介護などのNEWS!

介護やそのほかのことで、ちょっとしたお知らせなど
あれば、こちらに書いていきます。
- 平成23年度 京都市の救急事故発生状況(H24.1.4発表)
- 京都市が独居高齢者全戸訪問事業をするって?!
- 大きな字で書け、お薬の紙も貼れる情報シートを作りました!
- H24年度パイロット事業の助成金で、救急医療情報キットを!
- <プレホスピタル・ケア>でもキットの記事が連載に!
- MY WILL NOTEに、<ネット関連情報>の記載追加!
- 消防職員のみなさんも認める、救急医療情報キットの必要性!
- 他府県などでの<救急医療情報キット>の導入最新情報
- 埼玉県春日部市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!
- 岐阜県山県市の救急医療情報キットは、ちょっと違う!
- 千葉県木更津市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!
- 千葉県柏市では、赤十字から救急医療情報キットが!!
- 東京都調布市の<市報ちょうふ>で救急医療情報キット!
- 宮城県多賀城市でも、新年度から、救急医療情報キット配布!
- 茨城県土浦市では、見守りキーホルダー&キット導入!
- 広島県府中市でも、新年度からキットの配布が決定!
- 宮城県白石市では、希望者にキット無料配布!!
- 千葉県夷隅郡大多喜町でも、キット配布のお知らせ!
- 長野県伊那郡飯島町でも、救急医療情報キットの配布が決定!
- 埼玉県志木市でも、3月から救急医療情報キット配布!
- 名古屋市の健康づくりフェスティバルでキットの特集あり!
- 兵庫県姫路市でも、新年度に救急医療情報キット導入決定!
- 沖縄県うるま市でも、自治会単位で、救急医療情報キット配布!
- 神奈川県伊勢原市でも、救急医療情報キット配布開始!
- 大阪府八尾市でも、救急医療情報キットが普及してます!
- 埼玉県では、すでに半数を超える市町村にキット配布済!
- 北海道洞爺湖町のキットは冷蔵庫の表に留める!!
- 三重県四日市市には、消防局作成の救急医療情報キットあり!
- 静岡県下田市でも、救急医療情報キットの配布、開始!
- 京都府福知山市でも、救急医療情報キットの入札が始まります!
- 香川県高松市では、5万キットを配布!さらに、他の市でも!
- 京都市東山区の介護者の会<つくし>さんが、キット配布!
- 愛知県津島市では、救急医療情報キットの課題が!
- 島根県隠岐の島町でも自治会単位で救急医療情報キット導入!
- 滋賀県草津市の野路町内会で、救急医療情報キットの取組み!
- 新潟県燕市でも、2月に救急医療情報キット配布開始!
- 埼玉県越谷市でも、救急医療情報キットの配布が始まっています!
- 新潟県岩船郡関川村でも、救急医療情報キットの申請開始!
- 埼玉県日高市でも、2月から救急医療情報キットの配布開始!
- 山形県舟形町では、2月下旬から、全戸にキットを無料配布!
- 埼玉県和光市では、小学生がペットボトルでキットを作成!
- 三重県桑名市では、<独り暮らし>に特化したキットを配布!
- 岐阜県中津川市の社協でも、手作りの救急キット<命のバトン>を配布!
- 埼玉県伊奈町でも、2月から救急医療情報キット配布開始!
- 茨城県八千代町で、2月9日から救急医療情報キット配布!
- 愛知県設楽町でも、<絆のバトン>として配布開始!
- 愛知県常滑市でも、来月から希望者にキット配布開始!
- 福井県敦賀市でも、救急医療情報キットの配布開始!
- 京都府向日市でも、キット配布開始のお知らせが!
- 大分県日出町でも、1月11日から、キット導入開始!
- 大阪府吹田市でも、今年3月から、キット導入決定!
- 山梨県笛吹市では、75歳以上にキット無料配布!
- 徳島県吉野川市でも、救急医療情報キットの無料配布開始!
- 愛知県あま市では、年齢制限なく希望者に無料配布!
- 帯広市では、ガス温水器のそばに置く、ビニール入りの救急キット
- 大分県中津市で救急通報システム画面にキット配布先リストが出る!
- 宮城県気仙沼市でも、全市高齢世帯に<救急医療情報キット>配布!
- やってみよう!という意思とシステムを
- 京都市では、今後も<救急医療情報キット>の配布はなし。
- キット作成(更新日)が容器に記入できますよ!
- 手作りのストローフォルダーなど
- きょうボラふれあい祭で、キットが展示されました!
平成23年度 京都市の救急事故発生状況(H24.1.4発表)

今年のお正月明けに、京都消防局のほうから
平成23年度の救急事故発生状況が発表になりました。
資料によると、
★救急全体の出動件数 77,137件(過去最大)
”★1日平均の出動件数 211件”
(約6分49秒に1回出動したことになる)
”★急病による出動件数 49,250件”
平成22年度は、47,054件だったので、
昨年は、2,196件増加したことになります。
平成22年度の資料によれば、
1年間に、急病で119番通報された方のうち、
65歳以上の高齢者の占める割合は、55・39%なので、
それからいくと、
平成23年度に119番通報のあったうちの
65歳以上の高齢者の数は、260,63人 ということになります。
1日平均 71人です。
これだけの高齢者が、毎日、救急隊員のお世話になるとすれば、
あらかじめ、各自が、自分の医療情報を救急医療情報キットに
準備して、すぐに手渡せる状態にすることで、
現場での、迅速な対応や必要な処置、そして、
受け入れ先病院への搬送時間の短縮にも、つながり
市民にも、また救急隊にとっても、ともに
大きなメリットが、あるのではないかと思います。
京都市が独居高齢者全戸訪問事業をするって?!

