールを
作ってもらいたい!という声があがったのに対して、

消防局から回答が寄せられていたのを読みました。
一部引用させていただくと、以下の通りです。

<回答>

救急医療情報キットは、地域老人会、区役所などで、地域ニーズを
踏まえ、色々な工夫をしながら、様々な形で活用されています。

当局では「救急あんしんカード」をホームページ上に掲載していま
す。これは、氏名や生年月日、血液型、かかりつけの病院などを記載
しておくもので、A4サイズとカードサイズがあり、

A4サイズの方は、ご自宅での緊急事態の際、駆けつけた救急隊などの
目にとまりやすいよう室内の見えやすいところに置いたり、119番通報
の際、落ち着いて通報できるよう電話の前に置くなどして活用してくだ
さい。また、カードサイズの方は、外出時の緊急事態の備えとして、
財布などに入れて普段から携帯していただければと思います。以上

このサイトでもいくつか写真付でキットを紹介させてもらってますが
市販のキットのシールは、だいたいが同じようなもので自治体名が、
入った地味なものが多いです。

それに、救急あんしんカードはどちらも見てみたのですが、名前に
どちらも<ふりがな>を書く欄がありません。呼びかける際には、
読み方はとても大切なことに思います。

また1分1秒を争う、救急現場での処置や搬送の際に、重要な役割を
果たす情報が記載されたカードを<どこか目立つところ>だと、
本人が思って貼っておいても、必ず、すぐに救急隊員の目にも止まる
とは、限りません。

それよりも、冷蔵庫を開ければ、必ずそこにキットが在る、という
共通認識があることが、救急医療情報キットの大きな利点だと思います。
(3月5日)

PCから作れない、けど、キット用意したい!みなさんへ

お届けキット

 自分用に、親御さん用に、もしくは、隣近所やお知り合いの
 高齢者の方のために、作ってあげたいけれど、PCでは難しい。。

とお思いのみなさん、お近くであれば、材料の実費だけ頂戴する
かたちで、キット1つからお渡ししますので、お問い合わせから
メールをいただければ、お返事致します。

平成23年度 京都市救急事故発生状況(H24.1.4)

119

今年のお正月明けに、京都消防局のほうから
平成23年度の<救急事故発生状況>が発表になりました。

平成23年度の資料

資料によると、

  ★救急全体の出動件数  77,137件(過去最大)

  ”★1日平均の出動件数  211件
   (約6分49秒に1回出動したことになる)

  ”★急病による出動件数  49,250件
   
   平成22年度は、47,054件だったので、
   昨年は、2,196件増加したことになります。

 平成22年度の資料によれば、
 1年間に、急病で119番通報された方のうち、 
 65歳以上の高齢者の占める割合は、55・39%なので、

それからいくと、

 平成22年度に119番通報のあったうちの
 65歳以上の高齢者の数は、260,63人 ということになります。
 1日平均 71人です。
 23年度は、この数をおそらく超えます。

 これだけの高齢者が、毎日、救急隊員のお世話になるとすれば、
 あらかじめ、各自が、自分の医療情報を救急医療情報キットに
 準備して、すぐに手渡せる状態にすることで、

 現場での、迅速な対応や必要な処置、そして、
 受け入れ先病院への搬送時間の短縮にも、つながり
 市民にも、また救急隊にとっても、ともに
 大きなメリットが、あるのではないかと思います。    

平成22年度 国勢調査にみる京都市の高齢者情報

  ***********************

 ★65才以上の独り暮らしの高齢者 7万738人
  (これは、65才以上の高齢者の5人にひとり、です。)

 ★夫65才以上、妻60才以上の高齢者夫婦世帯は、
   6万1584世帯 12万3168人

 ***********************

 ★65才以上の独り暮らしの高齢者 7万738人
  (これは、65才以上の高齢者の5人にひとり、です。)

 ★夫65才以上、妻60才以上の高齢者夫婦世帯は、
   6万1584世帯 12万3168人

 ★独り暮らしか、高齢夫婦のみで暮している高齢者は、
   19万3906人

 ★65才以上の高齢者のいる世帯は、京都市全域の33.0%

 ************************

一般に、救急医療情報キットの配布対象として考えられているのは、
独居の高齢者、というのが多いのですが、家族と同居している場合で
あっても、昼間の時間帯は、高齢者が自宅でひとりで過ごしている、
というケースは少なくありません。また、急に具合が悪くなるのも
高齢者に限定したことではありません。

なので、どのご家庭の冷蔵庫にも家族の分だけ救急医療情報キット
が常備してある、というのが、本当は理想的だと、思います。

<飲んだはるお薬、変わってしまへんか?>という見守り活動!

こうして、キットの取組みについて考えるにつれて
しだいに強う感じるようになったことがあります。それは、

<救急医療情報キット>の取組みで、最も肝要なところ、
いざという時に、キットを最大限に役立てるのに、一番大事な事は、

   つねにキットのなかに、最新の情報がある

と、いうことです。

いったん配布すれば、取り組みが終了!、ではのうて、

   キットの中身に、お変わりありませんか?
   お薬、変わってはりませんか?

と、声をかけてあげることで、どの高齢者のお宅にも、いつも
最新の中身のキットがあるように、そして、お薬が変わったり、
病気になったりしたら、キットの中身も変えとかんとあかん!

と思てもらえるように、高齢者の支援をすることができます。

あらたに、情報シートを一緒に作りなおしながら、
キットを囲んで話をすることによって、

高齢者の見守りの役目を果たすこともできますし、
高齢者のちょとした気持ちや身体の変化にも、
気づいてあげることができます。お話相手になってあげることも。

例えば、こういうシステムは、どうでしょう?

民生委員さんや、老人福祉員さん、お町内の役員さん、お町内の
組長さん、また、隣近所のみなさん、交番のお巡りさん、また
お年寄りの見守りサポーターのみなさんたちが、

年に何度か、

   救急医療情報キットのチェック週間 

を設けて、ご自宅を訪問する、という期間を設けるのです。

救急医療情報キットを介した新たな見守り活動

を実施することで、

   お年寄りとの顔の見える関係も生まれ

救急医療情報キットの中身も最新のものにできる

なら、まさに、一石二鳥!!の効果を生む取組みに、発展させる
こともできると、思います。(2012月2月14日)

消防職員のみなさんも認める、救急医療情報キットの必要性!

昨年末に秋田県で実施された、消防職員による、
<消防業務における課題>の意見発表会でも、

  高齢者ひとり暮らし世帯が増加し、救急の際に持病や
  アレルギーなどの情報が収集できず、搬送遅延や処置
  の遅延へと繋がる。救急医療情報キットの普及や、
  常に携帯するカード及び携帯電話に医療情報の登録などをして、
  救急時にはすぐに患者の情報が分かるような環境づくりが必要!

と訴えた職員さんが最優秀賞を受賞されたと報告がありました。

実際に、救急現場で救命活動に携わる救急隊員のみなさんからも
<救急医療情報キット>によって本人情報があれば、いち早い
処置や搬送が可能にできる、という声が挙がっているなら、

<救急医療情報キット>作ることの意味は大きい!ですね。

<プレホスピタル・ケア>でもキットの記事が連載に!

雑誌1

今日、気がついたのですが、2010年の頃から、
救命救急士さんや救急隊員に向けての実務雑誌である
<プレホスピタル・ケア>という本のなかで、

全国で導入された、特色ある救急医療情報キットが、
北は北海道から、地域ごとに、東北編、関東編
という具合に、順次紹介されていたということです。

雑誌2

この手作り救急医療情報キットを普及させようと
活動を始めて以来、よく言われたのが、

<もし、作って用意してても、救急隊のひとが
 気がつかはらへんかったら、何にもならへん!!>

ってことだったのですが、こうやって専門誌に、
病院前救急体制のひとつとして連載で特集されているなら、
シールみて、なんのことだか気がつかない、
って心配は、ない!!と安心しました。(2012年1月19日)

冷蔵庫に<救急医療情報キット>を保管しましょう!

◆標準の<情報シート>を使ったキットです
標準のバージョンのキット
◆大きい字で書ける<情報シート>のキットも作りました
大きい字の情報シートのキット

 救急医療情報キットとは、自宅で体調を崩して119番した際に、
 あらかじめ冷蔵庫のなかに、自分の医療情報や緊急連絡先などを
 書いたものをキット(容器)に入れて保管しておくことで、

 もしも意識がなかったり、しゃべれない状態になっていても
 救急隊員に正確な情報を伝えることができるためのもの、です。

 今、全国では高齢者向けに<救急医療情報キット>の普及が着実に
 進んでいるのですが、京都市内では、一部の地域的な取り組みを除いて
 キットの配布は行われていません。

 それで、個人でも手軽に、安い費用で、<救急医療情報キット>を
 作るための、ホームページを作りました。
 
 個人で購入すれば、単価が1000円を超えることもあると聞きましたが、
 このホームページで必要な書式をダウンロードして、あとは100円均一
 の商品を利用すれば、全部で300円程度で、<救急医療情報キット>
 が作れます。

 お知り合いのおひとり暮らしの高齢者の皆さんのために、作って
 届けてあげてもよし、また、年齢にかかわらず、ひとつ自分用に
 用意しておくのもよし、ぜひ、手作りの救急医療情報キットを
 作ってみてください。携帯用<救急カード>も一緒に作れます。

 そして、
 <データのダウンロード>のページを見てもらうとわかりますが、
 基本のキットのほかに、

   ★ひとりで自宅でご家族を介護されてる方のキットに
     お世話の必要なご家族のことを救急隊員へ頼める文書

   ★キットを保管したあと、自宅を訪問されるヘルパーさんや
     訪問介護スタッフさん、お隣近所のみなさんに、救急医療情報
     キットを冷蔵庫に入れてますからね!とPRし、変更がないか
     気をつけてもらうためのお知らせ文書

   ★いざというときに、あわてずに119番通報できるように、
     固定電話のそばに貼っておく、救急電話マニュアル

   ★お町内や地域単位で作成、配布された時、地元の消防署に
     救急医療情報キットを配布したことを連絡するための文書

 なども、ここからダウンロードして、プリントして使ってもらえる
 ようにしましたので、ぜひ、ご活用ください。

 救急医療情報キットは、自分や大切なひとのいのちを守るために
 自分ができること、準備しておけることの、ひとつだと思います。

介護者の支援にもなる<救急医療情報キット>

キットを2つ

自宅で寝たきりの母の介護を始めた頃、
きっといちばん大変だろうなぁ~と想像していたのは、

例えば、お下の世話だったり、清拭だったり、
また入浴介助だったり、夜中に起きることだったり、という、
いわば、<身体介護に関すること>でした。

が、実際に始めてみて何年も経つと、実は、
介護者にとっていちばんキツいこととは、
身体介護ではなくて、むしろ、<介護者自身のメンタルケア>
ではないかと、思い始めました。
 
 最近文庫本になった、宮部みゆきさんの小説<名もなき毒>
のなかに、登場人物のひとり、自宅で祖母を介護している青年がいて
その心情に、主人公が思いをはせるところがあります。

*******************

 なんで、ボクだって、少しは楽をしたい、
と願わなくちゃならないんだろう。

少しどころか、山ほどの楽をしている若者が、
この世のなかには掃いて捨てるほどいるのに。

何も願わなくても、すべてかなっている人たちが大勢いるのに。

どうしてボクひとりだけ、そこから省かれているんだろう。
悪いことをしたから、この人生のなかに閉じ込められたわけじゃない。
選択の余地はなかった。。。

******************

介護していると、多かれ少なかれ、ふと、この青年と似たような
気持ちに襲われることがあります。

その気持ちと、現実の自分とをどう折り合いをつけながら、
介護を続けていくか、そのやりかた、折り合いをつける秘訣は、
ひとりひとり、それぞれ、違うと思いますが

<なんで。。。>の想いが大きく膨らんで、
自分が押しつぶされてしまいそうなとき、
窒息してしまいそうなときには、

<誰かに話をすること>で、心の風通しをよくすることが
楽になることが、きっとできると思います。

介護するひとたちの話を聴くという支援が、今、
とても求められているように思います。

また、
自宅でひとり介護している者にとって、何よりも心配なのは、
自分が体調を壊したときに、自宅に残る、要介護者のお世話が
どうなってしまうか、

自分のほかに、薬やお世話の詳細をわかっている人がいない、
ということです。

そういうとき、<救急医療情報キット>を、

  要介護者の分、そして介護者自身の分、

2つ作って、介護者自身のキットのなかには、
<自宅に残ることになる、介護が必要な家族のお世話にあたっての
 留意事項を記したもの>を、いっしょに容器に入れておけば、

自分が体調を崩して、119番通報して、駆けつけた救急隊員が
冷蔵庫にある救急医療情報キットを見つけてくれたら、

同時に自宅に残る、お世話が必要な家族についての情報も、
見つけてもらうことができ、緊急連絡の際に、親族に、
あるいは、駆けつけた隣近所のお知り合い、に
必要なことを、伝えてもらうことも、できます。

 冷蔵庫に保管した、私のキットのなかには、

  母のからだの不自由な部分、動かせないところ、
  毎日決まった時間に母に必要な大事なお世話などを書いたもの

が、私の医療情報と一緒に入っています。
自分に万が一のことがあったとき、それがあると思うと、少し安心
することもできます。

 話を聴くという支援、救急医療情報キットを作るという支援、
いろんなかたちで、介護者のメンタルケアに取組むことが、今
とても大切だと思いますし、急がれていると思います。

京都のケアマネさん、訪問介護事業所のスタッフの皆様へ

なのはな

初めまして。
皆さんが、日頃お世話されている利用者様のなかで、
  
  ★独り暮らしをされているご高齢の方
  ★高齢のご夫婦のみの世帯の方
  ★家族と同居していても、昼間は長時間独りで過ごして
   おられる方
  ★普段から、会話をするのが難しい方
  ★ひとりで、家族の介護を自宅でされている方

は、いらっしゃいませんでしょうか?

残念ながら、京都市として<救急医療情報キット>の導入は
考えていない、とのことですので<自分の身は自分で守る>ための
手立てが、必要だと思います。

このHPの<データのダウンロード>のページから、
必要なものをダウンロードして、ご自宅のプリンターで作れば
簡単に手作りで<救急医療情報キット>を作ることができますので、

★に該当される方があれば、みなさんでキットを作成し、
高齢者のご自宅へ訪問日に持参して、医療情報の記入や、
保険証のコピーなどの準備のお手伝いをされては、いかがでしょう?

一度作るだけでなく、訪問される機会ごとに、内容に変更がないか
どうか、チェックしてあげる、といった支援も可能だと思います。

下記の資料にも挙げましたが、京都市内には、現在これだけ多くの
高齢者が暮しておられて、これだけの数の方が、急病で119番を
利用されています。

そのうち、ひとりでも多くの方の<いのち>を、まさかのときに
<救急医療情報キット>が救ってくれることを、願っています。

キット作成でご不明な点がありましたら、また京都市内での
キットの普及になにか良いお知恵がありましたら、
メールにて、お問い合わせください。ご協力を宜しくお願いします。

京都市が<救急医療情報キット>を導入しない理由とは

京都市からの回答文

3ヵ月ほど前に、京都市長さんへ<救急医療情報キット>の導入を
お願いするメールを送ったものに、本日回答が届きました。
以下が、その回答です。

***********

遅くなりましたが,お寄せいただきましたご意見に,
お返事させていただきます。
 本市では,市内の全世帯を訪問し,防火・防災に関する啓発及び
指導を行っており,特に,火災等が発生した場合に避難することが
困難な高齢者の方等については,年1回以上訪問して防火や安全に
関する指導を行っています。

この度,「救急医療情報キット」についてのご提案をいただいて
おりますが,本市では,同様の事業として,昭和62年度から,
住所,氏名,生年月日,かかりつけ医療機関,家族等の連絡先など
が記載できる「安心カード」を配布しております。

この「安心カード」は,財布や市バスの乗車証ケース等の身近なもの
に入れることが出来ることから,災害に遭遇したときに,迅速に情報
提供できるものであり,「救急医療情報キット」と同等の効果がある
ものと考えております。

また,「安心カード」は配布から20年以上経過しており,
市民の皆様に一定普及しているものと考えております。
こうしたことから,本市としましては,引き続き「安心カード」の
普及啓発に努めていきたいと考えております。以上。

****************

安心カード

右の写真が、<救急医療情報キットと同等の効果がある>とされた
「安心カード」です。ハガキ大の大きさに、このような内容を
記載するものです。

回答によれば、<救急医療情報キット>と同等の効果がある、
とされていますが、

外出先で気分が悪くなったときに本人が、カバンから出して
提示するために、日頃カードを携帯することには意味があると
思いますが、なにせ小さいカードだけに、書き込める情報量が
限られています。

どうでしょう?
スペースが限られてしまうせいではありますが、この内容の
情報量で、十分、という印象を受けられますか?

