独り暮らしや介護のお助けグッズ

独り暮らしや介護のお助けグッズ

フムフム。。こりゃいい!

ここでは、独り暮らしの高齢者や、自宅介護をしているひとにとって、
役立つグッズを紹介していきます。

  ★楽天などで買えるものあり  ★自作のグッズあり

自宅で介護しながら、浮かんだアイデアも、紹介します!

No.1 ひとりで、背中に湿布が貼れます!!

★独り暮らしのときはもちろん、
自宅でずっと介護をしていると、
どうしても、肩こりや腰痛とは
無縁ではいられませんよね~。

夜、<今日も一日、終わった~~!!>と
ホッとひと息したときに、自分ひとりで、
背中や腰の痛いところにちゃ~~~んと、
湿布が貼れる、そんなグッズがあると、
とっても助かります!しかも、これ、大きな湿布でも、小さめの湿布
でもどちらでも使えるんです。これがあれば、湿布をはるときの、あの、
<う~~んんん、もう、またしわになった~(泣)>っていう、あのストレスがなくなりますよ!★

No.2 ひとりで、背中に薬が塗れます!かゆい時、掻けます!

★背中に、お薬を塗りたい時って、ひとりだと、とっても困ります!(泣)そんなとき、これがあれば、大丈夫!またまた、背中の真ん中あたりが、むずがゆ~~いとき、よくある<孫の手>は棒の部分がまっすぐだから、なかなか思うところに届いてくれない(泣)。そんなときには、これがあれば、塗り薬をぬる面をひっくり返せば、ナント、<孫の手>に!!かゆいところにピタッととどいて、そしてラバー使用なので、思いっきり掻いても、傷が残らない、優れものです。お薬を塗るパットは、水で洗えて何度も使えて、交換用もあります。★

No.3 <あっ~~~、間に合わない!>ときの湯桶頼み!!

お風呂の手桶です

どれほどのひとに役立つかは、わかりませんが、
またお食事中の方には、ビロウな話題で申し訳ないですが(笑)

<なんとか自分の足でトイレへまで歩いて行って。。>
そんな感じで頑張ってるとき、よく、気持ちは焦るけど、
足がついてかない、間に合いそうもない!!なんていうこと
あります。

そういうときに、このどこのホームセンターにでもある、
お風呂の手桶、この、持ち手のある手桶が、役立ちます。

このなかに、スーパーのビニール袋を敷きこんで、通路に
おいておけば、非常事態のときに、まず、これで<受ける>
ことで、大惨事がまぬがれたこと、わが家では、数知れず、です。

このカーブが、ぴったりおしりのカーブにフィットし、
またこの、<取っ手>のあることが、ミソでして、
これをちょっと持ってて!って、たのんどいて、
おしりふきなり、タオルなり、ひとっ走り!できます。

使えそう。。な皆さんあれば、ぜひ、お試しください。

No.4 かんたん!ベッドの<写真ギャラリー> 

ベッドの写真ギャラリー

今入っているのは、入院していたお部屋から一緒に眺めた
大文字山の風景なのですが、いつもは、ここに、季節のお花の
写真(京のひと花)を入れて、飾っています。

これは<簡単写真台紙>といって、カメラのキタムラさんで、
150円というわりとリーズナブルなお値段で買えて、写真が
2枚ずつ飾れて、すぐに差し替えらるので、便利です。

両面テープでベッドの板に貼り付ければ、あっという間に
<お花の写真ギャラリー>完成! ちょっとしたスペース
ですが、やはり、お花には癒されます。
(両面テープは綺麗にはがれますし、写真立てのようにひっくり
 かえる心配もいらなくてオススメです。家族の写真でもいいですね!)

No.5 簡単にできる、ほっこり笑顔のでるゴミ箱

絵文字のゴミ箱

2年ほど前になりますが、結構長い期間、母が肩を怪我して、
まったく寝たきり状態であったとき、ひがな一日ずっとただ
上を向いたまま、天井を眺めながら寝ていた頃、

さすがに、母の表情から笑顔が消えて、わたしも、また連日、
睡眠不足に疲れきっていて、笑うなんてこともなくて。。。

そんな頃、ふと、思いついて、大きめのウエットティッシュの
カラになった容器の、外側のビニールをはがして、真っ白の
筒にし、太マジックで、たくさん<絵文字>を書いてみました。

これを、ベッドの上、母の手の届くところに転がしておいて、
ちょっとしたゴミ、たとえば、ティッシュやなんかを寝たまま
ポイッとこのなかに、捨ててね!と置いておいたところ、

ほんとに簡単な絵文字なんだけれど、<オッケー!>とか、
<スンマセン!>とか<ありがとう!><おはよう!>とか
いろんなバージョンを書いて、蛍光ペンでなぞっただけで、

とっても<和める>オリジナルごみ箱が、完成!