そんなら救急医療情報キット、持ってって~!
と、朝刊を見るなり、思わず絶叫しそうに!(笑)
なんでも新年度1年間に、地域包括支援センターの福祉専門職員さんを
1~2名増員して、保健師さんが、独り暮らしの高齢者の自宅を一軒ずつ訪問して、生活状況、運動能力の低下がないか、認知症が進んでないかを面談調査して、民生委員さんと連携して見守りを進める、ことになったそうです。
約7万世帯もある独居高齢者宅を回れはるんやろか。。。。
というか、どうせ訪問してアンケートとる、いうんやったら、この、
救急医療情報キットを持っていって、ついでに、面談しながら一緒に
キットを作ってあげたら、一石二鳥やないですか~。
新事業の予算のなかに、キット代を加算すれば、配布のための人件費を
あらためて組まんでもええ、せっかくの機会やというのに。
う~~ん。。あ~~どう考えても、もったいないなぁ~~、残念無念!
そうか、地域包括センター独自で、キット抱えて訪問!ってことに、
どっかしてくれはるとええんですけど。。。
先月、地域包括センターのほうにも、キットの見本一式を持っていって
説明させてもろたんやけど、思い出してくれはらへんやろか。。
同じく今日の朝刊に、高齢者の救急要請が過去最悪!とのニュースも
ありました。京都市関連の詳細は、このページの下のほうにデータを
載せていますが、これを見ても、救急医療情報キットを常備するって
ことは、高齢者のいのちを守るのに、大事やと思うんですけれど
あ~、ほんまに救急医療情報キット、持ってって!!!
と残念でしかたないです。
なんで、京都市内では、救急医療情報キット、配ってもらえへんの
やろうか。。自治体のひとのお考えが、ようわかりません。(3月3日)
大きな字で書け、お薬の紙も貼れる情報シートを作りました!
市販されている、またこれまで自治体などで使われている、
救急医療情報キットの<情報シート>は、そのほとんどが、
キット容器の中に入れるものなので、コンパクトにするためか、
A4版縦の1枚の紙に、情報をすべて書く仕様になっています。
でも、このシートは、おもに高齢者のみなさんが記入するもの、です。
だったら、もっと、
大きな字で、書けて、大変そうじゃない、書きやすいもの
にならないかな。。と思いました。
せっかく救急医療情報キットを配布してもらっても、
<これを書くのか。。う~~ん、面倒だな~>と思って、ポイッて
してしまわれたら、とてももったいないことです。
それで、おもいきって、情報シートを
<自分のこと・緊急連絡先>で1枚
<自分の身体や病気・薬のこと>で1枚
の合計2枚とし、A4横版に
変更してみました。
これで、高齢者でも、大きな字で、必要な情報を
従来とほぼ同じ程度に、書いてもらえます。
さらに、このシートの優れものなのは、お薬に関する欄を大きく
とってあり、ここに、医療機関や処方箋薬局で薬をもらうときに、
一緒についてくる、お薬の説明の紙(お薬手帳に貼るようになってるもの)を
そのまま貼り付けることができるところです。
これで、薬の名前を間違って書いたりを防止できますのでとても、
安心です。
この、お薬の説明の紙は、薬をもらう度に一緒に渡されるので、
同じものは捨ててしまったりとかされてると思いますが、
これを使えば面倒な薬の名前を書く作業も省けて、記入もうんと楽です。
左のメニューのなかの、
<データのダウンロード>のページのデータのなかに、
情報シート2-1(字の大きい版)
情報シート2-2(字の大きい版)
として、アップしました。
この大きさであれば、見やすいし、高齢者のみなさんが自分で書き込む
ことも、難しく感じられないのではと、思いますので、ぜひ、いちど
自分の目で見てください。
<ダウンロード>というボタンをクリックして、<開く>をクリック
すれば、見られます。
もっと、こうしたほうが、ベターでは?というご意見、お気づきの点が
ありましたら、問い合わせのコーナーから教えていただけたら、嬉しく
思います。(2012年2月8日)
H24年度パイロット事業の助成金で、救急医療情報キットを!