今、こうしてざっとみて、思いついた点を挙げてみると
この「安心カード」では。。。




 ◆自宅で倒れて、本人に意識がなかったら、
  「安心カード」がどこにあるか、
  救急隊員にはわからないので、見つけられない。

 ◆<薬の情報>や<体質>または、<身体の不自由な部分>
  について記入する欄がない。

 ◆かかりつけ医や既往症は、一件だけ、しか記入できない。

 ◆写真がないので本人とカード情報との一致が、確認できない。

 ◆本人以外で、例えば介護中の家族のことを頼みたいとき、
  記入する欄がない。

 ◆発作のときに飲む薬を、入れておくことができない

 ◆それがいつの時点の情報か、記入日を書く欄がない。

 ◆情報に変更があったときに、スペースがなくて更新しにくい。

といったことに気づきます。その点を考えると、

私には、この「安心カード」をどこかのカバンに
入れて、携帯していることでは、残念ながら、
<救急医療情報キット>と同じだけの情報を提供
できないのではないかと、危惧されます。

とくに、独り暮らしの高齢者の場合には、ご自宅で
怪我をされたり、体調を崩されることも、かなり
多くあるのではないかと思いますので、

<必ず、冷蔵庫にある>と誰もが、わかっていて、
本人に意識がなくても、言葉をしゃべれない状態でも、

隣人や救急隊員さんによっても、見つけてもらえる
<救急医療情報キット>を自宅の冷蔵庫に保管して
おくことは、たとえ「安心カード」を用意していても、
決して無駄になるものではないと思います。

ちなみに<20年経って普及している>と回答にありましたが、
私はこのカードが、毎年配られてるのかどうか、これまで
知りませんでしたし、災害時にはずっと母が寝たきりなので、
どこへも避難できませんが、年に1回以上、うちに指導の訪問
を受けたことも、ないんですよね。

まっ、それはさておき、本日、こうして回答をいただいたので、
残念ながら、京都市においては、近く<救急医療情報キット>を
市全体の取組みとして導入することはないとわかったわけなので

引き続き、自治体の高齢者福祉の担当の方や、消防局といった
方面にも、<救急医療情報キット>の自治体からの無料配布を
要望していきながら、同時に、自分達自身でもできること、

手作りで<救急医療情報キット>を作ってみませんか?
というかたちでの、キットの普及活動も、地域のみなさんや
高齢者と交流される機会のある団体さんや、訪問介護事業所
さんなどに、提案していきたいと思っています。

<もしも>のときは、誰に、いつやってくるか、わかりません。
突然やってくる<もしも>のときに、必ず、役立ってくれる
ものですので、救急医療情報キットのPRにどうぞ、お力、
お知恵をお貸しください。宜しくお願いします。

<ご利用いただくに際して>
尚、このHPは、手作りでも、救急医療情報キットを作る
ことができる、という方法のひとつをご紹介しているもの
ですので、キット利用の参考としていただければ幸いです。

また、キットの作成をはじめ、キットの保管や情報の更新、
その利用については、すべて自己責任において行ってくだ
さるようお願いします。その結果生じることに関しては、
当方では一切責任を負うものではありませんので、その旨
ご理解いただいたうえで、ご活用ください。

9月9日は<救急の日>です!

hospitamenkyosyo1 l_003m

来週の日曜日、9月9日は、<救急の日>、そして
9月9日(日)から9月15日(土)が、救急週間
にあたります。

とりわけ9日の日曜日には、各地域で救急に関する
イベントが開催される予定ですが、残念ながら、京都市の
各行政区で開催されるイベントのチラシを見ても、
救急医療情報キットの配布は、ありませんでした。なので、

京都市にお住まいの皆さん、そして全国でまだ救急医療
情報キットが配布されていない地域にお住まいの皆さんは、
良い機会なので、この救急の日、救急週間のあいだにぜひ
手作りの救急医療情報キットを作ってみてください。

この8月の京都市の救急搬送の統計が今朝の新聞に掲載
されていましたが、65歳以上の方は、搬送者のうちの
半分以上を占めていました。また、自宅から119番要請
された方も、半数以上でした。これからみても、この
救急医療情報キットを自宅の冷蔵庫に用意しておくことは 
決して無駄なことではないと思われます。

PC得意なみなさん

高齢者の皆さんがご自身でPCから作る、というのは、
ハードルが高いだろうと思いますので、ぜひ、ご家族の、
そしてお知り合いのおじいちゃん、おばあちゃんのために
日頃、PCをよく使っている皆さんが、このHPを使って
救急医療情報キットを用意してあげてもらえれば嬉しいです。
(2012年9月3日)

救急週間に、キット代わりに作りますよ!

PCから作るって。。。

ご家族や身近なおじいちゃん、おばあちゃん、或は
健康にやや不安を抱えておられるお知り合いの方に
救急医療情報キットを用意してあげられたらと思いつつ
PCで作る自信はないなぁ。。。という皆さん、

救急週間のあいだ、キットを代わって作ってお渡し
する<手作りの救急医療情報キット作成支援週間>
することにしました。このHPを作ろう!と思いたった
のが、1年前の今頃なので、1周年記念!も兼ねて。

キット要器やマグネット分の実費だけ頂戴することに
なりますが、いずれも100円均一の商品なので、費用は
150円から300円程度のものですむと思います。

大量だと、難しいですが、そうでなければ、大丈夫
ですので、HPのお問い合わせからメールで連絡を
いただければと思います。

その際、キットにも色々タイプがありますので、
あらかじめ、キットの写真を見て、このタイプと
選んでおいてください。あと、頑張りすぎないで
メッセージなど、ダウンロードできる文書で必要な
ものがあれば、情報シートと一緒にプリントします。
(2012年9月5日)

コカ・コーラ社が、函館市の救急医療情報キットを支援!

函館市

北海道コカ・コーラボトリング㈱が、函館市と協働により、
今年度実施する、救急医療情報キット(安心ボトル)用の
ボトル用シール21,000セット分を寄付することになりました。

今回は、65歳以上の独居高齢者を対象としての配布ですが、
今後も継続的に支援を続けていくとのことです。

9月13日午後には、函館市役所にて、ボトル用シールの贈呈式が実施
されます。

このように、地元企業との協働事業として、救急医療情報キット導入が
全国で進むことで、課題とされる予算の問題をクリアできて、配布後の
救急医療情報キットの情報を新しいものにしておくための、見守り活動
を地域で取組むことができれば、さらに全国で、救急医療情報キットの
普及が進みます。

ぜひ、京都でも、実施していただだけたらと思います。
(函館市の人口は、現在、278,056人です。2012年9月13日)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

今年は、9月17日が、敬老の日になります。

3連休ということで、実家に帰省されるみなさんは、故郷の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、キットを
作って持って帰って、一緒に用意してあげませんか?

また、敬老会など、地域ごとのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、高齢者サロン
などの活動のひとつとして、みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはいかがでしょう?

あらかじめキットを役員さんで用意してあげて、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

あとは役員さんが、地元の高齢者サロンで救急医療情報キット
を作ったことを地元の消防署に連絡すれば、さらに活用して
いただけるものと思いますし、高齢者のみなさんも安心される
ことと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してあげてください。
(2012年8月20日)

京都のひとに、<救急医療情報キット>を知ってほしい!

2人のひとに伝える、それが20人続いたなら。。

友達に

このHPを初めてまもなく1周年という、ある日、
統計を見ているうちに、大発見!それは。。。

<救急医療情報キット>のことを、京都のひとみんなに
知ってもらう方法、です。つまり。。

①京都市に住む20才から79才までの人が、それぞれ
2人の人に<救急医療情報キットとは。。>と話をします。

②それを聞いたひとが、また2人に<救急医療情報キット>
キットとは。。>と、話をします。
(すでにキットのことを知ってる人は、除いて)

電話で

こうやって、次々と、20人がこれを続けてくれれば、
京都市内に住む、20才から79才の、ほぼすべての人に
<救急医療情報キットとは何か>が知ってもらえるんです。

これって、とってもすごいことですよね!
さらに、その時ついでに、

<京都 救急医療情報キット>で検索すれば、
自分でも簡単に作れる方法が、HPにあるよ!

PCで。。。

それもひと言、付け加えてもらえたら、
<ほな、1回見て見よかな。。>、<作ってみよかな。。>
そう思ってくれはるかも!

ということで、今読んでいただいてる皆さんにお願い、です。

たとえば。。。
家族で食卓を囲んでいるとき、友達と電話してるとき、
職場の休憩時間に、道で近所の人と井戸端会議のとき、
あるいは、町内会の集まりのとき、

誰か2人のひとに、<救急医療情報キットって、知ってる?>
と、話題にしてもらえたら、輪がどんどん広がっていきます。

<そんなうまいこと、いくわけないし。。>と思われるかも。
だけど、  

ほっこり

自治体ではキットの取組みがない、京都市内においても、
ひとりでも多くの高齢者の皆さんや、健康に少し不安のある皆さん、
そして、そのご家族が、<喋れへんでも、キットがあるから>と
少しでも安心して暮してもらえるように、そして<もしも>のときに
キットが命を守ってくれるように、ひとりでも多くの皆さんに、
救急医療情報キットのこと、知ってもらいたいと思うので、

皆さんのご協力を、ぜひ、宜しくお願いします。
(2012年9月24日)

厳しい残暑に備えて、救急医療情報キットを!

キット

暑い日が続いています。外出時はもとより、自宅に
いても、高齢者の皆さんは、我慢強いので、クーラー
を使わずにいたりして、知らないあいだに、熱中症に
なってしまう危険も大いにあります。

熱中症になると、119番して救急隊員が来てくれても
意識を失っていたり、薄れていたり、またご夫婦で
いても、混乱して持病やお薬のことなどを正確に
伝えられない、なんてこともあります。

こういうときこそ、救急医療情報キットを用意して
もらいたいです。

すでに導入された他府県でも、救急隊員さんから

 『意識のない高齢者を搬送するときに助かった』

との報告があったり、

 『ご主人が倒れて、狼狽していた奥さんにかわって
  キットのなかの情報シートで救急隊員が病歴を
  確認して、一命をとりとめた』

という報告もあります。

これから、暑い日が続きます。ぜひ、冷蔵庫に
自分用の救急医療情報キットを用意しましょう!
お隣近所の高齢者の皆さんのために、手作りの
救急医療情報キットを作って冷蔵庫に用意して
あげましょう!手軽に作れますよ!(2012年7月18日)

寒い冬に備えて<救急医療情報キット>の用意を!

冬の前に

京都でも、少しずつ遅めの紅葉が始まってきましたので
恒例の、インフルエンザの予防接種を受けてきました。

寒くなると、どうしても、風邪を引きやすくなったり、
動きが鈍って、自宅内で転倒事故なども起きやすくなり
ますので、

寒い冬に備えて、高齢者のみなさんに、ぜひ、自分用の
<救急医療情報キット>を、日頃の安心のためにも、用意
してもらえるといいなと思います。
(2012年11月9日)

高齢者サロンへ<キット案内のハガキ>送りました!

PR用葉書

今年度から、京都市が助成金の募集を始めた、京都市内
での<高齢者サロン>の情報を、長寿福祉課さんから入手
できましたので、早速、西京区と活動休止中の分を除いて
9月までに助成金の申請のあった54のサロンと地元のサロン
へ、<手作りの救急医療情報キット>をサロンで作って
みられませんか?というご案内のハガキを作りました。

ハガキを見て、HPからお問い合わせいただければ、
手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..説明
させてもらいます。気軽にメールでご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>
市内のどの地域でも、そんなふうになるといいなと思います。

(注)キットの見本をサロンへお届けすることもできますし
 ハートピア内の京都SKYセンター、高齢者相談室にて
キット見本を手にとって見ていただくこともできます。
(2012年10月31日)

お正月休みに向けて、救急医療情報キットを!

お正月

お正月に向けて、高齢者サロンの12月の集まりのときに、
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?という
葉書を、京都市内の各サロンに送りました。

葉書 チラシ

お正月は、なんといっても
 ◆かかりつけのお医者さんがお休みです。
 ◆ケアマネさんも事業所さんもお休みです。
 ◆隣近所のみなさんもお出かけが多いです。

こんなときだからこそ、救急医療情報キットの
備えがあれば、もしものときにも大丈夫!
安心して、お正月休みを過ごせます。

高齢者サロンの12月の行事のなかで、手作りの
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?

おひとり暮らしなどで希望する方があれば
HPからメールをいただければ、キット作り
お手伝いします。

安心

高齢サロンに、掲示用のチラシ(上の写真)は、
この下からでも、データのダウンロードのページ
からでもダウンロードできますので、利用して
ください。

お正月向けの高齢者サロンのチラシ→ auto-OMJ2Et.27.pdf

手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..説明
させてもらいます。気軽にメールでご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>
市内のどの地域でも、そんなふうになるといいなと思います。

(注)キットの見本をサロンへお届けすることもできますし
 ハートピア内の京都SKYセンター、高齢者相談室にて
キット見本を手にとって見ていただくこともできます。

(2012年11月30日)

<お正月休み向けのチラシ>一般用も、作りました!

一般向け

先日、お正月休みに備えて、12月に<高齢者サロン>で
救急医療情報キットを作りませんか?というチラシ&葉書
を作ったのですが、それに続いて、

町内会や自治体などの活動として、お正月休みに向けて
一人暮らしの高齢者の皆さん向けに救急医療情報キット
を作りませんか?と呼びかけるチラシも、作りました。

この下からも、データのダウンロードのページからでも
ダウンロードができますので、掲示板に、また回覧板用に
使っていただいて、隣近所の一人暮らしの高齢者の皆さんが
少しでも、安心して、お正月休みを迎えられるように
見守りのひとつとして、地域のなかでキットを作成して、
保管までの支援をしてもらえたらと思います。

お正月休み向けの一般用のチラシ→ ippannewyearchirashinew.pdf

(2012年12月3日)

お正月の帰省に、救急医療情報キットを持参しませんか?

お正月に実家へ帰省される皆さん、手作りの救急医療情報
キットは、100円均一の材料さえあれば、作成には30分も
かかりません。

年賀状を、自宅のPCとプリンターで作るついでに、実家の
ご家族のために、救急医療情報キットも、作ってみませんか?

お正月に実家に持ち帰って、帰省しているあいだに、高齢の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、情報を記入
して冷蔵庫に保管してあげることができます。

書いてくれる?

高齢者のみなさんがPCから作るのは大変でも、一緒に作って
あげるひとがいれば、とても助かりますし、それに、

一緒に作れば、家族のからだの具合や、お付き合いのある
ご近所さんのことも、知ることもできます。

飲んでるお薬は?

まだまだ全国で、救急医療情報キットの取組みのない地域も
たくさんあります。

遠く離れて暮らしていても、できる、親孝行です。ぜひ
若い皆さん、ご家族のために、ひとつ作ってみてください。
もしも、一人暮らしであれば、ご自分用にもひとつ!(*^_^*)
(2012年12月6日)

ダイソー

お正月休みに向けて、救急医療情報キットを!

お正月

お正月に向けて、高齢者サロンの12月の集まりのときに、
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?という
葉書を、京都市内の各サロンに送りました。

葉書 チラシ

お正月は、なんといっても
 ◆かかりつけのお医者さんがお休みです。
 ◆ケアマネさんも事業所さんもお休みです。
 ◆隣近所のみなさんもお出かけが多いです。

こんなときだからこそ、救急医療情報キットの
備えがあれば、もしものときにも大丈夫!
安心して、お正月休みを過ごせます。

高齢者サロンの12月の行事のなかで、手作りの
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?