時間がたつと蛍光ペンがはげてくるので、ときおり、
お手入れ、塗りなおしをしています。お世話していていると、
ときに、こちらのココロがまるで、<ハリネズミ>さんの
ように棘棘してしまうときがあるのですが、そんなときふと
このゴミ箱に目が止まると、一瞬、ココロが、柔らかになって
くれるので、助けられて、気に入っています。

とっても簡単で、いろんな絵文字で表情作れるので、良かったら
ひとつ作ってみてください。

No.6 軍手で、リーチャーにひと工夫!これで安心パンツ上げ!

リーチャーの先端に!

母は、片方の膝がまったく曲がらないので、いつもリーチャーを
使って、パンツを膝まで引き上げ、膝の辺りまできたら、手で
引張って、はいています。

ただ、その際に、力が入るあまり、リーチャーの先端の尖がった
部分でふくらはぎあたりに傷をつけることが多く、先端にバンド
エイドを巻いたもののイマイチ。。。と悩んでいたところ、

今日、訪問介護の理学療法士の先生が、面白いアイデアを教えて
くださいました。滑り止めの黄色いポチポチがついた軍手、って
いうのが、よく売っていますよね?

軍手の指を!

あの軍手の指先のところを切りとって、リーチャーの先にかぶせ
て、輪ゴムで止める、するとぴったりはまって、足にあたったと
しても、内出血するような傷が残ることはなくて、グッド!!

手袋でもいいかもしれませんが、これは思いつかなかったな~
ずっと、足の静脈炎のところに傷がいかないかって心配だったので
悩みが解決して、とっても感謝です♪

No.7 とっても心が癒される珠玉の介護コミック!

★『看護助手のナナちゃん 1 野村知紗さん著』  同じく家族を介護中のお友達から、とっても心が癒されるコミックだからどうぞ!って送ってもらった1冊です。看護助手のナナちゃんの病院での日々のお仕事ぶりがとっても可愛らしい漫画で、綴られているのですが、ついこうココロが棘棘してしまいそうなとき、この本を読むと、<ほっこり>癒されます。リアルな介護現場を扱っていながら、いつ、どのページをめくっても、温かい気持ちをもらえる、今年最も、癒された一冊です。ナナちゃんのようなひとに介護してもらいたい!!きっと誰もがそう、思うでしょう。著者のあとがきの言葉も、優しくて、温かくて、ココロがじ~~んとします。

No.8 大判のキャラクタータオルで、みんなを笑顔に!

スノーマンの大判タオル

以前、母が怪我をして、まったく身体を持って動かすことができず、
自宅で介護をしていた頃、と~~っても大判のタオルを買ってきて
からだの下に敷いてました。

電動ベッドの頭のところをあげていると、そのうちにからだが、
どんどん下へずり下がっていくので、そういうときに、

やむを得ず、ベッドの上に私がのぼって、この
大判のタオルごと、母をずずっ~~~とベッドの上のほうへ
持ち上げていたのですが、

そのときに、最初は花柄の大判タオルだったのですが、
ある日、ドラエモンの大判タオルがあって、とっても可愛いかったので

買ってきて、それ以来、下に敷いたり、上でからだを覆ったりするのは
みんな、なにかしらのキャラクタータオルに決定!

今では、ドラエモンを初めとして、リラックマくん、キティちゃん、
スノーマンなどなど。。

タオル1枚のことなんですが、本人よりも、お世話している周りの
ひとが<和める>っていうか、みんなこのタオルを目にすると、
一瞬で、笑顔になってくれて、お話のキッカケになったりするので、
キャラクタータオルを愛用しています。

病院に入院したときも、持っていって、ちょっと寒い時なんかに、
上掛けとして使ってたら、入室してこられる看護師さんの顔を一瞬で
笑顔にしてしまう、キャラクタータオルには、魔法の力があります。

今欲しいのは、<ひこにゃん>の大判タオルかな~

No.9 マットレスで、腰痛がなくなった!