今日、2012年1月23日に京都市の公式サイトのほうで、
本年度の地域福祉パイロット事業の募集要項が発表に
なりました。
これまで、2010、2011年度とそれぞれ、1団体ずつが
このパイロット事業の助成金を使って、地域のお年寄りに
救急医療情報キットを無料配布する取組みを実施しています。
応募すれば、これまでの感じだと、45%程度の確率で
助成金が認められています。費用の半額まで、助成金を
もらえるので、ぜひ、この機会に、
町内会、老人会、または学区単位等で、
地域にお住まいの独り住まいの高齢者のみなさんを中心に
救急医療情報キットの配布事業を、申請してみてください。
募集期間は、2月15日(水)~ 3月31日(土)までです。
パイロット事業の募集詳細はこちらから⇒http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000113744.html
(2012年1月23日)
<プレホスピタル・ケア>でもキットの記事が連載に!

今日、気がついたのですが、2010年の頃から、
救命救急士さんや救急隊員に向けての実務雑誌である
<プレホスピタル・ケア>という本のなかで、
全国で導入された、特色ある救急医療情報キットが、
北は北海道から、地域ごとに、東北編、関東編
という具合に、順次紹介されていたということです。

この手作り救急医療情報キットを普及させようと
活動を始めて以来、よく言われたのが、
<もし、作って用意してても、救急隊のひとが
気がつかはらへんかったら、何にもならへん!!>
ってことだったのですが、こうやって専門誌に、
病院前救急体制のひとつとして連載で特集されているなら、
シールみて、なんのことだか気がつかない、
って心配は、ない!!と安心しました。(2012年1月19日)
MY WILL NOTEに、<ネット関連情報>の記載追加!
このHPから作れる、
手作りエンディングノート<MY WILL NOTE>に新しい頁を
追加しました。
現在、ネット上に、自分のHP、ブログを持っていたり、
フェイスブック、ツィッターなどをやっているひとは、かなり多く
いらっしゃると思います。
それらが本人死亡後にどうなるか、については各サービスごとに
規約に定めがあったりすると思うのですが、
たとえば、フェイスブックであれば、本人の死亡後に
本人との関係を明らかにして、申請手続きをすることで
ページを削除したり、あるいは、メモリアルページとすることが
できるそうです。
本人が、ネット上でどういったサービスを利用しているか、
については、本人以外、家族でも知らないこと場合もあると
思いますので、
死亡後に、これらを削除したり、メモリアルへと変更すると
いった手続きを希望する場合に、情報を残せるように、新たに
<ネット関連のページ>を追加しました。(2012年1月14日)
消防職員のみなさんも認める、救急医療情報キットの必要性!
昨年末に秋田県で実施された、消防職員による、
<消防業務における課題>の意見発表会でも、
高齢者ひとり暮らし世帯が増加し、救急の際に持病や
アレルギーなどの情報が収集できず、搬送遅延や処置
の遅延へと繋がる。救急医療情報キットの普及や、
常に携帯するカード及び携帯電話に医療情報の登録などをして、
救急時にはすぐに患者の情報が分かるような環境づくりが必要!
と訴えた職員さんが最優秀賞を受賞されたと報告がありました。
実際に、救急現場で救命活動に携わる救急隊員のみなさんからも
<救急医療情報キット>によって本人情報があれば、いち早い
処置や搬送が可能にできる、という声が挙がっているなら、
<救急医療情報キット>作る意義は、大いにあり!!ですね。
(2012年2月12日)
他府県などでの<救急医療情報キット>の導入最新情報
埼玉県春日部市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!

埼玉県春日部市の公式HPによると、3月1日から、65歳以上の高齢者
や災害時の要介護者に対して、救急医療情報キットの配布が開始され
ました。独り暮らしに限らず、希望すれば入手できるそうです。
配布場所としては、市役所1階社会福祉課・障がい者福祉課・
高齢介護課、武里出張所、庄和総合支所、それに
消防本部、消防署(各分署含む)です。
消防署でも、受け取れるのは、初めてみましたが、消防署と
救急医療情報キットの取組みの連携がされているのはとても
いいですね!
(春日部市の人口は、現在、240,417人です。2012年3月7日)
岐阜県山県市の救急医療情報キットは、ちょっと違う!

岐阜県山県市でも、65才以上の高齢者を対象に、救急医療情報キット
の配布ありと、市の公式HPで3月1日に発表されました。
山県市のキットでユニークなのは、情報記入用紙を、市販のものを
使わずに、A4横書きで、オリジナルを作っているところです。
大きな字で高齢者にも見やすく、情報を書き換えたら、変更日を
記入する欄があります。
タイプとしては、このサイトからダウンロードしてつくる
大きな字で書ける情報シート、に似てますね!
1世帯1セットで、無料、配布場所は、
市役所健康課(保健福祉ふれあいセンター)
伊自良支所・美山支所・西武芸出張所
伊自良・美山老人福祉センター です。
(山県市の人口は、29,157人です。2012年3月6日)
千葉県木更津市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!
3月2日付の木更津市のHPの記事によれば、木更津においても
3月から順次、65才以上の独居高齢者に民生委員さんを通じて
救急医療情報キットが順次配布されるそうです。
HPのキットの写真はイメージ画像ってことでキットの実物では
ありませんでしたが、一般的な市販のキットのようなタイプの
ものでした。
(木更津市の人口は、現在130,100人です。2012年3月6日)
千葉県柏市では、赤十字から救急医療情報キットが!!
千葉テレビの記事によると、千葉県柏市では、2月29日に日本赤十字社
千葉県支部から市内249の町会や自治会の代表者に、救急医療情報
キットが手渡されました。
現在、柏市内には、高齢者4500人、障害者800人の計5300人
が災害時要援護者として登録されています。
このみなさんに地域の力で、キットの配布、そして、情報に変わりは
ないか、キットを介した見守り活動が進んでいけば素晴らしいなぁと
思います。(2012年3月2日)
東京都調布市の<市報ちょうふ>で救急医療情報キット!