おひとり暮らしなどで希望する方があれば
HPからメールをいただければ、キット作り
お手伝いします。

安心

高齢サロンに、掲示用のチラシ(上の写真)は、
この下からでも、データのダウンロードのページ
からでもダウンロードできますので、利用して
ください。

お正月向けの高齢者サロンのチラシ→ auto-OMJ2Et.27.pdf

手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..説明
させてもらいます。気軽にメールでご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>
市内のどの地域でも、そんなふうになるといいなと思います。

(注)キットの見本をサロンへお届けすることもできますし
 ハートピア内の京都SKYセンター、高齢者相談室にて
キット見本を手にとって見ていただくこともできます。

(2012年11月30日)

<お正月休み向けのチラシ>一般用も、作りました!

一般向け

先日、お正月休みに備えて、12月に<高齢者サロン>で
救急医療情報キットを作りませんか?というチラシ&葉書
を作ったのですが、それに続いて、

町内会や自治体などの活動として、お正月休みに向けて
一人暮らしの高齢者の皆さん向けに救急医療情報キット
を作りませんか?と呼びかけるチラシも、作りました。

この下からも、データのダウンロードのページからでも
ダウンロードができますので、掲示板に、また回覧板用に
使っていただいて、隣近所の一人暮らしの高齢者の皆さんが
少しでも、安心して、お正月休みを迎えられるように
見守りのひとつとして、地域のなかでキットを作成して、
保管までの支援をしてもらえたらと思います。

お正月休み向けの一般用のチラシ→ ippannewyearchirashinew.pdf

(2012年12月3日)

お正月の帰省に、救急医療情報キットを持参しませんか?

お正月に実家へ帰省される皆さん、手作りの救急医療情報
キットは、100円均一の材料さえあれば、作成には30分も
かかりません。

年賀状を、自宅のPCとプリンターで作るついでに、実家の
ご家族のために、救急医療情報キットも、作ってみませんか?

お正月に実家に持ち帰って、帰省しているあいだに、高齢の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、情報を記入
して冷蔵庫に保管してあげることができます。

書いてくれる?

高齢者のみなさんがPCから作るのは大変でも、一緒に作って
あげるひとがいれば、とても助かりますし、それに、

一緒に作れば、家族のからだの具合や、お付き合いのある
ご近所さんのことも、知ることもできます。

飲んでるお薬は?

まだまだ全国で、救急医療情報キットの取組みのない地域も
たくさんあります。

遠く離れて暮らしていても、できる、親孝行です。ぜひ
若い皆さん、ご家族のために、ひとつ作ってみてください。
もしも、一人暮らしであれば、ご自分用にもひとつ!(*^_^*)
(2012年12月6日)

お正月の帰省の間に、救急医療情報キットを作りませんか?

画像の説明

この<手作りの救急医療情報キット>なら、用意できます。

特に、お取り寄せにしなくても、ダイソーの店頭にいつもある
材料のみで作るのなら、下の写真にあるように、

画像の説明 画像の説明 画像の説明  
  ①クリアケースに入れて冷蔵庫のドアにつけるキット
  ②マグネットクリップボードにシートを挟むタイプ

なら大丈夫です。

もし、冷蔵庫に<救急医療情報シート>があるのを知らせる
丸いシールが、作れないし。。。とお悩みなら、HPから連絡を
もらえれば、この写真のイラストのシールでよければ、枚数を
教えてもらえたら、プリントしてお渡しできますので、気軽に
メールください。

お正月の帰省の際には、家族みんなで、コタツを囲んでテレビを見る、
なんて時間も結構あったりします。そんな、ちょっと話に困るような
時間を使って、救急医療情報シートを一緒に記入することで、いつもは
離れているご家族の体調や、ご近所づきあいについて知ることもできます
ので、ぜひ、お正月に、キット用意してください。
(2012年12月31日)

キットと一緒に、<頑張りすぎないでメッセージ>もぜひ!

画像の説明

今、お正月の帰省のときに、ご家族のために<救急キットを
作って持って帰りましょう!>と呼びかけさせてもらって
いるのですが、前に作った<頑張りすぎないでメッセージの
お正月帰省バージョン>を作ってみました。(*^_^*)

キットと一緒に、<頑張りすぎないでメッセージ>も印刷して
お渡ししてみませんか?

こういうことって、普段思っていて、言いたいのだけれど
家族だけには、いえ家族だからこそ、なかなか照れくさくて
言いにくい。。ってこともあると思うので、帰り際に、そっと
こたつの上に置いて帰る、ってのは、どうかな~と思って
作ったメッセージです。(*^_^*)

データのダウンロードのページからも印刷できますので、
良かったら利用してみてください。

頑張りすぎないでメッセージお正月家族編 messagefamilyfornewyear.pdf

(2012年12月27日)

<敬翁桜(けいおうざくら)>と、いう名前やそうです。

画像の説明 画像の説明
少し前に、花屋さんの店先のバケツのなかに入って
売られていた、細めの桜の枝。

店員さんに3つに枝を切ってもろて、小さな花瓶に入れて、
母の寝ている部屋の窓際に飾っていたのですが、

その桜の木の名前が。。。。
<敬翁桜(けいおうざくら)>と言うのだそうです。

早咲きの桜は、とても小さくて可憐な花を咲かせてくれて、
葉桜となった今も、その若葉のみどりが、ひと足早く部屋に
春を連れて来てきてくれるようで、介護中の母は、
<捨てたらあかんえ。。>と言って、毎日眺めています。

年を重ねていくと、だれしも、どこか具合が悪いところが
出てくるもんですけれど、誰も自ら好んで、子供たちや
周りのひとに迷惑をかけたいと思ってなるひとは、ひとりも
やはらへん、と思います。

画像の説明

長生きして、なんや申し訳ない。。。
そんな言葉を、お年寄りから聞くにつけ、
また言葉にはしゃはらへんでも、そんな表情を目にするにつれ、
とても哀しい気持ちがしていた、そんなときに、
この桜の枝に、出遭いました。

<敬翁桜(けいおうざくら>、翁(おきな)を敬う(うやまう)
桜、とても長い間、目を楽しませてくれます。まわりにいらっしゃる
ご高齢の、人生の先輩の皆さんのところに、春を届けて差し上げては
いかがでしょうか。眺めていると、<眼福>、そんな言葉を、
久しぶりに思いだしました。
(2013年2月28日)

名古屋市熱田区の<緊急時安心キット>はすごい!

画像の説明

手作りの救急医療情報キットを作れるHPを作って
PRを初めて1年半になりますが。。。

自治体で、ここまでやってもらえたらいいなぁ~と
願っていた、そんな、取り組みが、
名古屋市熱田区のほうで、始まっていることを
知りました。

名古屋市熱田区では、昨年秋から
65歳以上で、一人暮らしの高齢者を対象にして、
緊急時安心キット(救急医療情報キット)を配布して
いるのですが、

それだけではなく、熱田区のHPにいくと、

画像の説明

自分たちで、牛乳パックや空き缶などを使って
救急医療情報キットを作るためのやり方を案内する
ページが、作ってあります。

救急医療情報キットの配布対象ではなくても、
区民なら誰でも、このHPから、情報用紙やシールを
ダウンロードすれば、自作のキットが作れます。

さすがに、マグネットというわけにはいきませんが、
両面テープで貼れば、十分、キットの存在をお知らせ
できます。

区の取り組みとして、高齢者だけでなく、自分で作れる
ように案内してあるところ、素晴らしい取り組みです。

名古屋市熱田区のみなさんは、ぜひ、利用して
救急医療情報キットを作ってみてください。

画像の説明

さらに、名古屋市のみなと医療生協さんのサイトによると、
みなと医療生協さんでも、同生協の高齢の組合員を対象に、
救急医療情報キットの販売を行っているそうで、先日、この
ニュースがテレビでも取り上げられたそうです。

みなと医療生協さんで販売されているキットの材料は、
下記のHPで使っている、冷蔵庫の中に保管する筒、
100円均一の材料と同じです。
みなと医療生協さんのHPのほうに、記事があります。
ただし、一般個人への販売はされていないそうです。

名古屋市方面では、救急医療情報キット、の普及が
進んできているようですが、

まだまだ全国で、救急医療情報キットの取り組みのない
地域はたくさんあると思います。

そういう地域のみなさん、そして、ご両親やおじいちゃん
おばあちゃんがそういう地域におられるみなさんはぜひ、

このHPから、手作りの救急医療情報キットを作って
用意してもらえたらと思います。
(2013年2月7日)

京都市と同規模の福岡市でも、全市でキット配布を決定!

福岡市

2月29日付の西日本新聞によれば、福岡市も新年度から、全市で
救急医療情報キットの配布が実施されることになりました。

福岡市でも一部、城南区などでは民生委員さんの提案で、2009年
頃から配布されていたようですが、(写真のキットは当時のもの)
住民の評判も良いことから、市全域に拡大することが決まった
そうです。

市内には65歳以上の単身者が約6万人おり、そのうち配布の対象
になるのは、介護が必要な高齢者に障害者を加えた、約3万人との
こと。

キットの配布については、校区社会福祉協議会や自治協議会、
民生委員さんに委託する予定で、キットの配布を通して、住民が
高齢者に声を掛けるきっかけができ、地域の見守り活動を強化する
効果も期待されています。

すでに地域の全世帯に配布している堤地区では、
「子どもと離れて暮らしている高齢者から『キットがあれば安心』と、
喜んでもらっているそうです。

京都市の人口は、福岡市とほぼ同じで、
65歳以上の単身者は、福岡市よりも1万人も多くおられます。
京都市においても、ぜひ京都市全域での救急医療情報キットの導入
に踏み切ってもらいたいと願います。
(福岡市の人口は、現在、1,483,322人です。3月14日)

大阪府八尾市へ大阪ガスから救急医療情報キット寄付!

八尾市

本日付の大阪府八尾市の公式HPによれば、大阪ガス株式会社から
八尾市の地域福祉推進のためとして、救急医療情報キット1,050
セットの寄附があり、民生委員さんなどを通して、独り暮らしの
高齢者などへ配布されるそうです。

このように企業から救急医療情報キットが自治体に寄付される
という記事は初めてみました。

1000セットであれば、費用としては50万円前後なので、大企業
であれば可能な額だと思います。京都にも医療用品などを扱う
企業なども多くありますので、こういう救急医療情報キット
の寄付、あるといいなぁと思います。
(八尾市の人口は、現在、271,204人です。2012年3月30日)

配食サービスのおまけに、<救急医療情報シート>を!

画像の説明

地元の地区の社共さんのほうから、毎月<配食サービス>
のお知らせを、回覧板で届けてもらっています。

70歳以上の高齢者の皆さんであれば、400円で、日曜日の
お昼のお弁当をボランティアの方が調理されて、自宅まで
届けてくださる、というサービスです。

この高齢者向けの配食サービスのお弁当の配達のときに、
このHPで、最近作ってみました、冷蔵庫にピタッとマグネットで貼り付けられる<救急医療情報シート>
を配っていただいて、高齢者のみなさんに、

 この紙に、自分のことを記入して、冷蔵庫にペタッと貼って
 おいてください。あと、この丸いシールを、玄関内側に
 貼っておいてください。すると、自宅で気分が悪くなったとき
 119番して駆けつけた隊員さんに、知らせることができます。

と、説明しながらお渡しすれば、これで、救急医療情報シート
の配布が、できます。さらに、書き方がわからなかったら、
民生委員さんや地域の役員さんがお手伝いします、と連絡先を
伝えておけば、配食サービスと一緒に、救急医療情報キット
も届けられます。かかる材料費は約120円程度です。

全国で、高齢者のみなさんへの配食サービスの取り組みをされて
いるみなさん、救急医療情報シートも一緒に、いかがでしょうか?
(2013年2月19日)

高齢者サロンへ、新キットのお知らせハガキ送付!

画像の説明

京都市内の西京区を除く高齢者サロンさん、54箇所に
新しいキットを紹介するハガキを送付しました。今回は、

 ①冷蔵庫にペタッと貼り付ける<救急医療情報シート>
 ②外出時に携帯用の<救急医療情報キット>

の2つを写真入りで、紹介させてもらいました。

どちらも、HPのデータのダウンロードのページから
データをダウンロードすれば、100円均一の材料で、手軽に
キットを作ることができます。
(冷蔵庫にシートを貼る場合は、玄関ドアの内側などに、
 シートの存在を知らせるためのシール(写真)を別に作る
 必要がありますが)

高齢者サロンのみなさんが新しいキットに関心を持ってくださる
といいなと、願っています。
(2013年2月2日)

おいでやす! 京都救急医療情報キットを作る会です。

新しいキット

今、全国で、<救急医療情報キット>を常備しよう!という
活動が広がっています。

<救急医療情報キット>とは、自分の医療情報や緊急連絡先を
記入した用紙や保険証のコピーを容器に入れて、冷蔵庫に保管し
救急隊員に見つけてもらって、迅速な処置や搬送のために役立て
てもらおう!というものなのですが、

残念ながら、京都市では、現在のところ、
自治体レベルでは、キットの配布の予定はないそうです。

なので、ここでは、京都に暮らす私達が、自分たち自身で、
<救急医療情報キット>を手軽に安い費用で用意できるよう、
手作りのキット作成方法を、紹介しています。

左のメニューの下の、キットの作り方、のところで詳細に材料や
作り方の説明をしています。

また、できあがったキット一式の写真を、上のメニューバーの
救急キットの写真、から見られるようになっています。

実物大のデータが見たいときは、左のメニューの下の、
データのダウンロードをクリックして、開いたページで
ダウンロードボタンをクリック、開くをクリックすれば、見られます。

おたべさん<おおきに!>

そのほか、救急医療情報キットについての疑問、感想、など
お問い合わせ>からご連絡くだされば、回答させていただきます。

若い(?)皆さんもぜひ、PCでキットを用意してあげて、
実家のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に情報シート
の記入などの支援をしてあげてください。日頃は、離れていても、
もしもの時に、大切なひとのいのちを守ってくれます。

京都市の地域福祉パイロット事業、まだまだ間に合います!

画像の説明

今日、地域福祉課さんに尋ねてみたところ、
2月15日から募集開始の京都市の、地域福祉パイロット事業
ですが、応募期間(3月31日(日)まで)の3分の1を経過
した現在、応募団体は、1件だそうです。

例年、約30件ほどの応募があるそうですが、ほとんどが
3月後半の駆け込みでの申請だということです。

最終的に活動が認められて助成金が交付されるのは、毎年
15団体ほどありますので、ぜひ、助成金を利用することで、
半額の負担で<救急医療情報キット>を地域の皆さんに、
配布してもらえたらと思います。

団体は、町内会、自治会、高齢者サロン、地域防災会など、
京都市内の団体であれば問わないそうですので、ぜひ、
ご検討ください。

採用になるポイントは、ただ<キットを配布>というだけで
なく、地域の世代間交流や地域住民の居場所作り、といった
活動とリンクしていることだそうです。

例えば、こんなことを、考えてみたのですが。。。

画像の説明

 ①地域の小学校の課外活動で、子供達が手作りでキットを作り、
  地域の一人暮らしの高齢者へ民生委員さんと一緒に配布する。

 ②地域の児童館の活動のなかで、救急医療情報キットを
  子供達が作って、一人暮らしの高齢者を児童館での行事に
  招待して、その場で、救急医療情報キットを配布する。

 ③キットを配布するだけでなく、自宅訪問の際に
  一人暮らしの高齢者の皆さんに生活でちょっと困ったこと、
  を聴き取りして高齢者の声をまとめ、暮らしで困ったこと
  のリストを作って、
  <こういうときは、〇〇まで連絡してください>という
  連絡先リスト<最寄の交番、地域の民生委員、高齢サポート
  市役所窓口>といった支援窓口の電話番号一覧リストと
  一緒に、高齢者に後日配布する。
  
平成25年度のパイロット事業の募集要項はこちら→ http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000134451.html
(申請書も、市のHPからダウンロードできます)
(2012年3月1日)

H25<パイロット事業>の助成金で、救急医療情報キットを!