スーパーフレックス

母が寝たきりになって長くなった頃、あろうことか、
緑内障の発作に見舞われ、手術のため入院しなくては
いけなくなったのですが、

そのとき、病院で使われていたマットが、この
スーパーフレックスというマットレスでした。

目の手術の前後、横になる時間が多かったにもかかわらず
うちにいたとき、あんなにグズグズ言っていた、腰痛が
まったくなくなり、床ずれもなく、退院ができ、
とても寝心地がよい、ということなので、

退院後、うちでも使うことにしました。
以前は、ストレッチャーでの通院の日などは、
しばらく腰痛を訴え続けていたのですが、
今では、ほとんどの時間を寝て過ごしているのにも
かかわらず、腰痛で悩むことはなくなりました。

購入すると、高額ですが、介護保険でレンタルすれば
月々の費用は少なくてすみます。

もし、腰痛で悩んでいたり、床ずれがひどくて、
と困っておられたら、お試しいただければと思って
書いています。シガドライ、スーパーフレックス、で
検索すれば、ネットで詳細が見られます。

No.10 膝が曲がりにくいときの、くの字手すり

トイレのくの字型手すり

この写真は、トイレの手すりなのですが、

母は右のほうの膝がまったく曲がらないので、
トイレに行くのは、一仕事なので、

まず、トイレの利き手、右のほうの手すりをくの字型にして、

さらに、その手すりに縦に2つに裂いてしっかり結んだ
タオルをくくりつけています。

これで、膝がほぼ曲がらない状態ながら、
手すりや、さらに手すりが持てないときには、タオルを
しっかり握ることで、

反対の左のほうは、真っ直ぐな手すりを持って、膝を曲げ、
右のほうの膝は曲がらないままですが、手すりとタオルを
しっかり持つことで、独力でトイレをしています。

そのためには、腕に力がいるので、寝たきりの状態のときから
ベッド上でできる、腕に筋肉をつけるメニューをいくつか
続けています(今も)。

ただ、それでも、なかなか長時間この姿勢を保つのは困難なので、
疲れたら一度、立って休みながら、ですが、

自分ひとりでやれるってことは、母にとって大切なことなので、
くの字型手すりとタオルは、とても役立ってくれています。

No.11 ひと回り小さいカッタン(歩行器)は使えまっせ!

ひと回り小さい歩行器

母は、今、歩行器でうちのなかを歩いています。

歩くといっても、1回30分以内で、1日400歩までって
お約束つきではあるのですが、

それでも、まったく寝たきりで、
ベッドの上でも、重くて(笑)どうにもこうにも
動かせなかった頃を思えば、本当にありがたいことです。

ここまでにしてもらったPTさん、看護婦さん、
かかりつけのお医者さん、ケアマネさん、ヘルパーさんには
どんなに感謝しても、しきれません。

当初は、お医者さんのほうでも、
もう、今度は(今までも何度も転倒し骨折してるので)
歩けるようにはなられへんかもしれん、そう話されていたのですが、

良い意味で、予想を裏切ってくれて、とてもありがたいです。

さて、そんな母は、病院から退院するときに、
関連の介護用品店からフツウの歩行器をもってきてもらって、
以来、ずっとそれを使っていたのですが、

なにぶん、京都の古いうちなので、
横幅が狭いところ、台所や廊下とかがあって
そういう箇所にさしかかると、

いつも、カッタンで、
(カッタン、カッタン、って歩いてくるので
 うちでは歩行器を<カッタン>と呼んでるのですが(笑))

カニさんのように、横歩きをしなくては
いけませんでした。ところが、

ある日ふと、気づいて、
<もうちょっと、幅の小さいの、あらへんのやろか?>と
思って、訪問看護に来ていただいてるPTさんに言って
探してもらったところ、

高さは同じで、ひとまわり小さい、カッタン(写真)が
見つかりました。これがあると、幅の狭い廊下も、
そのままで前進していくことができて、いちいち
<カニさん>にならずにすむし、お風呂の入り口も
そのまま、すぅ~~と入れるので、楽なのでした。

もっと早く気づいてあげればよかったのだけれど、
頭のなかで歩行器っていうのはサイズはどれも
同じようなもの、って固定観念があったもので、
長いこと、カニさん歩きをさせていて、
かわいそうなことをしました。