東京都調布市の<市報ちょうふ>の2月20日号の5ページに
救急医療情報キットの記事が掲載されています。調布市では
すでに救急医療情報キットは導入されているのですが、まだ
入手されていない皆さんは、連絡先などありますので、ぜひ!
宮城県多賀城市でも、新年度から、救急医療情報キット配布!
宮城県多賀城市のほうでも、新年度から救急医療情報キットお配布
事業が予定されているそうです。
(多賀城市の人口は、61,417人です。2012年2月28日)
茨城県土浦市では、見守りキーホルダー&キット導入!
茨城県土浦市では、独り暮らしの高齢者や認知症患者が増えている
ことから、新年度から、<見守りキーホルダー登録システム>を
導入するそうです。これによって、高齢者らが外出先で倒れて
身元が分からないときでも、24時間態勢で本人確認ができる
ようになるとのこと。
キーホルダーには、住所や氏名、主治医などを把握している、
地域包括支援センターの連絡先と登録番号を記載してあり、
高齢者が外出先で倒れたり、認知症の方が徘徊したりして
身元が分からないとき、周囲の人がキーホルダーを見て
地域包括センターへ連絡ができ、その登録番号から
迅速に対象者を特定することができる、仕組みです。
夜間や休日にも、通報は職員の専用スマートフォンに転送
される仕組みになっていて、早ければ、6月頃から運用開始
となります。
この<見守りキーホルダー>とあわせて、土浦市では、また
救急医療情報キットも、5月の連休明けに配布開始の予定です。
キーホルダーをご本人が外してしまわないような工夫も必要に
なりそうですね。
(土浦市の人口は、143,564人です。2012年2月26日)
広島県府中市でも、新年度からキットの配布が決定!
中国新聞の記事によりますと、広島県府中市でも、新年度から
75歳以上の独り暮らしか、高齢者のみ世帯を中心に救急医療情報キット
の配布が決定しました。配布対象者は、2700人で、初年度はそのうち
1250人に配布予定だそうです。
(府中市の人口は、43,428人です。2012年2月25日)
宮城県白石市では、希望者にキット無料配布!!

宮城県白石市でも、救急医療情報キットの無料配布が昨年12月
から始まっており、独り暮らしの高齢者などを対象にして
すでに800個が配布されています。
また、キットの写真をみると、情報記入用紙を入れる容器は、
このHPから作れる、手作りの救急医療情報キットと同じく、
100円均一の商品を使用しており、容器が冷蔵庫に
あることを示すシール2枚だけ、プリントして発注されている
ようです。
市販のキットとは、デザインが異なりますが、費用を抑える
ことによって、ひとりでも多くのひとがキットを備えることが
できるなら、いいですね!
(白石市の人口は、37,288人です。2012年2月25日)
千葉県夷隅郡大多喜町でも、キット配布のお知らせ!

千葉県夷隅郡大多喜町の公式サイトに、2月23日付で、
救急医療情報キット配布のお知らせが、ありました。
大多喜町では、配布対象が、ひとり暮らしの高齢者だけでなく
広く設定されています。
(大多喜町の人口は、2009年で、10,677人です。
2012年2月24日)
長野県伊那郡飯島町でも、救急医療情報キットの配布が決定!
本日付の長野日報によれば、2012年、町の新規事業として、
長野県伊那郡飯島町でも、救急医療情報キットの配布が決定
したそうです。
(飯島町の人口は、1万人弱です。2012年2月24日)
埼玉県志木市でも、3月から救急医療情報キット配布!
2月16日の記者会見によれば、
埼玉県志木市でも、65歳以上の高齢者を対象に、
救急医療情報キットの配布が、3月1日(木)から始まります。
本人か代理人が、市役所他へ出向いて、申請書に記入すれば
キットを受け取れるそうです。詳細は、市役所の高齢者ふれあい課まで。
(志木市の人口は、71,180人です。2012年2月23日)
名古屋市の健康づくりフェスティバルでキットの特集あり!
2012年3月25日に、名古屋市の南生協病院で開催予定の
<第23回健康づくりフェスティバル>の公開講座において
救急医療情報キットを中心にした、救急対応講座が開催されます。
同じく公開講座で、リビングウィルに関するお話も聴けるそうですし、
また、大規模健康チェックや、体力チェック、ヘルシー弁当フェア
などの企画もあるそうですので、お近くのみなさんは、ぜひ!
兵庫県姫路市でも、新年度に救急医療情報キット導入決定!
兵庫県姫路市のほうでも、新年度の予算の発表があり、
昨年の11月に議会で提案されていた、救急医療情報キットが
災害時の要援護者の保護のための取組みとして、導入が決定
したそうです。
(姫路市の人口は、536,218人です。2012年2月21日)
沖縄県うるま市でも、自治会単位で、救急医療情報キット配布!
沖縄タイムズの昨日付の記事によれば、
2月13日に開催された地域の見守り活動の報告会において
(地域の自治会長や民生委員さんら、約100人が参加)
うるま市内間の内間見守り隊むぐくるの内間幸枝さんにより
救急医療情報キットを作成し、見守り隊と自治会、消防が
連携できる体制を構築した旨の発表がありました。
キットがあれば、救急隊の判断が迅速に、搬送も早くなり、
病院の診断も早くなるため、大変有効である、一方で、
キットの中身の<定期的な情報の更新>や<家族との連携>が
課題である、とのお話でした。
そうなんですね、配布して終わり!ではなくて、
配布をスタートとして、キットを介して見守りを行うことで
いつも自宅に、新しい本人情報が備えられ、キットを最大限に
役立たせることになるんですよね。
その意味で、やはり、救急医療情報キットの導入は、
<見守り活動>とセットで考えられるべきだと思います。
(2012年2月18日)
神奈川県伊勢原市でも、救急医療情報キット配布開始!