安心!

1月18日に、京都市のHP上で、平成25年度の<京・地域
福祉パイロット事業>の助成対象事業の募集の報告があり
ました。

毎年、募集されるパイロット事業では、概ね応募した団体のうち
60%の確率で、助成金が交付されています

今年もぜひ、町内会や地域の自治会などで、この助成金を使って、
救急医療情報キットを導入してもらいたいと、思います。

助成金受付期間 2013年2月15日(金)~2013年3月31日(日)まで

京都市HP上の地域福祉パイロット事業に関する記事 → http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000134451.html
(2013年1月22日)

<平成24年度の地域福祉パイロット事業の実施例>

救急医療情報キット関連のものが、2件あります。

①待鳳社会福祉協議会(安心・安全まちづくり推進委員会)
 
<事業名>
 お一人暮らしの高齢者への救急医療情報キット・災害時
 安否確認のための黄色旗の配付及び防災マップの作成事業
 
<対象学区>
 北区待鳳学区

<事業内容>
 学区内の独居高齢者世帯を学区社会福祉協議会会員や民生
 児童委員、老人福祉員等が訪問して、救急情報キットと
 黄色い旗を渡し、非常時の迅速な対応に結び付けるととも
 に支援の必要度合いに応じて独居高齢者宅を色分けした防災
 マップを作成します。

<助成金額>
 150,000円

②桃薗学区民生児童委員協議会
 
<事業名>
 幸せ安心カード事業
 
<対象学区>
 上京区桃薗学区

<事業内容>
 民生児童委員協議会が中心となって、老人福祉員や地域
 包括センターと協働しつつ、65歳以上の単身高齢者及び
 高齢者世帯を訪問し、持病や緊急連絡先を記載する、
 <幸せ安心カード>を手渡し、保管していただくことに
 より、非常時の迅速な対応に役立てます。 

<助成金額>
 75,000円

毎年、2つほど救急医療情報キット関連の取組みが助成金
の対象になっています。

応募があった団体は23団体、そのうち14団体の活動に
2分の1を上限に助成金が交付されています。(以上)

****管理人からのお知らせ****

GOOD NEWS!!!(*^-^*)

画像の説明

愛知県岡崎市緑丘学区の福祉委員会さんのHPに、
昨年9月から、一人暮らしの高齢者の皆さんに
配布されている、救急医療情報キットが掲載され
ていました。

岡崎市では、昨年、三島学区の福祉委員会さんが
独自に作られた手作りの素晴らしい救急医療情報
キットの新聞記事を、このトップページの下の
ほうに紹介させてもらいましたが

緑丘学区さんのキットも、容器や、容器のふたシールなど
当HPのデータを利用いただいて、とても嬉しいです。

このように当HPのデータを全部でも、一部でも利用
していただいて、皆さんでオリジナルな救急医療情報
キットを作っていただければ、嬉しい限りです。
(2013年5月30日)
************************

お盆の帰省時に、救急医療情報キットを持参!

夏の帰省

今年もあっという間に、8月、お盆の帰省シーズンが
やってきます。

日頃遠くで暮していると、実家の高齢のご両親の
ことが気になりながらも、なかなか身体のこと、
日頃お世話になってる方のこと等、ゆっくり話す
機会がないですよね。

画像の説明

なので、お盆の帰省までに、実家のご両親、また
おじいちゃん、おばあちゃんのために、PCで
救急医療情報キットを作って、帰省に持参しては
いかがでしょう?

からだのこと、飲んでいるお薬のこと、近所で
もしものときに頼みごとができるひとのこと、
話をしながら一緒に、情報シートを書いて、冷蔵庫に
保管、シールを貼るところまで、お手伝いすれば、
ご両親のからだのこと、暮らしのこと、もわかります。

<もしも>のときには、きっと役立ってくれます。
離れて暮していても、できる親孝行があります。

ぜひ、今年は、お盆の帰省までに、HPから
手軽に作れますので、ご両親のことを考えながら
お好きなキットを作ってみてください。

※帰省時に、持って帰ってあげたいけれど、
 PCから作れないので。。とあきらめた皆さん、
 HPのお問い合わせから連絡してもらえれば
 キット見本分をお渡しすることもできます。

(2013年7月24日)

熱中症対策にと、<マジクール>というものをテレビで見て、買いました。2~3分水の中に浸して、首に巻くだけで、20時間、ひんやり感が続くというもの。これまでは、熱冷シートや市販の冷凍庫で凍らせたものを使ってみて、ダメだったのですが、これは、簡単に用意できて、適度なひんやり感がずっと続いてて、マジックテープできっちり止まっててくれて、一見スカーフみたいで、とてもいいです。こんな感じ。。。
  画像の説明
ぜひ、この夏の高齢者の熱中症対策として、ご家族に、町内会や、自治会で、訪問介護事業所さんで、高齢者のみなさんに、水分補給のドリンクとあわせて配布してもらいたいグッズです。(*^_^*)

救急週間に、救急医療情報キットを配りませんか?

hospitamenkyosyo1 l_003m

9月になると、9月9日は、<救急の日>、そして
9月8日(日)から9月14日(土)が、救急週間
にあたります。

この救急週間のあいだには、全国各地で、救急に関する
イベントが多数開催される予定ですが、

画像の説明

残念ながら、これまでのところ、京都市内各行政区で
開催されるイベント内容のなかに、<救急医療情報キット
の配布>は、ありませんでした。なので、

京都市にお住まいの皆さん、そして全国でまだ救急医療
情報キットが配布されていない諸地域にお住まいの皆さん、

この<救急の日、救急週間>をひとつの機会として、
自分達で、町内会や自治会で、手作りの救急医療情報
キットを作って、高齢者や障がいをお持ちの方をはじめ
として、希望される方に配布してみませんか?

きっと、救急車にお世話になる、
<もしも>のときに、助けになってくれると思います。

今なら、材料の用意など、十分に間に合いますよ。(*^-^*)

画像の説明

ってことで、本日、
京都市内で、既に登録済の高齢者サロンさん宛てに
<救急週間に救急医療情報キットを作りませんか?>と
呼びかけるハガキを送らせてもらいました。

同時に、サロンに貼っていただいたり、関心のある
方にお渡しいただけるようなチラシも、作ってみました。
サロンに集われる方のあいだで、
<この、救急医療情報キットって知ってる?>
と話題にしたいただけたら、とても嬉しく思います。

<救急週間に、救急医療情報キットを作りませんか>の
チラシは、こちらから、ダウンロードしてもらえます。
→ 119nohichirashi.pdf

<救急の日>をきっかけに、どうぞ宜しくお願いします。
(2013年8月21日)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

ちょっと先の話になるのですが、今年は、
敬老の日、9月16日が、3連休の最終日
になります。

3連休ということで、実家に帰省する方も多いでしょう。
故郷のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、
キットを作って持参し、故郷で一緒に用意しませんか?

また、地域でも、敬老会などのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、町内会や
自治会での活動のひとつとして、

みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはどうですか?

あらかじめキットを役員さんで、作って用意しておき、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

最後に、役員さんが、地元の消防署と警察署(交番)のほうに、
地域で、救急医療情報キットを作ったことを連絡しておけば、
もしものときに、よりキットを早く見つけて利用してもらえる
と思いますし、高齢者のみなさんも安心されることと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してあげてください。

今から計画して、準備すれば、来月の敬老の日までに、
余裕をもって、取り組めると思います。
(2013年8月4日)

ラジオの放送を聴いていただいたご感想から

画像の説明

7月19日(金)に、KBS京都ラジオ
妹尾和夫のパラダイスKyoto>という番組の
介護のコーナーで、<救急医療情報キット>
のことを、紹介させていただきました。

当日の放送を聴いていただいた聴視者の方から
後日、ハガキを頂戴したのですが、

①福祉関係の仕事をしているので、日頃高齢者の
みなさんと接する機会も多いので、キットの話が
とても参考になりました。

というご感想と、

②先日、家族が救急車で搬送されたときに、
搬送先の病院で、常備薬のことを聴かれて即答する
ことができなかったので、また自宅まで薬を取り
にもどることになり、救急キットの大切さが身を
もってわかりました。

という、家族の方の貴重な体験談をいただきました。

以前、大阪の寝屋川市の救急センターに搬送されて
こられた高齢者の方が、お腹の上に、救急医療情報
キットの容器をしっかりと抱えて、運び込まれてきて、
情報シートの情報が、処置にとても役立ったと、
救急医の先生が話しておられたことを思い出しました。

まだまだ、京都市内で、救急医療情報キットを知らない、
作ってない、という方は、たくさんおられると思います。
これからも、こういう機会をいただければ、救急医療
キットについて、お話させてもらいたいと思っています。
宜しくお願いいたします。
(2013年8月15日)

高齢者サロンで、熱中症に備えてキットPR!

画像の説明

酷暑の夏、熱中症で救急搬送されるひとが、毎日
沢山出ています。そのなかの多くが、高齢者という
こともあって、

京都市に登録されている高齢者サロン(58ヶ所)
のほうへ、熱中症に備えて、自宅の冷蔵庫に救急
医療情報キットを用意しませんか?という呼びかけの
ハガキを送らせてもらうことにしました。

ハガキには、キットの作り方や使い方などを説明した
HPが記載されています。

まさに、こんな酷暑の夏だからこそ、ひとりでも多くの
高齢者のみなさん、そのご家族のみなさんに、救急キット
を用意してもらって、少しでも安心して、暮らしてもらい
たいと考えています。

また、高齢者サロンに限らず、地域の町内会や自治会で、
また、訪問看護事業所さんで、高齢者の多くなってきた
マンションの管理組合さんで、いろんなところで、HPを
利用・参考にしながら、救急医療情報キットを作ってもら
いたいと思います。
(2013年7月24日)

<熱中症対策&救急医療情報キット>のポスター作成!

画像の説明

まだまだ厳しい暑さが続く今年の夏、ひとりでも多くの
みなさんに、熱中症から身を守ってもらいたいと同時に、

もしも、熱中症にかかってしまって、救急車を呼んだとき
意識が朦朧としていても、ちゃんと自分のことを伝える
ことができる、<救急医療情報キット>を日頃から用意
しておいてもらいたい、と考えて、

右のような<熱中症対策&救急医療情報キット>の合体
したA4サイズのポスター(チラシ)を作ってみました。

こちらからダウンロードできますので、プリントして、
高齢者サロンや高齢者の皆さんが集われる場所に、貼って
もらえたら嬉しく、思います。

<熱中症対策&救急医療情報キット>のポスター
(チラシ)は、こちらから → salonchirashineccyuusyou.pdf 

(2013年7月24日)

「敬老の日」にちなんで、H24の京都市の高齢者人口

敬老の日

京都市の65歳以上の高齢者の人口は、9月15日推計で

 ◆京都市の総人口 1,472,890人  
       男性  699,580人
       女性  773,300人

 ◆65歳以上の人口   354,750人(総人口の24.1%)
       男性  148,640人(総人口の21.2%) 
       女性  206,120人(総人口の26.7%)

   男性は、4.7人にひとり、女性は、3.8人にひとり
   が、65歳以上の高齢者です。 

 ◆高齢化率を行政区別にみると

  北区 25.5%  上京区 25.6%  左京区 24.7%
 中京区 23.8%  東山区 30.6%  山科区 25.2%
 下京区 22.9%  南区  22.0%  右京区 24.2%
 西京区 21.8%  伏見区 23.5%  です。
(京都市のHPより)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

ちょっと先の話になるのですが、今年は、
敬老の日、9月16日が、3連休の最終日
になります。

3連休ということで、実家に帰省する方も多いでしょう。
故郷のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、
キットを作って持参し、故郷で一緒に用意しませんか?

また、地域でも、敬老会などのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、町内会や
自治会での活動のひとつとして、

みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはどうですか?

あらかじめキットを役員さんで、作って用意しておき、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

最後に、役員さんが、地元の消防署と警察署(交番)のほうに、
地域で、救急医療情報キットを作ったことを連絡しておけば、
もしものときに、よりキットを早く見つけて利用してもらえる
と思いますし、高齢者のみなさんも安心されることと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してあげてください。

今から計画して、準備すれば、来月の敬老の日までに、
余裕をもって、取り組めると思います。
(2013年8月4日)

11月9日は<119>番の日です!

画像の説明

11月9日(土)は、<119>番の日です。

土曜日なので、高齢者サロンや地域の集まりなどの催し
も多いかと思います。この機会に、<救急医療情報キット>を
みなさんで一緒に、作ってみませんか?

先日の<街づくり会議>に参加させてもらったときに、
材料を持参して、その場で、一緒にシールを切り取ったり、
用紙を要器に入れてもらったりしながら、救急キットの
用意の仕方や、利用時の注意など説明をしました。

みんなで、疑問点を聞きあいながら、救急キットの実物を
手にとりながら、どういうシステムなのかを知るととても
わかりやすいです。

あとは、それぞれ自宅で、情報シートを記入してもらって
保険証などのコピーを用意して、冷蔵庫に入れたら、
シールを貼ってもらえば、完成です。

11月9日(土)の119番の日に、みんなで、
救急医療情報キットを作ってみませんか?
(2013年10月30日)

お正月までキットのプレゼント!

画像の説明

いよいよ12月、お正月まで3週間を切りました。

身近で、お一人暮らしの高齢者の方などがいて、
お正月のお休みに向けて、救急医療情報キットが
あればなぁ~とお思いのみなさん、

お正月まで、京都救急医療情報キットを作る会
から、キット見本一式をお届けしますので、ぜひ、
高齢者のみなさんと一緒にキットを作ってもらって

お医者さんやケアマネさんがお休みになる、お正月
休みのあいだも、少しでも安心して、暮らしてもら
えたらと思います。

画像の説明

当HPのお問い合わせから、お届け先のご連絡を
いただけたら、お返事させていただきます。

高齢者のみなさんにとって、PCからデータをダウン
ロードして、ひとりでキットを用意するというのは
なかなかハードルの高いことだと思いますので、

あとは、情報を記入して、キットを保管し、シールを
貼るだけ、というところまで、キットを作っていって
説明してあげられたらと思います。おじいちゃん、
おばあちゃん、ご両親といったご家族でも、また
近所にお住まいの隣近所さん用でも、あるといいな~
という皆さんに、ひとりでも多くキットを備えて
もらえると嬉しいです。
(2013年12月11日)

お正月休みに向けて、救急医療情報キットを!

お正月

お正月に向けて、高齢者サロンの11月や12月の集まりのときに、
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?という
葉書を、京都市内の高齢者サロンのうち、
新しくできた47のサロンに送りました。
画像の説明チラシ

お正月は、なんといっても
 ◆かかりつけのお医者さんがお休みです。
 ◆ケアマネさんも事業所さんもお休みです。
 ◆隣近所のみなさんもお出かけが多いです。

こんなときだからこそ、救急医療情報キットの
備えがあれば、<もしものとき>にも大丈夫!と
安心して、お正月休みを過ごせます。

高齢者サロンの年内の行事のなかで、手作りの
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?

おひとり暮らしなどで希望する方があれば
HPから連絡をいただければ、キット作りの
お手伝いもさせてもらいます。

安心

高齢サロンに、掲示してもらえるように作った
のチラシは、この下からでも、データのダウンロード
のページからでもダウンロードできますので、
プリントして、利用してください。

お正月向けの高齢者サロンのチラシ→ auto-OMJ2Et.27.pdf

HPのデータを利用することで、情報用紙やシールは
半日あれば、数十件分ほど用意できます。あとは、容器の
<片栗粉入れ>を注文して届くまで1週間程度必要です。

手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..
よくわからないことがありましたら、説明させて
もらいますので、気軽にメールでご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>
市内のどの地域でも、そんなふうになるといいなと思います。

(注)キットの見本をサロンへお届けすることもできますし
ハートピア内の京都SKYセンター、高齢者相談室にて
キット見本を手にとって見ていただくこともできます。

(2013年11月7日)

お正月休みに、携帯用の救急医療情報キットも!