ただ、リハビリのときには、大きく足を動かせる
前のカッタンのほうが、便利なので、
リハビリには、先代のカッタンを使っています。

カッタンの恐ろしいところは、
そばでつき添ってるときに、
油断すると、しょっちゅう、カッタンで
足の爪とか踏まれそうになることで(笑)
あの痛さは、はんぱじゃないので、

<そばにひとがいるときは、
 カッタン、下ろすときは、そおっとしてな。。危ないさかい。>
といつもお願いしてみるのですが、

<ふむ。。。
 ま、踏まれとうないんやったら、 
 そばにきゃはらんこっちゃな。。>って。。

おそばによせてもらわへんかったら、お母さん、
お世話させてもらえませんやろ?(笑)

ちなみに、このカッタン(歩行器)は、
介護保険でレンタルもできますし、お試し期間って
使わせてもらってから買うこともできます。

母がもう、コケない(転倒しない)ように!!と
神社やお寺でもらってきたお守りをカッタンに
くくりつけて、

<ほれ、これで、安心え!
 神さんが、コケんように、護ってくれはるさかいな!>

そう言いながら、母のほうを振り返ったところ、

<ふむ。。。そやけど。。。
 それやと、カッタンが、コケへんのどっしゃろ?
 わたしやのうて。。。>

と、また憎まれ口を。。。まぁ。たしかに、そうどす(笑)

No.12 リハビリは、可愛い動物と一緒に!

寝たきりから、立って歩けるようになるまで、理学療法士の
先生から多彩なリハビリメニューを毎回宿題として、出して
もらっていたのですが、

なんとかそれを、忘れないようにして、お部屋に貼っておいて
リハビリに励んでもらえたらと思うのでしたが、

パソコンで、ちょうどよい医療関係のイラストを探すものの、
なかなか動きがうまく伝わるようなイラストが見つからなくて

どうしたものかと考えていた時に目についたのが、部屋に飾って
ある動物のぬいぐるみ達!!

ってことで、リハビリメニューをいつも、こんな感じで、
可愛い写真にして、部屋に飾っていました。

 手首の運動です 肩甲骨の体操です ペットボトルを持ち上げよう!

No.13 ベッド柵にタオルで、右向いて、ホイッ!

タオル持って右向いて!

まったく寝たきりで、チビっとも動かせなかった時期を
なんとか乗り換えたあと、床ずれを防ぐために、なんとか
体位を変換しようとしたとき、

なかなか右を向くのが、からだの具合からして難しかった
のですが、

そのとき、ベッドの柵を顔の横から、下のほうへ付け替えて、
その柵に、2つに裂いて長くなるように結んだタオルを結び、

そのタオルをグッと掴むようにして勢いをつけながら
右を向くようにしたら、なんとか右向きの体勢がとれました。
タオルがなかったら、難しかったと思います。
使い方次第で、ちょっとした、サポートになります。

No.14 膝を曲げなくても、ゴミが拾えます!

柄の長~~いちりとり

うちの母は、右膝がまったく曲がりません。
この写真のちりとり、実は、100円ショップで買ったもの
なのですが、とっても長~~~い柄がついているので、
そんな、母でも、このちりとりを使って、床や絨毯の上に
落としたものを拾っています。

母曰く、<全身、使えるところは使おうたらええね!>
ということで、何か落ちてるのに気づいたら、
近くにリーチャー(マジックハンド)があれば
それで拾えるのですが、手近にないときには、

ときには、靴下の先でチョコチョコっと、ゴミを
このちりとりの中まで、サッカーみたく(笑)運んでいって、
あとは、この長い柄をたぐり上げるようにしながら、
膝をまったく曲げないで、床のものを拾っています。

結構、これ、高齢者でなくても、たまに膝痛めたりしたとき
あると重宝します。それに。。
なんといっても、100円で、リーズナブル!
ひとつあると、便利ですヨ。

No.15 2階へ上がらなくても、洗濯物が干せます!

洗濯物掲揚システム

久しぶりに、アイデアグッズ、いきます!