一部自治会での先行配布で、効果があったことにより、
伊勢原市は2月15日から、『いせはら救急安心キット』の
無料配布を始めました。
市の65歳以上の高齢者は2万226人で、対象は約6000世帯。
平成23年に市で緊急搬送された3993人のうち、約49%にあたる
1971人が65歳以上の高齢者でした。
今回の配布対象になるのは、
【1】65歳以上のひとり暮らし高齢者、
【2】65歳以上の高齢者のみの世帯、
【3】身体障害者手帳1・2級、療育手帳A1・A2、
精神障害者保健福祉手帳1級の障害者で、
ひとり暮らしまたは障害者のみ世帯、
障害者と65歳以上の世帯、
【4】ほか市で認めた人。
など約8000世帯。市では2000本のキットを用意しています。
配布場所は、市役所1階の介護高齢福祉課、障害福祉課の窓口で
受け取りには利用申込書の提出が必要です。
市役所に行けない人は、
地区の民生委員や包括支援センターで申請が可能で、
医療情報シートの記載等も手伝ってもらえるそうです。
これは、いいですね!
(伊勢原市の人口は、現在、101,052人です。2012年2月18日)
大阪府八尾市でも、救急医療情報キットが普及してます!

八尾市の職員さんが地域活動について発信されているサイトの
ほうに、救急医療情報キットに関する記事がありました。
八尾市志紀地区民生委員児童委員協議会の定例会で
65 歳以上で、ひとり暮らしの方を対象にした
救急医療情報キットの配布、について会議があるとのこと。
キットは、民生委員さんの手に渡った後、担当される地区内で
おひとり暮らしの方の自宅を訪問して、手渡しで配布される
そうです。
志紀地区では、ひとりの民生委員さんが40名を越える
ひとり暮らしの高齢者の方を担当されているケースも
あるそうで、これは、かなり大変なお仕事ですね。
救急キットの配布は、志紀地区のひとりくらしの高齢者の方
だけでなく、八尾市全域の取り組みだそうです。
(八尾市の人口は現在、271,266人です。2012年2月17日)
埼玉県では、すでに半数を超える市町村にキット配布済!
今日付の毎日新聞の記事によりますと、埼玉県ではすでに、
全63市町村のうち、33市町村で配布済、残りの10市町村でも
配布予定、とのことです。
このHPのように筒型の容器を使うものや、地域によっては
カード形式のもの、とスタイルはさまざまなようですが、
キットを手渡す際に、高齢者や障がい者の方と、会話が
できるので、地域のつながり作りにも役立っている、そうです。
埼玉県では、救急医療情報キットを地域の支えあいの仕組みの
ひとつとして、県が支援しており、<高齢者と地域のつながり
再生事業>として、今年度10市町村に500万円を上限に
補助金を出している。県の職員さんが各市町村をまわって職員に
キットの活用方法について説明して、普及した、とのことです。
う~~ん、京都府のほうでも、ぜひ、埼玉県に続いて、行政から
キットの導入に積極的に動いてもらいたいです。
(2012年2月16日 毎日新聞)
北海道洞爺湖町のキットは冷蔵庫の表に留める!!