画像の説明

お正月休みに向けて、自宅の冷蔵庫に保管しておく
<救急医療情報キット>を作りましょう!と呼びかけて
いるところですが、

ついでに、ぜひ、外出先に持ち歩くための携帯用の
<救急医療情報キット>も作っておきましょう!

中に入れる情報シートや保険証などのコピーは、
冷蔵庫用に作ったものをコピーすれば、使えます。

2年前に、ちょうど今、東京都練馬区で配布されて
いるような、定期入れサイズの、救急医療情報キット
を冷蔵庫用のものと一度に作れるような書式をHPに
アップしました。

画像の説明

今でも、それを使えば、小さいサイズの情報シート
が作れます。100均で売っている定期入れなどに
入れると、ちょうど収まって、カバンのもち手に
つけておけます。

ただ、どうしても、サイズが小さいと掲載する情報
に限りがあることと、冷蔵庫用とまた別に、記入の
手間が必要だということ、そして、カバンを開ければ
必ず目にとまる、というわけにはいかないので、

画像の説明

個人的には、少し前にHPのほうで作ってみた、
A5サイズのクリアーケースを使った、携帯用の
<救急医療情報キット>をおすすめします。

A5サイズのクリアーケースを使った、携帯用の
<救急医療情報キット>のダウンロードはここから→ auto-hVqP7E.pdf

カバンを開けたときに、パッと目にとまること、
中に入れる情報シートや保険証などのコピーも、
冷蔵庫用に作ったものをそのままコピーすれば
使えますので、あらためて記入する必要がありません。

自宅の冷蔵庫に保管する<救急医療情報キット>
そして、外出先に携帯する<救急医療情報キット>
この2つを用意しておけば、どこで体調を崩しても
安心です。
(2013年11月28日)

<お正月休み向けのチラシ>一般用も、作りました!

一般向け

お正月休みに備えて、11月&12月に<高齢者サロン>で
救急医療情報キットを作りませんか?というチラシ&葉書
を作ったのですが、それに続いて、

町内会や自治体などの活動として、お正月休みに向けて
一人暮らしの高齢者の皆さん向けに救急医療情報キット
を作りませんか?と呼びかけるチラシも、作りました。

この下からも、データのダウンロードのページからでも
ダウンロードができますので、掲示板に、また回覧板用に
使っていただいて、

隣近所の一人暮らしの高齢者の皆さんが
少しでも、安心して、お正月休みを迎えられるように
見守りのひとつとして、地域のなかでキットを作成して、
保管までの支援をしてもらえたらと思います。

お正月休み向けの一般用のチラシ→ ippannewyearchirashinew.pdf

(2013年11月7日)

お正月の帰省に、救急医療情報キットを持参しませんか?

お正月に実家へ帰省される皆さん、手作りの救急医療情報
キットは、100円均一の材料さえあれば、作成には30分も
かかりません。

年賀状を、自宅のPCとプリンターで作るついでに、実家の
ご家族のために、救急医療情報キットも、作ってみませんか?

お正月に実家に持ち帰って、帰省しているあいだに、高齢の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、情報を記入
して冷蔵庫に保管してあげることができます。

書いてくれる?

高齢者のみなさんがPCから作るのは大変でも、一緒に作って
あげるひとがいれば、とても助かりますし、それに、

一緒に作れば、家族のからだの具合や、お付き合いのある
ご近所さんのことも、知ることもできます。

飲んでるお薬は?

まだまだ全国で、救急医療情報キットの取組みのない地域も
たくさんあります。

遠く離れて暮らしていても、できる、親孝行です。ぜひ
若い皆さん、ご家族のために、ひとつ作ってみてください。
もしも、一人暮らしであれば、ご自分用にひとつ作って
みるというのも、いいですね!
(2013年11月7日)

実家で、一緒に、救急医療情報キットを作りましょう!

  クリアケース型   お年寄り達

若い皆さんが、実家に帰ったときに、離れて暮らす
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、
手軽に、一緒に作ってあげられる、そんな

手軽な材料で、全国どこでも帰省先で簡単に作れる
<救急医療情報キット>を考えてみました。材料は、

  お盆キット   家族

  ①A5サイズのクリアケース 1個
  ②冷蔵庫のドアに、くっつけて、クリアケースを
   はさめる、マグネットクリップ 1個
  ③シールを貼り付ける、両面テープかセロテープ等です。

 ポイントは、データのダウンロードのページの
 <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットのラベルシール>
 を使うのですが、

 本来は、このデータをPCにダウンロードしたあと、
 <全面ラベルシール>に印刷するところ、それを
 普通紙に印刷して、両面テープかセロテープで、
 貼り付けることで、手元にある、手に入りやすい材料で
 救急医療情報キットを用意できるようにしたことです。

  <メリット>

  ◆お薬手帳をそのまま、ケースに入れられるので
   お薬の名前を写し間違う心配がない。
  ◆冷蔵庫の外に置くので、冷蔵庫のなかを見られず、湿気も関係ない
  ◆冷蔵庫のドアについているので、冷蔵庫内を探す時間が省ける
  ◆台所で目につくので、新しい情報に変えるのに気づきやすい
  ◆2部ずつ情報シートやコピーを用意して、携帯用キットも作れる

  <作り方>

  ①データのダウンロードのページから、
   
   <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットの
    ラベルシール>のデータと自分が
   使いたいと思う<救急医療情報シート>のデータ
   
   をそれぞれ、PCにダウンロードして、普通紙に
   印刷し、点線に沿って切りとります。

  ②<救急医療情報キット>と大きな字の書かれた
   用紙に、名前、ふりがな、記入年月日を書き込んで、
   クリアケースの表面に、テープで貼り付けます。

  ③<救急医療情報シート>に必要な情報を記入後、
   紙を折って、クリアケースの中に入れます。

  ④クリアケースの中には、そのほか、

   保険証、診察券のコピー
   写真  ※裏に名前を書いておく
   (お薬手帳)
   (非常用の薬)
   (その他、救急隊員に知らせたいことを書いた紙)
   
   など入れて、入れた項目にチェックをします。

  ⑤冷蔵庫の表のドアに、マグネットをくっつけ、
   マグネットのクリップにクリアケースをはさみます。

  ⑥2枚の、救急医療情報キットの場所を知らせる
   シールを、玄関ドアの内側や、救急隊員が、
   来た時に目につきやすい場所に、テープで貼ります。
                     (おわり)
          
これなら、A5クリアケースとマグネットクリップが
うちにあれば、帰省のときに、一緒に故郷でも作って
あげられると思いますので、

HPからデータを印刷して、クリアケースを用意して
いって、実家でご両親やおじいちゃん、おばあちゃんが
情報シートを記入するのを手伝い、キットの存在を示す
シールを目立つところに貼ってきてあげてください。

  ※ラベルシールを使って、シールを貼り付ける
   もともとのタイプは、↓ 下のほうに、作り方の
   紹介をする記事があります。

(2013年4月12日)

年の初めに<エンディングノート>を作ってみませんか?

画像の説明

このHPでは、<手作り救急医療情報キット>のほかに
いわゆる<手作りのエンディングノート>も、作ることができ
ます。

もちろん、用意する材料は、
  100円均一のA4のクリアファイル1冊のみ
で、あとは、PCから

  <MY WILL NOTE>(手作りのエンディングノート)

のデータをダウンロードして、記入していくだけです。

昨年のお正月に、作ったものなのですが、毎年お正月を含め
年に何度か、内容を見直し、必要な箇所は修正することに
しています。

このエンディングノートの趣旨としては、自分の生涯をふり
かえる、というよりは、むしろ、自分はどういった人間で、
どういう嗜好があり、どういう希望を将来に持っているか、

ということを、家族を含め将来お世話になる皆さんが知ること
ができるように、探し回ってもらう手間をかけずにすむように、
ここに1冊のノートとして、書き記しておくことによって、
少しでもお世話してもらうひとが楽になるように、今できる
ときに、自分ができることでお手伝いをしたい、ということが
目的のノートです。

誰でも、自宅のPCで手軽に作れますので、高齢者のみなさんに
限らず、自分用に1冊用意しておいて、毎年お正月に見直して
みる、というのは、いかがでしょうか?

画像の説明

私も、自分用のノートを昨年1冊、作りました。
これで、もし自分に突然何が起きても、必要な手続き、書類の場所
伝えたいそれぞれの人へのメッセージ入り封筒、とこの1冊を見て
もらえたら、すべてわかる、と思うと、とても気持ちがすっきり
しました。できるだけ、シンプルに、〇をつければいい項目を
増やして、記入しやすいように作ってみましたので、良かったら
ダウンロードして、ご自分用に利用してみてください。

トップページの上の<手作りエンディングノート>をクリック
すれば、内容や作り方の詳細したページにいきます。
(2013年1月3日)

平成24年度中 京都市内での救急出動状況(速報)

画像の説明
資料によると、

   ★救急全体の出動件数  77,997件(過去最多)
   ★1日平均の出動件数  214件
   (約6分45秒に1回出動したことになる)
   ★急病による出動件数  50,542件
   
   平成23年度は、49,250件だったので、
   昨年は、1,292件増加したことになります。

 平成22年度の資料によれば、
 1年間に、急病で119番通報された方のうち、 
 65歳以上の高齢者の占める割合は、55・39%なので、

画像の説明

それからいくと、
 平成24年度に119番通報のあったうちの
 65歳以上の高齢者の数は、27,995人 
ということになります。
 1日平均 77人です。

これだけの高齢者が、毎日、救急隊員のお世話になっています。
(2013年1月4日)

京都市長からの回答

本年度から始まった、一人暮らしの高齢者の戸別訪問などの
機会を利用して、京都市でも、救急医療情報キットを配布して
もらえませんか?と市長への要望を出していた回答が、本日
届きました。以下、全文です。

**********

「救急医療情報キット」は,大地震など多くの傷病者が
発生する大規模災害等の混乱期において,救護に当たら
れる方が容易に情報を入手することができるという点で,
有効であると考えており,すでに市内の一部地域において,
この取組が行われていることは承知しております。

その一方で,京都市消防局では,高齢者世帯を訪問し,
防火・防災に関する啓発及び指導を行う際,災害に遭遇した
ときに,迅速に情報を収集できるための「安心カード」を
配付する事業を行っているところでございます。

現在,この「安心カード」の事業を広く推進している
ことから,現時点では、「救急医療情報キット」を導入する
予定はございません。

こうした状況ではございますが、地域によって「救急医療
情報キット」が導入される場合については,保管場所を
統一するなど,一定のルールのもとで取組が推進される
よう助言に努めてまいります。

今後とも,市民の皆様の安心・安全を目指し鋭意努力して
まいりますので、何卒、ご理解賜りますようお願いいたします。 

平成25年2月26日            

                      京都市長 門川 大作

果たして、「安心カード」で、十分でしょうか?

安心カード

右の写真が、<救急医療情報キットと同等の効果がある>とされた
「安心カード」です。ハガキ大の大きさに、このような内容を
記載するものです。

回答によれば、<救急医療情報キット>と同等の効果がある、
とされていますが、

外出先で気分が悪くなったときに本人が、カバンから出して
提示するために、日頃カードを携帯することには意味があると
思いますが、なにせ小さいカードだけに、書き込める情報量が
限られています。

どうでしょう?
スペースが限られてしまうせいではありますが、この内容の
情報量で、十分、という印象を受けられますか?

今、こうしてざっとみて、思いついた点を挙げてみると
この「安心カード」では。。。

 ◆自宅で倒れて、本人に意識がなかったら、
  「安心カード」がどこにあるか、
  救急隊員にはわからないので、見つけられない。

 ◆<薬の情報>や<体質>または、<身体の不自由な部分>
  について記入する欄がない。

 ◆かかりつけ医や既往症は、一件だけ、しか記入できない。

 ◆写真がないので本人とカード情報との一致が、確認できない。

 ◆本人以外で、例えば介護中の家族のことを頼みたいとき、
  記入する欄がない。

 ◆発作のときに飲む薬を、入れておくことができない

 ◆それがいつの時点の情報か、記入日を書く欄がない。

 ◆情報に変更があったときに、スペースがなくて更新しにくい。

といったことに気づきます。その点を考えると、

私には、この「安心カード」をどこかのカバンに
入れて、携帯していることでは、残念ながら、
<救急医療情報キット>と同じだけの情報を提供
できないのではないかと、危惧されます。

とくに、独り暮らしの高齢者の場合には、ご自宅で
怪我をされたり、体調を崩されることも、かなり
多くあるのではないかと思いますので、

<必ず、冷蔵庫にある>と誰もが、わかっていて、
本人に意識がなくても、言葉をしゃべれない状態でも、

隣人や救急隊員さんによっても、見つけてもらえる
<救急医療情報キット>を自宅の冷蔵庫に保管して
おくことは、たとえ「安心カード」を用意していても、
決して無駄になるものではないと思います。なので

引き続き、自治体の高齢者福祉の担当の方や、消防局といった
方面にも、<救急医療情報キット>の自治体からの無料配布を
要望していきながら、同時に、自分達自身でもできること、

手作りで<救急医療情報キット>を作ってみませんか?
というかたちでの、キットの普及活動も、地域のみなさんや
高齢者と交流される機会のある団体さんや、訪問介護事業所
さんなどに、提案していきたいと思っています。

<もしも>のときは、誰に、いつやってくるか、わかりません。
突然やってくる<もしも>のときに、必ず、役立ってくれる
ものですので、救急医療情報キットのPRにどうぞ、お力、
お知恵をお貸しください。宜しくお願いします。
(2013年2月26日)

NEWS! 認知症の男性が交通死傷事故(H23.12.16)

京都新聞の取材ノートに掲載された記事です。

************

 京都市北区で2月に起きた車など7台が絡む多重衝突事故で、
京都府警は認知症の男性運転者に加え、車に同乗していた2人の
書類送検に踏み切った。

同乗者の立件は全国でも例がなく介護家族たちに与えた衝撃は大きい。
高齢ドライバーが増え続ける今、認知症患者の重大事故を防ぐためにも
運転免許制度や交通の足となる移動支援を考える必要がある。

 事故は日曜の正午、金閣寺近くの北大路通で発生した。
府警によると、乗用車を運転していた男性(61)が意識を失って
信号待ちの車列に追突。6台が玉突きになり、バイクの男子大学生が
2カ月後に死亡、12人が軽傷を負った。

 男性は2008年ごろにアルツハイマーと診断され、医師から運転を
やめるよう忠告を受けていた。車に同乗していた男性の兄夫婦も診察に
立ち会っていたといい、府警は9月、男性を自動車運転過失致死傷の
疑いで、夫婦は運転を止める注意義務を怠ったとして重過失致死傷の
疑いで、それぞれ書類送検した。

*************

同乗者も書類送検される、というのは、この記事で初めて聞きましたが、
認知症と診断を受けた高齢者のみならず、今全国に、認知症が始まって
いるが、もしくは、認知症の疑いはあるが、まだ診断を受けられてない
高齢者はたくさんおられると思います。ということはつまり、

潜在的な認知症ドライバー及び、認知機能が衰えてきているが、
医療機関を受診できていないドライバーは、きっと大勢存在する、
ってことですよ。

なのに、現在、高齢者の認知症による免許証返納は、
<自主的な申告>をただ、待っている、だけなのです。

うちも、80歳を超えていますが、本人がまったく拒絶しているために
認知症のテストを受けたことは、これまで一度もありません。

けれど、寄る年波には勝てず、あきらかに、物忘れの兆候、
注意力散漫な様子も、ありありで、これで運転しているのだと思うと
心配でならず、免許証を自主的に返納させようと話しをするものの、
まったく聞く耳をもちません。

これまで、考えうる、あらゆる公的機関、警察や、福祉事務所、
交通安全協会、認知機能テストを受ける教習所、で相談しましたが、
いずれも<本人の自覚を待つしかありません。>というのが、どこでも
お決まりの回答でした。

でもそれを待っているあいだに、もしも、このような事故が起きて
しまったら。。

そう思うと、家を出てから、帰宅するまで、大袈裟でなく、電話が
鳴るたびに、ドキッ!!としています。
同じような悩みを抱えておられるご家族はきっと、大勢いらっしゃる
と思います。

本人だけでなく、事故によって被害を与えてしまった方の、人生や命は
いったん事故が起きてしまったら、どうやっても償いようがありません。

免許証の返納を、自己申告に任せる、とか、家族が説得するしかない、
としていては、介護家族にとっても大きな心理的な負担を負うことに
なり、このような交通事故はこれからも、きっと起こるに違いない、
と思います。

1日も早く、地域の交番のおまわりさんが、70歳以上の高齢者宅を
訪問して高齢者の事故の実態を訴える、とか、免許証更新のための
70歳以上に課している認知機能検査の要件をより厳しいものにする
とか、医師の同意書を求めるとか。。

なにかしら、今よりもっと積極的な免許証返納促進のための活動が
なされる必要があると、思います。

数ヶ月おきに、この説得を試みていますが、そのたびに、
<親をバカにしおって!!>と大喧嘩、あげくのはては、
<そんなことを言うなら、よけいに乗ってやる!!>と言い放ち、
ほとほと、困りきっています。

バカにしているから、ではなくて、心配しているからこそ、免許証を
返納してほしいと思っている、のだと、家族以外のおまわりさんからも
じっくり話してもらえたらと。。。この件では、疲れきっているので、
心底そう願っています。

同じような悩みを抱えておられるみなさん、ありませんか?