うちは一軒家なんですが、
母の足がかなり不自由になってから、階段をあがって
二階の物干しに行くことができなくなったので、

それ以降、毎朝、国旗掲揚ならぬ、
<せんたくもの掲揚>式を行っています。

もちろん、あの、オリンピックなどの表彰式の
国旗掲揚のときにかかる、例のBGM
<ぱ~んぱ~かぱ~んぱ~ん、ぱかぱかぱんぱんぱん~>
つきで!。。って、私が歌ってるだけですけど。(笑)

もちろん大きなシーツなどがあったときには
使えないのですが、普段の大人、数人の1日分の洗濯ものなら
これで、十分にまかなえるので、便利です。

作り方は、簡単で、物干しの物干し棹を1本、できるだけ前のほうに
両端を針金で固定し、動かないようにします。
その物干し棹の真ん中あたりに、ホームセンターで買った滑車を
針金などで動かないように、固定します。

その滑車にしっかり目のロープをかけるのですが、
写真でいうと、向かって左のロープの滑車のすぐ下のところ、
このように一方のロープのほうに、大きな輪っかを作って、
さらに大きめの結び目を作って、
そこの大きな輪っかのなかに、洗濯物ハンガーの?みたいな部分を
ひっかけて吊るすわけです。

ロープは、あとどうなるかというと、
うちは物干しの下が庭になっていて、木戸があるのですが、
そこのしっかりした壁のところに、取っ手をつけて、
そこに、ロープをくくりつけています。

これで、毎朝、部屋のなかで洗濯物ハンガーに洗濯物を
吊り下げたら、それをもって、庭に出ます。

庭に下りて、くくりつけられたロープを解き、
するするとひっかける輪っかのあるほうのロープを
下へ下ろしてきて、その輪っかに、洗濯物ハンガーの?を
ひっかけた後、滑車にかかったロープをひっぱって今度は、
洗濯物ハンガーを滑車のところまで上げていきます。

しっかり上まで上がったら、ロープを再度、取っ手のところに
しっかり結んで、終わり。

洗濯物を下ろすときは、ロープを解いて、ゆるめ、
少しずつ、下へおろしていきます。

ちなみに、母の介護は、まったく何も手伝わない父ですが、
この作業は、結構力がいるので、頼むと言って以来、
自分の使命として、毎日、欠かさずやってくれています。
ありがたや、ありがたや♪

そして、洗濯物ハンガーに洗濯物を吊るす作業は、
ずっと私がやっていたのですが、
肩のリハビリが進んできて、手が少しずつ上に上がるように
なってきたので、

リハビリを兼ねて、母が手を挙げて届く、低めの位置に、
洗濯物ハンガーがくるように、L字フックに、紐をかけて
輪っかを作り、そこへハンガーを吊るして、ひとつひとつ
洗濯物を吊るしてもらっています。
(メチャメチャ時間がかかるので、こちらに忍耐要(笑)

でも、これを毎日やりだしてから、断然手の上がる位置が
高くなってきたので、効果はあるようです♪

これは、なにも介護しているひとのいるご家庭に限らず、
たとえば、膝やなんかが痛むので、2階への階段の上り下りがツライ
とかって方とかいらしたら、ホームセンターで買えるものだけで
すぐ作れます。ただ、たくさん干すと、やはり重くなるので、
力に自信がないと、ちょっとキツイかもしれません。

ってことで、説明が上手じゃないので、
わかりにくかったかもしれませんが、写真を見ながら、
なんとか、伝わったでしょうか?

No.16 シャンプー・リンスカップやシャンプーハット

シャンプー・リンスカップ

高齢者向けというより、子供達向けの商品として売られて
いるものですが、シャンプー・リンスカップなるもの、
これを使うと、洗髪のときに顔にお湯がかからないように
しながら頭を洗えるので、お店の人気商品になって
いました。

案外大人でも使えるかも。。。というのは、
白内障の手術のあと、目にお湯が入るのを極端に嫌って
母が洗髪や毛染めを嫌がったもので、

そういうときに、高齢者でも使えるのではないかと
思って、写真を掲載しました。

このほかにも、大人用のシャンプーハット、というものも
介護用品のカタログをみればありますので、洗髪の苦手な
高齢者の皆さんの入浴時にあれば、いいかもしれません。
写真のものだと、たしか900円から1000円ぐらいだったと
思います。

No.17 立ったまま、片手で簡単に台所の床ふき

台所の床ふき

よく言われるように、残存能力の活用ってことで
なにか家事のなかで、できることを母の<お役目>として
頼りにしてますよ!ってかたちにしようと思って、

洗濯物を吊ったりとか、台所で、食器洗いとか
じっと立ったまま、手を動かすだけでできることを
手伝ってもらってるのですが、

母は片膝がまったく曲がらないので、
これまで、台所の床を最後に雑巾で拭くところは
私がやっていました。

それが、ある日、母がお部屋から、
ふつうの、横長タオルを1枚持ち出してきて、
<こうやったら、拭けまっせ!>とどや顔で、
やってみせてくれたのが、この写真のやり方です。