北海道の洞爺湖町の今年1月発行の広報のなかに、
昨年の11月から希望者に救急医療情報キットを配布しているので、
申請してください、という記事が出ています。
先行してキットの配布が行われた、洞爺湖温泉1区自治体でも
<独居でなくても、夫婦でも、お互いの病気のことは
わからないことも多いので、キットは大切>
と好評だったのですが、
なんといっても、ここのキットの特長は、冷蔵庫の中、では
なく、冷蔵庫の外、ドアに、マグネットでキットの容器を
とりつけるようにしたことです。
見つけやすく、取り出しやすい、というのが理由だそうです。
以前どこかの自治体の議会の答弁のなかで、キットの導入に
反対されていた女性の議員さんの声のなかに、
<他人に冷蔵庫を開けて見られるのが、いや!>という
声がありましたが、
この、冷蔵庫の外、ドアに、マグネットでつけるかたちなら、
キット導入に賛成してもらえますよね!
記事のなかで、洞爺湖消防署警防課長さんも、キットについて
家族や友人、知人であっても、患者自身のかかりつけ医や
病状など細かな情報を知っているとは、限らないが、
キットがあれば、迅速的確に、病院への搬送もできます。
実際の現場でも、迅速、的確な対応ができた、という
報告も受けています。
と、キットの用意を勧めておられます
(洞爺湖町の現在の人口は、10,003人です。2012年2月16日)
三重県四日市市には、消防局作成の救急医療情報キットあり!

三重県四日市市の消防局のサイトのほうには、
救急医療情報キットを作る、方法が紹介されています。
これまで、他府県のキット普及状況をずっとみてきましたが、
消防局が、既成のものではない、キットの作り方を紹介している
記事は、初めてみました。
惜しむらくは、<情報シート>がややスペースが少ないので、
これを、このHPの新しい、大きな字で書ける情報シートに
すると、いっそう、記入しやすいものになると思います。
消防局のほうで、こういう取組みがされているのは
とても素晴らしいことだと思います。(2012年2月13日)
静岡県下田市でも、救急医療情報キットの配布、開始!

朝日新聞の静岡版によれば、
静岡県下田市でも、救急医療情報キットの配布が始まったそうです。
下田市の場合は、対象や配布方法が他の自治体とは違っていて
配布対象が、
ひとり暮らしで70歳以上の人
75歳以上だけの世帯
65歳以上だけの世帯にいる75歳以上の人
だそうで、市内では、2525世帯の高齢者が該当します。
そして、キットの配布ですが、こちらは、市の委託を受けた
<市シルバー人材センター>が、対象家庭を訪問して、
使い方を説明して3月末までに配布するとのこと。
シルバー人材センターを利用するというのは、ユニークな
方法ですね!
(下田市の人口は、2月1日現在で、24,659人です。2012月2月11日)
京都府福知山市でも、救急医療情報キットの入札が始まります!
2月9日付の福知山市の告示によれば、
まもなく救急医療情報キットの一般業者向けの競争入札の
参加申し込みが開始されるそうです。
福知山市の人口は、81,722人、そのうち65才以上の高齢者の
人口は、20,907人で、今回、購入予定のキット数は、7500個
とのこと。
3月末が納期になっていますので、来年度になれば、福知山全市
でも、救急医療情報キットの導入が始まりそうです。(2月10日)
香川県高松市では、5万キットを配布!さらに、他の市でも!
香川県内では高松市などが救急医療情報キットの導入を開始。
高齢化が進む一方で、東日本大震災を受けて、避難時に適切な
処置をするためにも、正確な医療情報の重要性が見直された
ことがキットの普及を後押ししています。
高松市は「たかまつ安心キット」として5万セットを用意し、
市内44地区で自治会や民生委員などがつくる
「地域コミュニティ協議会」を通じて、高齢者や障がい者を中心に、
希望者に順次配布されます。
さらに、香川県内では、丸亀、三豊、さぬき、善通寺の4市の
社会福祉協議会なども、救急医療情報キットの配布を推進しており、
丸亀市で3,000個、三豊市で800個以上、さぬき市でも950個が
すでに配布済みだそうです。
高松市健康福祉総務課では、キットの配布を通して、
高齢者の見守り活動も活発になり、孤立したり、周りと疎遠に
なっているひとを減らしていくことにも、期待している、そうです。
(2012年2月9日)
京都市東山区の介護者の会<つくし>さんが、キット配布!

今日付の京都新聞の朝刊に、東山区の介護者の会<つくし>
さんが8日の定例会で参加した会員さん20名に救急医療情報キットを
配布、順次70名の会員さんに配布予定、というニュースが掲載され
ていました。
東山区も、高齢化率がとても高い地域ですから、素晴らしいこと
だと、思います。
また独り暮らし、の高齢者に限定せず、家族が居ても動転するから
と、会員全員に配布されたことも、素晴らしいです。
新聞に載っていた写真をみると、キットは、このHPで使って
いるのと同じ、<片栗粉入れ>の容器でした。情報シートは、
先行して、キットを配布されていた同じく東山区の貞教地区で
使っていたものを採用されたそうです。
これに続いて、どんどん、京都市内で高齢者を支援されて
いる団体のみなさんが、救急医療情報キットの導入を検討して
もらえたら、こんなに嬉しい事はないです。
また、このぐらいの人数分であれば、このHPを利用して作るのも
そう時間はかかりません。できるだけ費用を抑えて作りたい、
また、情報シートは、お年寄り向きの大きな字がいい、という
みなさんは、どんどん、このHPのデータをダウンロードして、
手作りの救急医療情報キットを作ってみてください。(2012年2月9日)
愛知県津島市では、救急医療情報キットの課題が!