NEWS! 運転経歴証明書が変わる!!(2011.11.10)

おじいちゃん、卒業おめでとう!

今日、警察庁から発表になったのですが、運転経歴証明書が、
免許証と同等の身分証明書としての役目を果たすようになる
とか。新しい運転経歴証明書の交付は来年の4月からだそう
です。

交付申請も、免許証返納後5年以内とし、有効な期限も無期限
で、再交付、住所変更などにも対応するそうです。

昨年の免許証の自主返納は、65605人で、そのうち、経歴証明書
の交付は、25771人、大半が65才以上の高齢者だそうです。

いいですね~!このニュース、もっともっとテレビなどで
取り上げて欲しいですね!!

おじいちゃん、免許、もう、そろそろよろしおすやろ?

運転はもう卒業!

 ここ数ヶ月、うちの家族を悩まし続けている頭の痛い問題が、
<高齢者の免許証自主返納>の件、

ひとことで言うならば、

おじいちゃん、
心配やから、運転、もうそろそろ、
よろしいやおへんか?

ということでして。。。なんとか、おじいちゃんに免許証を自主
返納してもらえないかと考えています。

というのは、今年に入ってからヒヤッツ!!とすることが
数回あって、どうも、心配なんですね。

もちろん、年齢ではいちがいに区切れないものでもあり、
またお仕事の関係、住んでいるところによっては、どうしても
車の運転ができなければ暮せないetc…ひとそれぞれ
いちがいに、<こうなら、返すべき!>とは、誰も言えないと
思いますが、

なにしろ、うちのように<ヒヤッ!!>とすることが続くと、
家族としては、心配が尽きませんで。。。

あちこち相談してみたものの、答えは。。。

地元の警察署、交通安全協会さん、
交通相談窓口、免許試験場、高齢福祉課、思いつく限りの
ところで、相談してみましたが、返ってくる答えは、だいたい
こんな感じ。。。

  『本人の自覚の問題やから。。』

       自覚って。。。本人さんの判断能力や集中力の衰えを
       感じるから家族は心配してるのであって、自覚を待ってて
       あとの祭りってことになったら、どうしますん?

  『人間の誇り、プライドに関わることやから難しいです。』

       プライドが大事、言う気持ちもわからんでもないけど
       そういうてて、ひとさまに怪我でもさせてしもたら、
       どないします?
    
  『それは、家族の問題でしょう?』

       家族で、解決がつかへんから、こうして相談さして
       もろてまして。。
 
  『認知症の診断書でもあれば別ですが。。』

       認知症の診断書がなくても、家族がふだん見ていて、
       とっさの判断や集中力に、かつてのような信頼が
       おけへん状態やから、危ないなぁと思うて。。。
    
  『取り上げて、隠してみたらどうです?』

       <免許証>と口にするだけで、<親をバカにしとる!>
       と怒鳴りまくり、そんな、隠したりした日には、あんた
       はん、どないなることやらもう。。

  『事故起こさはったん?』

       事故起こしてからでは、そら、遅おっしゃろ?!

高齢者による交通事故は、近年、増加しています。家族としては、
本人が車やバイクで外出しているあいだ、ずっと心配は絶えません。

自主返納を促す効果的な方法は?

なんとか、免許証を自主的に返納してもらって、家族が安心できる
ように、なにかこう、自主返納を促す効果的な方法は、ないかと、
このところ、考え続えているのですが。。。

ちなみに、他府県では、こんな優待制度があるそうです。

  ★タクシーチケット
  ★百貨店の通信販売の割引き
  ★美術館などの入場料の割引き
  ★旅行のツアー料金の割引き etc…

ただ、残念なことに、私の住んでいる街では、このような優待制度は、
設けられていないとのことで、だとしたら、考えられるのは。。

  ★お町内の回覧版に、大きく、高齢者による交通事故の
   情報を載せる

  ★地域ごとにある交番のお巡りさんが、高齢者宅を巡回して
   運転に不安はないかの相談週間だと言って、話をする。

  ★テレビで、CMのように、高齢者の交通事故の現状と
   免許証の自主返納を促すメッセージを繰り返し流す。

  ★高齢者の免許証更新の実地試験の際の、安全運転の基準を
   厳しいめにする。etc…

等、思いついて挙げてみたのですが、現在、そういう啓発活動が
実施されている、というお話はまだききません。なので、

<自主返納を決意させる>とっておきの策は?

 おじいちゃん(おばあちゃんでもいいのですが)は、こういう
 ふうに免許証返納に同意してくれた、というご<成功例>があれば
 同じような悩みを抱えている家族にとっては、とてもありがたい
 アドバイスになりますので、ぜひ、ご意見いただけたら
 参考にさせてもらいたいと、思います。よろしくお願いします!

おじいちゃん、心配! 運転、やめて! 免許証、返すか! 生涯ドライバー卒業、おめでとう!生涯ドライバー無事卒業!

町内会の新役員さん、救急医療情報キットを配りませんか?

画像の説明

新年度に役員になられたみなさん、町内会の
新しい取り組みで<救急医療情報キット>を配布しませんか?

当HPのデータを利用して、100円ショップの材料を使えば、
各種救急医療情報キットが、150円から、用意できます。

救急医療情報キットの配布の取り組みをしませんか?と
4月の総会で提案することができます。

画像の説明

また、救急医療情報キットはよく、情報を定期的にチェックして
最新のものに更新することが難しいといわれますが、

毎年、4月に、新役員さんが、挨拶状と一緒に、
救急医療情報キットの更新用の情報シートを配布することで、
少なくとも1年に一度、情報の見直しができますし、

あらたに、65歳以上になった高齢者のご自宅に、救急医療情報
キットを配布する機会にすることもできます。

毎年、4月、新しい役員さんが就任したときに、町内会で
救急医療情報キットも、新たに点検する、というシステム
できると、いいのではないでしょうか。
(2014年4月1日)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

9月15日が、敬老の日になります。

3連休ということで、実家に帰省されるみなさんは、故郷の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、キットを
作って持って帰って、一緒に用意してあげませんか?

また、敬老会など、地域ごとのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、高齢者サロン
などの活動のひとつとして、みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはいかがでしょう?

あらかじめキットを役員さんで用意してあげて、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

あとは役員さんが、地元の高齢者サロンで救急医療情報キット
を作ったことを地元の消防署に連絡すれば、さらに活用して
いただけるものと思いますし、高齢者のみなさんも安心される
ことと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してあげてください。
(2014年8月29日)

お正月の帰省に、救急医療情報キットを持参しませんか?

毎年、年末になると、提案させていただいているのですが、
お正月、実家へ帰省されるみなさん、<救急医療情報キット>を
作って、持ち帰りませんか?

キットは、100円均一の材料さえあれば、作成には30分も
かかりません。

年賀状を、自宅のPCとプリンターで作るついでに
実家のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、作って
荷物のなかに、入れてください。そして、

お正月、実家に帰省しているあいだに、ご両親やおじいちゃん、
おばあちゃんと話をしながら、情報用紙を記入してあげて
冷蔵庫に、キット容器を保管し、シールを貼ってあげてください。

書いてくれる?

高齢者のみなさんがPCから作るのは大変でも、一緒に作って
あげるひとがいれば、高齢者でも自分のキットを用意できますし、

それに、
一緒に作れば、家族のからだの具合や、お付き合いのある
ご近所さんのことも、知ることもできます。

飲んでるお薬は?

まだまだ全国で、救急医療情報キットの取組みのない地域も
たくさんあります。

遠く離れて暮らしていても、できる、親孝行です。ぜひ
ご家族の皆さん用のキットを、そして、自分自身のキットも、このお正月
作ってみてください。

時間がない、PCで作れない、というときは、今なら見本用に用意した
キットをお渡しできますので、ご希望があれば、当会のHPからメール
でご連絡ください。
(2013年12月25日)

<お正月休み向けのチラシ>一般用も、作りました!

一般向け

先日、お正月休みに備えて、12月に<高齢者サロン>で
救急医療情報キットを作りませんか?というサロン向けの
チラシ&葉書を作ったのですが、それに続いて、

町内会や自治体などの活動として、お正月休みに向けて
一人暮らしの高齢者の皆さん向けに救急医療情報キット
を作りませんか?と呼びかけるチラシも、作りました。

この下からも、データのダウンロードのページからでも
ダウンロードができますので、掲示板に、また回覧板用に
使っていただいて、
隣近所の一人暮らしの高齢者の皆さんが
少しでも、安心して、お正月休みを迎えられるように
見守りのひとつとして、地域のなかでキットを
作成して、保管までの支援ができればと思います。

お正月休み向けの一般用のチラシ→ ippannewyearchirashinew.pdf

(2014年11月22日)

お正月休みに備えて、救急医療情報キットを!

お正月

毎年、年末恒例の呼びかけになりましたが、皆さん、
お正月に向けて、高齢者サロンの12月の集まりなどで、
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?

葉書 チラシ

お正月は、なんといっても
 ◆かかりつけのお医者さんがお休みです。
 ◆ケアマネさんも事業所さんもお休みです。
 ◆隣近所のみなさんもお出かけが多いです。

こんなときだからこそ、救急医療情報キットの
備えがあれば、<もしも>のときにも、大丈夫!
安心して、お正月休みを過ごせます。

パソコンは、使えへんのやけど、なんとか
お知り合いの独り暮らしの高齢者のために作りたい、
というご要望があれば、HPのお問い合わせから
メールをいただければ、見本用キットお分けできます。

安心

また、高齢サロン向けの掲示用のチラシ(上の写真)は、
この下からでも、データのダウンロードのページ
からでも、ダウンロードできますので、印刷して
利用してください。

お正月向けの高齢者サロンのチラシ→ auto-OMJ2Et.27.pdf

他にも、手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..
説明させてもらいます。気軽にメールで、ご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>

いつか京都市内のどの地域にお住いの方でも、
そんなふうに言ってもらえるとといいなと思います。
(2014年11月22日)

1月19日(月)は、<救急キットの日>!

画像の説明

勝手ながら、1月19日は<救急キットの日>
ネーミングさせていただき、皆さんに、自分用に
<救急医療情報キット>を作っていただきたい!

というわけで、数に限りは、あるのですが、このHPから
お問い合わせいただければ、キット見本お届します。
作りたいけど、PCを使って自分では、作れない。。
という高齢者の皆さんなど、お問い合わせください。
(2015年1月9日)

5月の連休に向けて、<救急医療情報キット>を!

画像の説明

早いもので、今年もGWまであと2週間となりました。
GWに救急車のお世話になると、大変なことがあります。

GWには、ふだんかかりつけのお医者さんや大病院も
お休みに入りますので、救急隊員から医師へ連絡
してもらって、持病や既往歴、お薬情報などを
速やかに得ることが困難になります。

こんなとき、冷蔵庫に<救急医療情報キット>
があれば、安心です。

まだキットの用意がないみなさんには、この機会に
キットを用意を作ってもらいたいですし、

お近くに、独り暮らしの高齢者の皆さんがおられ
たら、一緒に救急医療情報キットを作ってみてもらえ
たらと思います。

<救急医療情報キット>で、5月の連休も
安心して、過ごしましょう!
(2015年4月13日)

GWの実家への帰省に、救急医療情報キットを!

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GWに、家族で実家へ帰省する、という皆さんも、
きっと多いと思います。日本全国では、まだまだ
救急医療情報キットの取組みのない地域も沢山
あります。

この機会に、救急医療情報キットを作って
帰省の荷物のなかに入れておいて、実家にいる
あいだに、おじいちゃんやおばあちゃん、また
ご両親と一緒に、救急医療情報キットを作って
みませんか?

一緒に医療情報カードを記入したり、診察券を
コピーしてあげたりすることで、ふだん遠くに
いてわからない家族の身体の状態や、お医者
さんとのお付き合いの様子を知ることもできます。
(2015年4月22日)

春の<救急医療情報キット>キャンペーン!

画像の説明

まだ救急医療情報キットの備えのない皆さん、
今年の春は、手作りの<救急医療情報キット>を
作ってみませんか?

キット見本用に用意した、救急医療情報キット
一式を、数に限りはありますが、お届けしたいと
思います。

ご自分用に、実家のおじいちゃん、おばあちゃん用に、
ご両親用に、近隣の独り暮らしの高齢者の皆さん用に、
ぜひ作ってもらえたらと思いますので、ご希望の方は、
当会のHPのお問い合わせのほうからメールで、
ご連絡ください。
(2015年3月17日)
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新年度、町内会で<救急医療情報キット>を作りましょう!

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3月は、新年度の町内会役員の改選の時期です。

新しく、町内会の役員になられた皆さん、
町内会で、手作りの救急医療情報キットを用意して、
高齢者の皆さんや健康に不安のある町内会のみなさんに
配布してみませんか?

残念ながら、つい先日、<救急医療情報キット>の実施
について議員さんに尋ねてもらいましたが、自治体として
京都市では、来年度も<キットの配布はない>そうです。
(西京区のみ、区として実施されています。)

自治体としての取組みがないのであれば、町内会や自治会
といった地域で、救急医療情報キットを用意してみませんか?

現在。市販の<救急医療情報キット>の場合であれば、
1キット450円程度の価格にて販売されています。しかし、
町内会や地域の自治体の場合には、予算がとれない、ということ
で断念しなくてはいけない場合もあるかと思います。
それは、あまりにも、残念です。

予算を理由に、取り組めない、という皆さん、
当会のHPからダウンロードできるデータを利用して
100均の材料を使うことで、安いものであれば、
150円程度から、手作りで救急医療情報キット作れます。

キットの他にも、ロゴのデザイン料が高いという場合、
町内会の名前をキットに入れたい、というご要望であれば
<京都救急医療情報キットを作る会>のロゴの代わりに
<○○町内会><○○学区自治会>といった表記に代えて
添付ファイルで送らせてもらうこともできます。

ぜひ、平成27年度、町内会で、救急医療情報キットを
用意してみてください。

民生委員さんや町内会の役員さんが、自宅を訪問して
キットの書き方や使い方を説明することによって、
地域の高齢者の皆さんと顔の見える関係を作る機会
にもなりますし、世間話を通じて、
生活上で、困っておられることなどの聴き取り
もできます。

また、キットは最新の情報を載せておいてもらいたいので
定期的に、<お薬、変わってはらしませんか?>と訪問し
声をかけることで、見守り活動のツールとして役立てる
事も出来ます。

京都市内をはじめ、全国でまだ救急医療情報キットの
取組みのない地域にお住いの皆さん、そして、高齢者以外
にも、障がいをお持ちであったり、若いひとでも独り暮らし
の皆さんが、自分用の救急医療情報キットを用意しておく
ことで、少しでも安心して日々の暮らしを送っていただけ
たらと、思います。

町内会での会議などでのプレゼンテーション用に、
HPからお問い合わせいただければ、<キット見本>
(数に限りはありますが)お届けします。
(2015年3月1日)
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京都市西京区で<救急医療情報キット>配布!