ただ、タオルの端のほうをいつもどおりにお湯で
洗って、絞り、その洗ったほうの端を、タラッと
床にたらして、あとは、いつも家の中ではいてるサンダルを
タオルの上に乗せて、足を前後に動かす、

そして、拭き終わったら、手で、またタオルを
ひょこっとひきあげて、洗う、

これだけなのですが、

台所の床に洗いものをしたあとは、よく水が
落ちたりするのですが、モップをとりにいくとなるとまた
歩かないといけなかったり、しますが、
これだと、タオル1枚近くにかけておけば、いつでも
ヒョイっと台所の床が拭けますヨ♪

No.18 100円均一のカゴでできる、ペットボトルホルダー

petbottleholder

病院にいるとき、動尿カテーテルをしている期間が
長かったので、膀胱炎にならないように、よく水分を
とらせたかったのですが、なかなか病室へ行くことが
できなかったりもしたので、これを開発(?)しました。

寝ている顔のそばのほうに設置してある、電動ベッドの柵に、
100円ショップで売っている、よくある
竹かごを紐でくくりつけて、ペットボトルホルダーを
作ります。

そのなかにペットボトルにお茶を入れて、入れておきます。

ストローは、市販で売っている、ジャバラがあって
市販の飲み口から5センチぐらいのところで
曲がるようになっている、あのストローを、2本用意します。
できるだけ長めのストローがいいです。

それを、飲み口の部分で、丁寧に、セロテープやビニール
テープなどですきまがないように、2本きっちり、ひっつけ
長いストローを作ります。

その一方の端をペットボトルに差込みます。

次に、ガムテープを適当に、切って、
引っ付くほうの面を外側にして、丸い輪っかをつくり、
ベッドの柵にひっつけます。

さきほどのストローのもう一方の先の部分を、
お茶がさがって零れてこないように、ストローを上に向けて
ガムテープの面にひっつけて、キープしておきます。

飲みたいときは、テープからストローをはずして
お茶を飲み、飲み終わったら、またストローを
上に向けて、ガムテープにくっつけておくと、
お茶がたれてきません。

これで、寝ながら、手だけ、伸ばして、自分で
ペットボトルから、お茶を飲むことができます。

文字で説明するとわかりにくいかもわかりませんが、
写真と合わせて、読んでもらえば、なんとかわかるかな~
と思います。

No.19 洗濯物を干しながらできるリハビリ!

洗濯ハンガー) #show(s2_sentakuturi2.png,aroundr,洗濯ハンガー2

少し見栄えはよくないですけれど(笑)
母が肩の骨を骨折して、長期間動かせないでいたもので
腕が上がらなくなってしまったときに、考えたリハビリです。

洗濯物を干すのには、思いのほか、手を上に上げることが
必要なので、ふつうに、物干し竿に、洗濯物ハンガーを
つるして干すと、骨折後などは、手が上がらず、
届かないときがあります。

そういうときに、右の写真のように、ひもを用意して、
それにいくつか、結び目を作るンですね。
そのひもにハンガーを吊るし、そのひもをL字フックなどに
ハンガーごと、吊るして、そこに、洗濯物を吊っていきます。

これをつかえば、低い位置で洗濯物を吊れるので、
腕の上がる具合にあわせて、ちょうどよい結び目の位置を
選んでつるすことで、洗濯物をハンガーに吊るす、

という日常の家事をこなしながら、腕を上げるための
リハビリを行うことができます。

今のように冬の時期なら、このまま、部屋のエアコンで
乾燥させることもできますが、うちは母に吊ってもらったら、
ハンガーを、物干し竿にかけて乾かしています。
毎日する作業で、自然に、腕を上げるリハビリに、なりますよ!

No.20 お餅をのどにつまらせても、これがあれば大丈夫!

【当日発送可能】イマムラ IMG 吸引ノズル

【当日発送可能】イマムラ IMG 吸引ノズル
価格:2,205円(税込、送料別)

★さっきテレビで紹介されていたものですが、お年寄りがお餅などを
のどにつまらせても、家庭用の掃除機に、この吸引ノズルをつないで
スイッチを入れれば、家族でも、お餅を吸い出すことができるそう
です。実際に、施設の職員さんが、利用者さんに使用して、役立った
そうです。お餅以外でも、食べ物をのどにつまらせる危険はたえず
あるので、ひとつ家において、使い方を練習してみるといいかなと
思って、買いました。★

No.21 ポットで、遠くで暮らす親の元気がわかる!