2月7日の中日新聞の記事で、救急医療情報キットの課題について
取り上げられました。
救急医療情報キットは、2008年に東京都港区が提唱。
愛知県社会福祉協議会などによると、東海地方では愛知県豊橋市、
岐阜県多治見市、三重県桑名市など少なくとも30市町の自治体や
社協がすでに希望者に専用カプセルを配っており、名古屋市の
昭和区でも、この2月から800本が配布されました。
なかでも、愛知県津島市では昨年10月、自宅で倒れた独り暮らし
の男性(80)のカプセルから糖尿病の持病がいち早く分かり、
体質と相性の悪い薬などを検査する時間を短縮できたそうで、
配布を始めた09年12月以降、同様のケースが36件あり、
救急医療情報キットが実際に役立っていることを示しています。
ただし、課題もあります。
お年寄りの健康状態は変化しやすいため、カードに記されているのが
古い情報だと、万が一の際に医師らが対応を誤りかねません。
そのために、情報を最新に保つのが困難、という理由で、キットの
導入に慎重な態度を示している自治体もあります。
キットを役立てるためには、定期的に高齢者宅を訪問して、
キットが最新の内容になっているかどうかを確認する体制づくりが
とても重要となると思います。(2012月2月8日)
島根県隠岐の島町でも自治会単位で救急医療情報キット導入!

島根県隠岐の島町の社会福祉協議会が発行している社協通信
2012月2月号で、救急医療情報キットの整備事業の準備が進んでいる
という記事が掲載されています。
記事によれば、隠岐の島町内で、
救急要請があって救急隊員が駆けつけても、
病状や連絡先を伝えられない事例が年々多く発生しているために
救急医療情報キットの整備事業が進められることになったそうです。
また、隠岐の島町のなかの朝日ケ丘自治会(10町内)においては、
先行して救急医療情報キットの全戸への配布が行われました。
朝日ケ丘自治会では、
平成21年度から<安心して暮せる地域づくり><お互いの絆を
深めていける地域づくり>という2つのテーマを掲げて活動を
されているのですが、
初年度は、希望者を募って、<声かけ運動>を始められました。
が、声かけだけでは一方通行なため、広がりや生活のなかでの課題の
発見にはつながらない、ということで
2年目には、みんなで参加する<ふれあいサロン活動>を始められ、
会話のなかから、困りごとや解決策を自分たちで話し合う場を設けられ
ました。
そして、3年目に、このふれあいサロンと並行して、
こういう場に参加できないひとのための、
安心・安全づくり、絆を深めるためのもの、として、
救急医療情報キット(命のバトン)の全戸への配布が実施されました。
紹介記事の最後に、とても印象に残った言葉がありました。
会で掲げたこの2つのテーマを実現していくための
課題の解決の糸口として、
<地域の課題解決をすべて行政や関係機関任せにしないこと>
<われわれが汗をかけば、きっと明るい展望が見えてくるはず>
この2つが大事だと、考えている、というところです。
島根県隠岐の島町のみなさんが
自治会単位で、取組むことができたわけです。それを
<京都市では、導入されない方針だから。。>と、
たちまちに、救急医療情報キットの保管をあきらめてしまうのは
なんていうか、ものすごう、残念なことやと思います。
京都市でも、自治会や学区単位で、あるいは、個人個人が、
自分のために、また家族やお知り合い、大切なひとのために、
救急医療情報キットを作ることは、きっとできると思いますし、
<もしも>のときに役立つだけやのうて、
日頃、これがあるから、と安心して暮せる、ということでも、
必ず、みなさんの役に立てるはずやと、思います。
京都市内、どのお宅でたずねても、
<救急医療情報キット>が、冷蔵庫に、置いてはる、
そういう日がくるまで、
自分で書いていても、地道なことやな~とは思いますけど(笑)
みなさんに、このHPのデータを利用して、手作りの救急医療情報キット
を作ってもらうこと、そして
<もしもの時>に備える、こういうものがあるよ!と
みなさんの周りで、ちょっと話題にしていただくことで、
少しずつ、京都にも<救急医療情報キット>が広まっていって、
高齢者やからだに不安を持ちながら日々生活しているみなさんが、
ちょっとでも、安心して暮せるようになること、それが、
京都救急医療情報キットを作る会の願いですので、どうか
みなさんのご協力、を宜しくお願いします。(*^_^*)(2012年2月7日)
滋賀県草津市の野路町内会で、救急医療情報キットの取組み!

滋賀県草津市野路町では、
要援護者宅(高齢者や一人暮らしの方)を訪問し
「救急医療情報キット(命のバトン)」を配布する取組みを
平成21年6月20日頃から開始しました。
救命の際、救命隊員の情報伝達の手段として利用し、
また消防署との災害福祉ネットワークサービスと連携も
しているそうです。
これまでは、市や区の取組みとして紹介することが
多かったのですが、このように町内会単位で、救急医療情報キットを
備える、という取組みもいいですね!(2012年2月6日)
新潟県燕市でも、2月に救急医療情報キット配布開始!