画像の説明

京都市西京区の公式サイトによれば、平成27年2月
15日付の市民しんぶん西京版のP2に、<救急医療
情報キット>無料配布中!のお知らせが出ています。

現在、京都市内の行政区で唯一、西京区のみが、
平成25年から平成28年の3カ年計画で、救急医療情報
キットを高齢者等の見守りが必要な世帯へ、民生委員
さんを通じて配布する活動を実施しています。

西京区のキットは、市販の、冷蔵庫の中に入れて
保管するタイプの容器を使っています。

西京区内にお住いの皆さんのなかで、まだ救急医療
情報キットを受け取っておられない高齢者や健康に
不安のお持ちの皆さんは、区役所へ問い合わせて、
この機会に、ぜひ、救急医療情報キットを備えて
もらえたらと思います。

この取組みがぜひ、順次京都市内の他の行政区でも
実施されることを願いますが、それまでは、当会の
HPを利用することで、みなさんに、救急医療情
キットを用意していただければ、嬉しいです。

問い合わせは、区役所福祉介護課(℡381-7642)
あるいは、支所福祉介護課(℡332-9194)まで。
(2015年2月20日)

京都市長への<キット配布要望>に対する回答が届きました!

今年初めに、再度、京都市長へのメールにて、
京都市内でも<救急医療情報キット>の無料配布を
実施してほしい旨の要望を出しておいたものに、
本日回答が届きましたので、そのまま掲載します。

*<京都市長からの回答>*********

お返事が遅れ誠に申し訳ございません。

消防局では,平成26年10月6日に回答させて
いただきましたとおり,防火・防災に関する啓発
及び指導を行う際,「安心カード」を配布する事業
を行っており

屋内外を問わず災害に遭遇したときに迅速に情報を
収集でき,財布や市バスの乗車証ケースなど身近な
ものに入れておくことにより救急隊員等に情報提供
できるもので,「救急医療情報キット」
と同等の効果があるものと考えております。

したがいまして,現在のところ,消防局の事業として
「救急医療情報キット」を作成及び配布する予定は
ございません。

なお,高齢者への日常的な訪問や支援については,
地域の身近な総合相談窓口である「地域包括支援センター
(愛称:高齢サポート)」が,地域福祉組織(民生委員
・児童委員,老人福祉員等)と連携し引き続き実施
してまいります。

以上,ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
     
平成27年3月25日
             京都市長  門川 大作

*************************************

auto-vDdQkO[1]

※2月に中京区役所にて開催された街づくり会議の席で
門川市長に、<救急医療情報キット>を手に取って
いただいて、説明した際には、門川市長から、

<確かにこういうものは、これから必要になるな>と
おっしゃっていただいていただけに、この回答及び、
京都市では、今後も、救急医療情報キットの配布を
考えていない、ということは本当に残念に思います。

残念ながら<安心カード>では情報量という点で、
救急医療情報キットの代わりとはいきませんし、
そもそもそれがどこにあるのか、救急隊員には
わからないので、探すのに時間もかかります。

う~ん、残念ではあるのですが、やはり、
京都でも、ひとりでも多くのみなさんに、
救急医療情報キットを備えてもらうことで
少しでも安心して毎日を送ってもらえたらと
いう想いには変わりがありませんので、

引き続き、当会では、救急医療情報キット
のPR活動を、続けていきたいと、思います。
(2015年3月25日)

お盆用、帰省先で手軽に作れる救急医療情報キット!

  クリアケース型   お年寄り達

もっとも手軽な材料で、帰省先でもかんたんに作れる
救急医療情報キットを考えてみました。材料は、

  お盆キット   家族

  ①A5サイズのクリアケース 1個
  ②冷蔵庫のドアに、くっつけて、クリアケースを
   はさめる、マグネットクリップ 1個
  ③シールを貼り付ける、両面テープかセロテープ等です。

 ポイントは、データのダウンロードのページの
 <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットのラベルシール>
 を使うのですが、

 本来は、このデータをPCにダウンロードしたあと、
 <全面ラベルシール>に印刷するところ、それを
 普通紙に印刷して、両面テープかセロテープで、
 貼り付けることで、手元にある、手に入りやすい材料で
 救急医療情報キットを用意できるようにしたことです。

  <メリット>

  ◆お薬手帳をそのまま、ケースに入れられるので
   お薬の名前を写し間違う心配がない。
  ◆冷蔵庫の外に置くので、冷蔵庫のなかを見られず、湿気も関係ない
  ◆冷蔵庫のドアについているので、冷蔵庫内を探す時間が省ける
  ◆台所で目につくので、新しい情報に変えるのに気づきやすい
  ◆ついでに、携帯用カードも、作ることができる

  <作り方>

  ①データのダウンロードのページから、
   
   <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットの
    ラベルシール>のデータと自分が
   使いたいと思う<救急医療情報シート>のデータ
   
   をそれぞれ、PCにダウンロードして、普通紙に
   印刷し、点線に沿って切りとります。

  ②<救急医療情報キット>と大きな字の書かれた
   用紙に、名前、ふりがな、記入年月日を書き込んで、
   クリアケースの表面に、テープで貼り付けます。

  ③<救急医療情報シート>に必要な情報を記入後、
   紙を折って、クリアケースの中に入れます。

  ④クリアケースの中には、そのほか、

   保険証、診察券などのコピー
   写真  ※裏に名前を書いておく
   (お薬手帳のコピーなど)
   (非常用の薬)
   (その他、救急隊員に知らせたいことを書いた紙)
   
   など入れて、入れた項目にチェックをします。

  ⑤冷蔵庫の表のドアに、マグネットをくっつけ、
   マグネットのクリップにクリアケースをはさみます。

  ⑥2枚の、救急医療情報キットの場所を知らせる
   シールを、玄関ドアの内側や、救急隊員が、
   来た時に目につきやすい場所に、テープで貼ります。
                     (おわり)
          
これなら、A5クリアケースとマグネットクリップが
うちにあれば、帰省のときに、一緒に故郷でも作って
あげられると思いますので、HPのデータを利用して、
ぜひ用意していって、ご家族が情報シートを記入する
のを手伝って、シールを目立つところに貼ってきてあげて
ください。同じものを2つ作って、いつも持ち歩くカバンに
入れておけば、外出時も安心ですね!
(2015年8月9日)

9月9日は<救急の日>です!

hospitamenkyosyo1 l_003m

今年は、9月9日(水)は、<救急の日>です。
9月6日(日)から、9月12日(土)が救急週間です。

京都市にお住まいの皆さん、そして全国でまだ救急医療
情報キットが配布されていない地域にお住まいの皆さんは、
良い機会なので、この救急の日、救急週間をきっかけに
ぜひ手作りの救急医療情報キットを作ってみてください。

と言うのは簡単なのですが。。。

PC得意なみなさん

高齢者の皆さんがご自身でPCから作る、というのは、
ハードルが高いだろうと思いますので、ぜひ、ご家族の、
そしてお知り合いのおじいちゃん、おばあちゃんのために
日頃、PCをよく使っている皆さんが、このHPを使って
救急医療情報キットを用意してあげてもらえれば嬉しいです。

<救急医療情報キット>作ってあげたいけれど、PCで
作れない、という皆さん、あるいは、地域や町内会で
作りたいけど、見本を見てみたい、という皆さん、
数に限りはありますが、PR用のキットがありますので、
お問い合わせからご連絡いただければ、お渡しできます。
(2015年8月25日)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

ちょっと先の話になるのですが、今年は、
連休中の9月21日(月)が敬老の日
になります。

連休ということで、実家に帰省する方も多いでしょう。
故郷のご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、
キットを作って持参し、故郷で一緒に用意しませんか?

また、地域でも、敬老会などのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、町内会や
自治会での活動のひとつとして、

みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはどうですか?

あらかじめキットを役員さんで、作って用意しておき、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

最後に、役員さんが、地元の消防署と警察署(交番)のほうに、
地域で、救急医療情報キットを作ったことを連絡しておけば、
もしものときに、よりキットを早く見つけて利用してもらえる
と思いますし、高齢者のみなさんも安心されることと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してもらえますよ。
(2015年9月12日)

11月9日は、<119番の日>です。

画像の説明

昔から、<備えあれば、憂いなし>と言います。
元気なうちに、<もしも>のときに必要な用意をして
おけば、いつ、体調を崩しても、慌てず安心して
119番できます。

11月9日(月)は、<119番の日>です。この日にちなんで、
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?

もし、ご家族や周りに独り暮らしの高齢者の方がいらして
作ってあげたいけれど、PCからは無理。。。という
みなさん、ありましたら、見本用のキットのセットを
お渡しすることができますので、当HPのお問い合わせ
から、お申し出ください。(ただし、数に限りがあるので、
なくなったときは、ご容赦ください。)
(2015年11月8日)

お正月休みに向けて、救急医療情報キットを!

お正月

秋も深まってきました。ほんとに時間の経つのは、はやくて、
お正月もあっと言う間に、やってきそうですね。

お正月に向けて、
例えば、地域の高齢者サロンや町内会の集まりで、また
訪問介護事業所さんが、利用者さんのために
<救急医療情報キット>を作ってみませんか?
画像の説明チラシ

というのも、お正月は、なんといっても

 ◆かかりつけのお医者さんがお休みです。
 ◆ケアマネさんも事業所さんもお休みです。
 ◆隣近所のみなさんもお出かけが多いです。

こんなときだからこそ、救急医療情報キットの
備えがあれば、<もしものとき>にも大丈夫!と
安心して、お正月休みを過ごせます。

高齢者のみなさんが、PCを使って作るのは難しい、
かもしれません。それなら、家族や、ご近所のみなさんが
キットを作って用意して、書くのをお手伝いすることも
できると思います。

欲しいけれど、作れないし、という、お独り暮らしの
高齢者の皆さんが、お近くにおられたら、
HPから連絡をいただければ、数に限りはありますが、
PR活動用のキット見本をお分けすることもできます。

安心

高齢サロンに、掲示してもらえるように作った
のチラシは、この下からでも、データのダウンロード
のページからでもダウンロードできますので、
プリントして、利用してください。

お正月向けの高齢者サロンのチラシ→ auto-OMJ2Et.27.pdf

HPのデータを利用することで、情報用紙やシールは
半日あれば、数十件分ほど用意できます。あとは、容器の
<片栗粉入れ>を注文して届くまで1週間程度必要ですので
今から準備を始めるぐらいでちょうどいいと思います。

手作りキットの材料、費用、作り方、説明書etc..
よくわからないことがありましたら、説明させて
もらいますので、気軽にメールでご連絡ください。

<高齢者サロンにいけば、救急キットが用意できる!>
市内のどの地域でも、そんなふうになるといいなと思います。
(2015年11月17日)

年初めに、エンディングノートを作りませんか

画像の説明 画像の説明
手作りのエンディングノートの第2弾となる、
<あんしんノート>を作りました。

1年の初めに、救急医療情報キットとともに、
自分用の<あんしんノート>を作ってみませんか?

今回は、以前のノートに、さらに詳しい項目を入れて
自由に書けるスペースを、多くしてみました。

独り暮らしの方でも、この<あんしんノート>を
一冊用意しておくことで、将来、誰かにお世話になる
ときに、あちこち苦労して探してもらわずにすむように、

<これさえ用意しておけば、もしもの時にも安心!>
そんなノートをイメージしながら、必要な項目を考え
てみました。

<前半><後半>と2つのファイルに分けて、アップ
しました。市販のA4版のクリアブックかクリアファイル
20枚入の中に、1ページずつ差し込んでいけば

最後の1ページを、個人宛の封筒を入れるために使えて
ぴったり、収まります。

画像の説明

また、一度作った後、中身を書き換えたくなったら
書き換えるページだけを、HPからダウンロードして、
差し替えることで、いつでも最新の内容の<あんしん
ノート>にしておくことが、できて大変便利です。

こちらから、ダウンロードしてください。

①あんしんノート(前半) → annshin201310301new.pdf
②あんしんノート(後半) → annshin201310302.pdf

(注)<あんしん>ノートがあることを、誰かに伝えたり、
   どこかに書いておくことを忘れずに。また、
   ノートの内容を書き換えたときには、ノートの
   先頭のページの作成年月日も、忘れずに書き換え
   ておいてください。
(2015年12月31日)

「敬老の日」にちなんで、H26の京都市の高齢者人口

&show(illust2207_thumb-2.gif,aroundr,敬老の日)

京都市の65歳以上の高齢者の人口は、9月15日推計で

 ◆京都市の総人口 1,469,848人  
       男性  697,932人
       女性  771,916人

 ◆65歳以上の人口   372,380人(総人口の25.3%)
       男性  157,060人 (総人口の22.5%) 
       女性  215,320人 (総人口の27.9%)

   男性は、4.4人にひとり、女性は、3.6人にひとり
   が、65歳以上の高齢者です。 

 ◆高齢化率を行政区別にみると

  北区 26.7%  上京区 26.4%  左京区 25.9%
 中京区 24.6%  東山区 31.5%  山科区 26.9%
 下京区 23.6%  南区  23.3%  右京区 25.5%
 西京区 23.3%  伏見区 25.15%  です。
(2014年9月13日 京都市のHPより)

田辺市消防本部でも、当会のデータを参考にキット作成!

画像の説明

和歌山県田辺市の公式HPの2月28日の記事によれば、
田辺市消防本部がこの度、当会のキットを参考に、
市の公式HPのなかで、市民の方が、自分でデータを
ダウンロードして、容器を用意し、各自において
救急医療情報キットを作れるように説明する記事を
掲載されました。

素晴らしいのは、キットの情報シートに記入したり
シートの内容を変更したりするときに困った場合には、
田辺市の消防本部へ連絡すれば、支援をしてくださる、
という点です。

もちろん、市のHPからデータをダウンロードして作る
キットなので、高齢者に限らず、誰でも救急医療情報キット
を作ることができる点もいいですね!

全国の自治体で、まだ救急医療情報キットの取組みが実施
されていない地域も多くありますが、田辺市のように
本会のキットを参考にして救急医療情報キットを
作成いただければ、大変うれしく思います。
画像の説明画像の説明
(連絡下されば、ワード等の元の文書も送りますよ。)
和歌山県田辺市の人口は、現在、79,522人です。
(2014年3月4日)

栃木県大田原市で、救急医療情報キットが活躍!

画像の説明

栃木県大田原市のFMラジオの公式サイトの記事によれば
大田原市では、8地区で<見守り隊>が活動されていて、
救急医療情報キットも、すでに配布されています。

ある日のこと、高齢者夫婦の奥さまから<ご主人の目が
見えなくなった>との連絡が見守り隊の隊員のところに
入りました。すぐに、自宅へ駆け付けたところ、

冷蔵庫に<救急キット>が用意されていました。
それで、駆け付けた見守り隊の隊員さんが、キットを
もとにして、119番通報し、緊急連絡先となっていた
息子さんにも、スムーズに連絡がとれた、そうです。
(大田原市の人口は、現在、76,076人です。
 2014年2月22日)

「京(みやこ)・地域福祉推進指針」にキットへの言及が!

   画像の説明

少し前に、京都市長へのメールで、今後も救急医療情報キット
配布の取組予定はなし!と回答をもらいましたが、

年末に区役所に行った際に、「京(みやこ)・地域福祉推進
指針 決定版」への市民意見募集のパブコメの用紙が目に
とまったので、現在、西京区において3年がかりで救急
医療情報キットの無料配布が実施されているので、今後、
他の行政区においても、実施を要望する、旨の意見を書いて
応募しておいたのですが、

確認してみたところ、平成26年度の指針のP5に、

 <区レベルによる救急医療情報キットの配布への支援が
  広がりつつあるなかで、今後は、他の行政区にも取組の
  拡大が図れるよう、事例提供等を行っていく必要があり
  ます。>

との一項目が加えられていました。

画像の説明

やった~~~~!!京都市としての取り組みではないものの
行政区による救急医療情報キットの取組みについて、初めて
取り上げていただいた一文です!

ぜひ、ぜひ、西京区に続いて、高齢者への救急医療情報キット
無料配布に取組む行政区が出てきてもらいたいです!

