消防署への連絡

<救急医療情報キット>は、地域の隣近所に住む皆さんや、
<もしも>のときに駆けつける地元の救急隊員とにその存在
を周知してもらうことで、一層、効果的に活用されることに
なると思います。
また京都市消防局においては、
<緊急通報システム あんしんネット119>というシステム
が利用できるそうですので、こちらも、紹介しておきます。
地域で<救急医療情報キット>を作ったら。。。
今、全国各地で、<救急医療情報キット>の利用推進活動が行わ
れています。
せっかくみなさんが<救急医療情報キット>を用意していても、
もしも、現場にキットの存在が伝わっていなければ。。。
せっかくの大切な医療情報を、救急隊員が確認できません。
‘<救急医療情報キット>を作ること‘
そして
‘<救急医療情報キット>の存在を知らせること‘
<救急医療情報キット>が効果を発揮するには、この二つが、
必要です。
<救急医療情報キットのある地域>として報告!
さらに、ひとりでも多くの高齢者のみなさんに、<救急医療情報
キット>を利用して安心して暮らしてもらいたい、と思うなら、効
果的な方法としては、<地域の集まり>や<敬老会>など、地域で
集まる機会を利用しながら、<救急医療情報キット>を紹介してい
くのがベストだと思います。
地域の集まり、例えば、
行政区主催のイベント、町内の老人会の催しや商店街での暮らしの相談会
など、地域単位での集まりの場において、この<救急医療情報キット>を
あらかじめ準備したうえで、配布します。
あとは、高齢者のみなさん、ひとりで完成するのが難しければ、例えば、
訪問看護の看護師さんやボランティアさん、ご家族などに手伝ってもら
いながら、キットを完成させて、それぞれのご自宅の冷蔵庫に保管して
もらいます。
そしてキットの保管が無事に終われば、<もしも>のときに駆けつけて
もらうはずのみなさんの地元の消防署に
お住まいの地域 と
<救急医療情報キット>に注意してもらいたい旨
の連絡を入れるようにしましょう!
そのために、<救急医療情報キット>を作成、保管した旨を消防署へ
連絡するための文書を作成しました。(※京都市内の消防署リストも、あります。)
このような連絡文書を地元の消防署へ送る(もしくはFAX)することによって、
地域において<救急医療情報キット>の保管推進活動が行われていることを知って
もらい、お住まいの地域が、
<救急医療情報キット>のある地域
として、救急隊員に認識されていくことになっていきます。
緊急通報システム「あんしんネット119」
また、京都市消防局においては、
緊急通報システム「あんしんネット119」というシステムが用意されています。
急病や事故などの緊急の場合に自分で対処することが難しい
ひとのために,ボタン一つで<消防指令センター>へ災害の発生
を通報するものです。ただし利用できるのは、以下のひとです。
どんなひとが、利用できるのですか?
★65歳以上のひとり暮らしの高齢者
★高齢者だけの家庭
★身体にしょう害のある方のみで構成される世帯等に属する、
重度の身体に障害のある方
のみが利用できます。
どんなふうに、通報するのですか?
★本体にある、「緊急ボタン」
★まくら元などに置いておける「まくら元用押しボタン」
★いつも首から掛けられる「ペンダント型押しボタン」
があり、いずれも押すだけで<消防指令センター>に
通報できます。
通報があると、指令員が、火災か救急か,状況を確認し,
必要な車両を出動させます。
また,ご近所のひとに「近隣協力員」として登録してもらう
ことで 通報があれば、消防指令センターから要請があり、
状況確認などに行ってもらえます。
緊急以外のときは,本体にある「相談ボタン」を押すことにより,
相談センターにつながり,相談センターの職員さんが対応します。
もし間違って、ボタンを押してしまったら?
もし,間違ってボタンを押したときは,指令員の問い掛けに「間
違いです。」と答えます。まったく返事がない場合は,火災でも救
急でも対応できるよう,消防車と救急車の両方が出動します。
≪詳しくは、京都市消防局 安全救急部 市民安全課まで
電話: 075-212-6695 ファックス: 075-252-6356≫