みまもりポット

象印魔法ビンの提供されるサービス<みまもりほっとらいん>
をご存じでしょうか? 

親御さんがポットを使ったら、その情報が毎日、メールで、携帯
やPCに情報として届くというサービスです。給湯だけでなく、
ポットにある外出ボタンを押すことで、外出や帰宅も、知ること
ができ、生活のリズムも知りながら見守ることができます。

登録先は複数が可能なので、兄弟それぞれの携帯やスマホに情報
を送ることもできます。

高齢で、親御さんがメールを打つのはちょっと無理、と言う場合
でもこれなら、ポットを使うだけで、元気だというお知らせメール
が、遠くで暮らす家族のもとに届きますので、仕事中にメールを
みて、あ~今日も元気だと、安心することができます。

実際に、いつもくるメールが届かないことで、不安に思って、
駆けつけ、ご自宅で倒れていたお母さんを見つけることができた
というご家族の例もあったそうです。

うちは、同居なので、利用したことはないのですが、親御さんが
遠方で暮らしておられる皆さんで、これがあれば、安心!という方
もあるのではないかと思って、紹介してみました。

http://www.mimamori.net/voice/index.html

No.22 桜の枝で、お部屋にひと足早い春を!

画像の説明

2月の初めあたりからでしょうか、お花屋さんに、
桜の枝が並ぶようになりました。

花瓶に挿すには、長いのですが、お花屋さんの鋏で
3つに切ってもらうと、小さな花瓶に挿すのにも
ちょうどいい長さになります。

暖房のきいたお部屋のなかに、花瓶に挿しておくと
あっという間に、とても可愛い桜の花が、次々と
咲き始めます。

うちでは、窓のロックのところにひっかけられる
手作り市で買った小さな花瓶に、桜の枝をさしています。

入院中で外出できなかったり、また自宅で介護されて
いて寝たきりのご家族がおられる皆さん、桜のひと枝で
なんだかひと足早く、春がお部屋にやってきてくれた
かのような<ほっこり>感があります。

うちの母も、からだが不自由でまったく外出がかなわ
ないのですが、うちに居ながらのプチお花見を楽しんで
くれています。

桃の枝でも、同じように挿せますが、桜のほうがより
<もうすぐ春>感があるかもしれません。250円ぐらいで
買えますので、ぜひ、お試しください。

No.23 ベッドサイドに、便利なゴミ箱!

画像の説明

久しぶりに100円ショップ、ダイソーに行ってみたら
思いがけず、便利グッズ発見!

右の写真の、しっかりとした麻の生地の布を使った
円筒型の収納グッズ。

普段は、電動ベッドの脇に、ゴミ箱を置き、
中に小さめのビニール袋を敷いて、
毎日、ビニール袋ごとゴミを集めていたのですが、

母が片方の膝が曲がらないもので、ポイッ!!と
放り投げては、的をはずし、私がブツブツ言いながら
床に散乱したゴミを拾う、が我が家の日常だったのですが、

電動ベッドの脇の柵、リモコンをひっかけたり、
ポットボトル入れの籠をくくりつけたりしている、
あの柵に、S字フックをひっかけて、

S字フックに、この円筒型の収納グッズの取っ手を
ひっかけると、とても便利な、ベッドサイドのゴミ箱
に変身!です。

なかに、ビニール袋を敷いておけば、それを毎日交換
すればいいし、

なにより、この円筒型の布製の収納グッズには、とても
しっかりとしたワイヤーが枠に入っているので、ビニール
袋をぶら下げてゴミ箱にするよりも、入り口がしっかりと
していて広いので、的を外しません。(笑)

ベッドに寝ながら、ゴミ捨てもできますよ!

さらに、ワイヤーも力を入れると曲げられるので、形も、
グニャッと自由に崩すこともできます。

床にゴミ箱を置いてあるけれど、いつも、ゴミ箱の回りに
散乱してるゴミを拾ってる(泣)という皆さん、一度、
お試しになってみてください♪

茶色以外にも、ブルーや、赤のチェック柄などもあります。