ただ、自治体による取組みだと、どうしても、対象者が限定
されますので、引き続き、どなたでも、<もしも>のときに
備えて、当HPから手作りの救急医療情報キットを作って
自宅の冷蔵庫に備えてもらえたらと、思います。
(2014年2月17日)

会議用のパワーポイント資料、お使いください。

画像の説明

<これから、町内会や自治会で提案してみようかな。。。>
<パイロット事業の助成金で救急キットを
 作ってみようかな。。。>

そんなふうにお考えの皆さん、手作りの救急医療情報キット
について、紹介するためのパワーポイントで作成した資料
あります。

シンプルなものですが、A4横書きの写真つきの資料です。
コピーして、会議などで利用していただけたらと思います。

ご希望があれば、HPのお問い合わせからメールを
いただければ、パワーポイントの資料を添付ファイルで送付
させてもらえますので、気軽にご連絡ください。
(2014年2月11日)

平成27年度も、京都市からの救急キット配布はなし!

平成27年度になってから、あらためて京都市長に対して、
<救急医療情報キット>の全市的な取組みを要望させて
いただいた件で、回答をいただいたので、紹介します

******** 京都市長からの回答 ***************

本市では,消防局において防火・防災に関する啓発及び
指導を行う際,「安心カード」を配布する事業を行っており

屋内外を問わず災害に遭遇したときに迅速に情報を収集
でき,財布や市バスの乗車証ケースなど身近なものに入れて
おくことにより救急隊員等に情報提供できるもので、

「救急医療情報キット」と同等の効果があるものと考えて
おりますので,現在のところ,本市の事業として
「救急医療情報キット」を作成及び配布する予定はござい
ません。

なお,本市においても救急医療情報システムを導入したタブ
レット端末を導入し,より迅速な救急活動を行っていくこと
としております。

今後とも,市民の皆様の安心・安全を目指して鋭意努力して
まいりますので,何卒,ご理解賜りますようお願いいたします。
 
平成27年5月29日
             京都市長 門川 大作 

*****************************************

当会が活動を始めてから4年、京都市長へは要望を出し
続けていますが、新年度も、京都市では、救急医療
情報キットの取組みはなし、との回答で、う~~ん残念ですね。

文中にある<安心カード>では、情報量がごくわずかに
限られますし、救急隊員がカードを探す時間が必要です。

それに比べて、多くの情報を書き込めて、冷蔵庫に必ずある

<救急医療情報キット>なら、現場や搬送先の病院で
必要な医療情報も、連絡先もすべて瞬時に知らせることが
できます。

タブレット端末による連携も、いち早い本人情報を
得られてこそ、生きるシステムだと思います。

京都市としての取組みはありませんが、町内会や自治会、
高齢者サロンやまた個人でも、<救急医療情報キット>を
用意することで、一刻も早い処置や搬送に本人自らが
協力してもらえたらなぁ~と思います。

当会としても、引き続き、ネット上や街づくり会議等の
席で、<救急医療情報キットを作りましょう!>と呼び
かけていきたいと思いますので、宜しくお願いします。
(2015年5月29日)
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新年度、町内会で救急医療情報キットを!!

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3月に入り、各町内会で、新年度の役員選挙が実施される
時期になりました。

あらたに、役員になられた皆さん、
町内の独居高齢者や、高齢者のみ世帯などの方を中心に、
町内会で、<救急医療情報キット>を備えませんか?

市販のものを利用してもいいですし、当会のHPの
データと100円均一の材料を利用してもいいですし、
町内役員さんの支援のもとで、高齢者のみなさんに
<救急医療情報キット>を作ることで、もしもの
ときにも安心!と、安心感をもって暮らしていただけ
ます。そして、さらに、

定期的に、<お薬や、連絡先に変わりはないですか?>
と訪問して、お声掛けをすることで、情報が変わってないか
見守り活動にも、利用してもらえたら、一石二鳥です。

町内会のような小さな地域で準備するのであれば
簡単に、キットを用意できます。

救急車の出動件数が、また昨年を上回るハイペース
で進んでいます。しかも、その半数は、65歳以上
の高齢者からの119番です。

自治体などで、まだ<救急医療情報キット>の配布
が実施されていない地域にお住いのみなさんには
ぜひ、新年度の活動のなかに加えてもらえたらと
思います。
(2016年3月7日)

お盆用、帰省先で手軽に作れる救急医療情報キット!

  クリアケース型   お年寄り達

もっとも手軽な材料で、帰省先でもかんたんに作れる
救急医療情報キットを作ってみました。材料は、

  お盆キット   家族

  ①A5サイズのクリアケース 1個
  ②冷蔵庫のドアに、くっつけて、クリアケースを
   はさめる、マグネットクリップ 1個
  ③シールを貼り付ける、両面テープかセロテープ等です。

 ポイントは、データのダウンロードのページの
 <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットのラベルシール>
 を使うのですが、

 本来は、このデータをPCにダウンロードしたあと、
 <全面ラベルシール>に印刷するところ、それを
 普通紙に印刷して、両面テープかセロテープで、
 貼り付けることで、手元にある、手に入りやすい材料で
 救急医療情報キットを用意できるようにしたことです。

  <メリット>

  ◆お薬手帳をそのまま、ケースに入れられるので
   お薬の名前を写し間違う心配がない。
  ◆冷蔵庫の外に置くので、冷蔵庫のなかを見られず、湿気も関係ない
  ◆冷蔵庫のドアについているので、冷蔵庫内を探す時間が省ける
  ◆台所で目につくので、新しい情報に変えるのに気づきやすい
  ◆ついでに、携帯用カードも、作ることができる

  <作り方>

  ①データのダウンロードのページから、
   
   <冷蔵庫のドアにマグネットではさむキットの
    ラベルシール>のデータと自分が
   使いたいと思う<救急医療情報シート>のデータ
   
   をそれぞれ、PCにダウンロードして、普通紙に
   印刷し、点線に沿って切りとります。

  ②<救急医療情報キット>と大きな字の書かれた
   用紙に、名前、ふりがな、記入年月日を書き込んで、
   クリアケースの表面に、テープで貼り付けます。

  ③<救急医療情報シート>に必要な情報を記入後、
   紙を折って、クリアケースの中に入れます。

  ④クリアケースの中には、そのほか、

   保険証、診察券のコピー
   写真  ※裏に名前を書いておく
   (お薬手帳)
   (非常用の薬)
   (その他、救急隊員に知らせたいことを書いた紙)
   
   など入れて、入れた項目にチェックをします。

  ⑤冷蔵庫の表のドアに、マグネットをくっつけ、
   マグネットのクリップにクリアケースをはさみます。

  ⑥2枚の、救急医療情報キットの場所を知らせる
   シールを、玄関ドアの内側や、救急隊員が、
   来た時に目につきやすい場所に、テープで貼ります。
                     (おわり)
          
これなら、A5クリアケースとマグネットクリップが
うちにあれば、帰省のときに、一緒に故郷でも作って
あげられると思いますので、HPのデータを利用して、
ぜひ用意していって、ご家族が情報シートを記入する
のを手伝って、シールを目立つところに貼ってきてあげて
ください。
(2016年8月6日)

敬老の日に、救急医療情報キットを贈りませんか?

敬老の日

今年は、9月19日が、敬老の日になります。

3連休ということで、実家に帰省されるみなさんは、故郷の
ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのために、キットを
作って持って帰って、一緒に用意してあげませんか?

また、敬老会など、地域ごとのイベントも、予定されて
いると思います。地域の役員のみなさん、高齢者サロン
などの活動のひとつとして、みんなで救急医療情報キットを
作りませんか?というイベントはいかがでしょう?

あらかじめキットを役員さんで用意してあげて、
自治会館のコピー機を使って、保険証や診察券をコピー
してあげたり、デジカメで写真を撮ってプリントアプトして
その場でキットに入れてあげる、サービスも考えられます。

ご近所さんへのメッセージ

高齢者のみなさんは、診察券や保険証、家族の連絡先やお薬
を持参して集まってきてもらったら、スタッフさんがキット
作りをお手伝いしてくれて、あとは、帰宅してから、キットを
冷蔵庫に入れて、冷蔵庫のドアとドアの内側にシールを貼れば
完成!

あとは役員さんが、地元の高齢者サロンで救急医療情報キット
を作ったことを地元の消防署に連絡すれば、さらに活用して
いただけるものと思いますし、高齢者のみなさんも安心される
ことと思います。

そうそう<頑張りすぎないでメッセージ>の文書もダウン
ロードできますので、家族編、ご近所さん編、キットと
一緒に渡してあげてください。
(2016年8月25日)

10月30日放送の<外国人記者は見た日本>
というBSの番組での特集、
<終末期医療、安楽死を認めるべき?>

の番組の中で、討論に参加されていた東京医科歯科大学
大学院の川渕孝一教授が、神奈川県大和市の取組みとして、
<もしも>に備えて、冷蔵庫に容器に情報を入れて保管する
<救急医療情報キット>を紹介され、

救急キットの中に、あらかじめ各自が、
<終末期医療に関する意思表示>を書いて入れて
おく、という方法を奨めてはるのを見て、

まさに、ドンピシャ!!今、まさにこのHPで
PRしているところだったので、(*^_^*)
ぜひ!!全国で始めてもらいたい!と思いました。

みなさんもぜひ、当会のHPを利用して、
<終末期医療に関する意思表示>付救急キット
作ってください。(*^_^*)

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京都新聞に、<終末期高齢者の救急搬送>
に関する特集記事がありました。

終末期の高齢者が救急搬送される際に、
本人の意思表示がないままに、蘇生・延命処置を
受けるケースが増えており、現場でも葛藤が
続いていることから、

厚労省では、判断能力のあるうちに患者の意思を
確認し、救急隊が家族や在宅医とすみやかに連絡を
とれる体制づくりを今後進めていく、そうです。

救急キットでも<終末期医療への意思>を伝えられますよ。

京都市でも、毎日、平均228人の救急搬送者があり
その半数ほどが高齢者です。そして、終末期の場合救急搬送の現場で、
最も悩みになっているのが、以下の3点です。

◆本人が、延命措置を希望しているか
◆在宅医療の状況はどうなっているのか
◆家族の意向はどうなのか

このすべてを、<救急医療情報キット>を備える
ことで、ただちに伝えることが、できます。

◆救急キットに<終末期医療に関する書面>を入れる
◆かかりつけ医の連絡先は、情報シートでわかる
◆家族の連絡先も、情報シートでわかる

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救急現場で、キットの中の<本人の意思>を確認し、
かかりつけ医に連絡をとって話を聴き、
家族に、延命措置に関する了解をとる、

ことで、現場で、迅速に、延命のための処置を
必要とするかどうかの判断が、できます。

私自身、当会のHPからダウンロードして作れる
エンディングノート<あんしんノート>のなかに
終末期医療についてのページを設けて、蘇生・
延命処置に関する自分の意思を表明した上で、

冷蔵庫に保管している<救急医療情報キット>
の容器と携帯用キットの中に、終末期医療の頁
をコピーして、情報シートとともに、入れています。

これから医療関係者、消防隊員と連携して、
制度作りを始める、ということなので、まだ時間が
必要かと、思われます。

それまでのあいだ、<救急医療情報キット>に
<終末期医療に関する書面>を同封することで、
自分の意思を、伝えてみませんか?

 ※但し、本書面は、救急現場での迅速な判断の参考に 
  と考えたもので、終末期に関する意思を公的に
 証する文書ではないことに、ご留意ください。    (2016年10月15日)

過去の記事の中で<終末期医療に関する>ものを
拾ってみました。HPのデータをダウンロードして
<終末期医療の意思表示付の救急キット>
作ってもらえたらと思います。

<終末期医療に関する事前指示書>もキットに!

jizenshijisyo

医療情報シートなどのほかに、
<救急医療情報キットのなかに入れておけるもの>として、
終末期医療に関する自分の意思、考えを記したものと、
終末期に考えられる医療についての具体的な希望を記した
文書を作成してみました。

これは、公証人役場で作成する、尊厳死宣言公正証書といった
法的な文書ではありません。また、医療面から必ずしも本人の
希望どおりにはいかない場面もあると思います。

ただ、終末期の医療方針に関して、家族や親族、もしくは
親しいひと、医療関係者が判断に迷ったとき、
本人の希望を知る手立てとなる文書があれば、
少しでも判断を助けるものになりうるのではないか
という思いから作成したものです。

このHPのなかに<手作りのエンディングノート>という
ページを設けてあります。⇒自分で作れる<エンディングノート>

そこには、老後をこんなふうに過ごしたい、という希望を
まとめたノート作りができるようになっているのですが、
その中に、今回、

終末期医療の指示書

 ①終末期医療に関する事前指示書
 ②終末期医療に関する具体的な希望

という2つのページを作成し、そのコピーを
<救急医療情報キット>にも入れる
というかたちにしてみました。
良かったら、見てみてください。

  ①終末期医療に関する事前指示書 auto-x8Wj9I.8.19%EF%BC%89.pdf
   pdfファイルの表示には、Adobe Reader(無償ソフト)
   というソフトが必要になります。
   
  ②自分で作れる<エンディングノート>

(公証人による尊厳死宣言公正証書を作成されている場合
 などは、そのコピーを<救急医療情報キット>に入れる、
 ということも考えられると思います。)

(2012年8月19日)

<もしも>のときに、備える3点セット!

安心!

高齢者でなくても、朝起きたあと、その先に何がいったい
起こるかは、誰にもわかりません。<もしも>のときは、
いつ、誰にでも、突然、やってくる可能性があります。
いつ、なんどき、家族や周りのひとのお世話になるか、
わかりません。

そのために、今できること、として、三種の神器では
ないけれど、この3つ、を私は用意しています。

①救急医療情報キット(自宅冷蔵庫に、自分用と家族用)
②救急医療情報シートのコピー(いつも持ち歩くバッグに)
③自分で作れる<エンディングノート>(部屋の机の真ん中に)

救急医療情報キットは、いわずとしれた、このHPで
用意できる手作りの救急医療情報キットです。
自宅で体調が悪くなったときのために。

このキットの中身のひとつである、連絡先やお薬、既往歴
などを記入したシートのコピーを、いつもバッグに入れて
持ち歩いています。これは外出時に気分が悪くなったとき
のために、また、新しいお医者さんにかかるときに、アンケート
記入の資料として。

ノートのリスト

最後に自分で作れる<エンディングノート>、MY WILL NOTE、
これもキット同様、このHPの上の目次のページから
ダウンロードして作ることができます。このファイルには、
自分に関する情報のほか、もしものときに、知らせて
もらいたいひと、手続きが必要な事柄、書類の置き場所
渡してほしい手紙、などが、まとめてありますので、これ
1冊があれば、どこになにがあるか、探してもらわなくても
大丈夫なようになっていて、置き場所をを家族には、伝えて
あります。

ということで、先になにが起こるか、未来を知ることは
できないけれど、少なくとも、この3つを用意してある、
ということで、いつ<もしも>のときがやってきても、
家族や周りのひとを

<いったいどこになにがあるやら、どこへ知らせ
ればいいやら、何をすればいいやらさっぱりわからない>

と悩ませることだけは、ないと思うと、用意する以前と
比べると、うんと安心感が得られたように思います。

自分で作れる<エンディングノート>、MY WILL NOTEへは、上の帯の
目次をクリックすればいけます。ダウンロードをクリックして
開くをクリックすれば、ノートの中身が見られます。

目新しいところでは、<終末期医療に関する事前指示書>
ページを作って、このコピーを救急医療情報キットの中に
入れています。
(2012年8月29日)

GWの実家への帰省に、救急医療情報キットを!

illust1657_thumb[1]

GWに、家族で実家へ帰省する、という皆さんも、
きっと多いと思います。日本全国では、まだまだ
救急医療情報キットの取組みのない地域も沢山
あります。
この機会に、救急医療情報キットを作って
帰省の荷物のなかに入れておいて、実家にいる
あいだに、おじいちゃんやおばあちゃん、また
ご両親と一緒に、救急医療情報キットを作って
みませんか?

一緒に医療情報カードを記入したり、診察券を
コピーしてあげたりすることで、ふだん遠くに
いてわからない家族の身体の状態や、お医者
さんとのお付き合いの様子を知ることもできます。
(2017年4月16日)

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