新潟県燕市の鈴木市長が、1月31日の定例会見において
2月の高齢者見守り強化月間にあわせて、燕市でも、
救急医療情報キットを配布することを発表しました。
対象となるのは、70歳以上の独り暮らしの高齢者で
民生児童委員などが必要と認めるひと、2000人とのことです。
(燕市の人口は、2011年12月31日で、83,063人です。
2012年2月5日)
埼玉県越谷市でも、救急医療情報キットの配布が始まっています!

埼玉県越谷市の公式サイトのほうでも、2月2日付のお知らせで、
救急医療情報キットの無料配布のことがアップされています。
越谷市のやり方では、対象によって、配布の方法が異なります。
(1) 65歳以上のひとり暮らし高齢者 又は
65歳以上の高齢者のみの世帯 ⇒ 民生委員による配布
(2) ひとり暮らし障がい者・障がい者のみの世帯
⇒ 障害福祉課窓口にて配布
(3) 日中独居者、在宅要介護者など、生活上あるいは健康上
不安を抱える方 ⇒高齢介護課窓口、
地域包括支援センター
あと、通報があったときのキットの利用の仕方についても
以下のとおり、詳細な了解事項が定められています。
<救急医療情報キットのご利用にあたっては、
以下の点をご了解ください。>
●玄関ドアの内側にステッカーが貼られている場合は、
本人及び同居人等の同意を得ることなく、冷蔵庫を
開けて救急医療情報キットを取り出すことがあります。
●救急医療情報キットは、救急隊が救急活動に必要と判断
した場合に活用いたします。そのため、救急医療情報
キットの保有者であることが分かっている場合でも、
その救急活動によっては活用されない場合があります。
●救急活動において、搬送先の医療機関を決める場合、
本人の状態によっては、救急医療情報キットに記載された
「かかりつけ医療機関」に搬送されない場合があります。
(越谷市の2012年1月1日の人口は、329,339人です。2012月2月4日)
新潟県岩船郡関川村でも、救急医療情報キットの申請開始!
新潟県岩船郡関川村のほうでも、救急医療情報キットを希望する
ひとに向けての申請書がネットから入手できるのですが、
この村のキットの特徴的なのは、申請書が、キットの利用に
関する了解事項の同意書にもなっていることです。
<了解を求められる事項>とは、
①救急活動によって、救急隊員が不必要と判断したとき、搬送に
急を要するときには、キットを利用しない場合があること。
②ステッカーを冷蔵庫のドアに貼ること。
本人及び同居人の了解を得ずに、冷蔵庫を開けて
キットを取り出す場合があること。
③所定の場所にステッカーが貼ってなかったり、所定の場所に
キットが保管されていないときには、キットを利用しない場合
があること
④かかりつけの医療機関があっても、他の病院に搬送される場合
があること。
⑤キットは善良な注意をもって管理し、他人に譲渡したり貸与
したりしないこと。 以上です。(2012月2月2日)
埼玉県日高市でも、2月から救急医療情報キットの配布開始!

2012年1月1日発行の<広報ひだか>によれば、
埼玉県日高市においても、2月頃から災害時要援護者名簿に掲載
された方などに対して、順次民生委員さんがご自宅を訪問して
キットを配布することになっています。
また災害時要援護者以外で、キットの配布を希望する65歳以上の
独り暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯及び、障がい者手帳の交付
を受けているひとについても、3月以降に申請の受付を開始される
そうで、詳細は<広報ひだか3月号>に掲載されるそうです。
(日高町の現在の人口は、57,817人です。2012年2月1日)
山形県舟形町では、2月下旬から、全戸にキットを無料配布!

読売新聞の記事によれば、山形県舟形町では、2月下旬から
町内の1750戸の全戸を対象に、市販の救急医療情報キットを
無料配布することが決定したそうです。
町の健康福祉課によると、同町では、65歳以上の高齢者が人口の
30%を超え、高齢者だけの世帯も増加したそうです。
また、家族間で医療情報を共有していなかったり、
一人になる時間が多い家族がいたりすることも考えて、
今回、町内約1750戸への全戸配布を決めた、ということです。
町では、キットの購入費用として、今年度補正予算に約250万円
を計上しました。
高齢者宅へは民生委員さんが戸別訪問して、説明を行うそうです。
舟形町というのは、6千人超の人口の町なのですが、
町全戸に配布する、とういうのは、全国でもまだ少ないかと思い
ますが、それができれば、理想的ですね!
ちなみに、舟形町の人口は、京都市でいうと、学区をちょうど
2つ、3つ、あわせたような規模になります。ということは、
京都市でも学区単位で、全戸配布をめざすことはできる、
のではないかと、勇気づけられるニュースでした。
(2012年1月28日 山形 読売新聞)
埼玉県和光市では、小学生がペットボトルでキットを作成!

埼玉県和光市の広沢小学校のホームページによれば、
6年生が、呼びかけで集まったペットボトルを再利用して、
<手作りの救急医療情報キット>を90個作って市の長寿安心課
に届けられたそうです。
写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、
ペットボトルを再利用して作るキット、というのも初めてで、
また小学生が手作りで作って、市に収めた、という活動も
初めて知って、とても新鮮な思いがしました。
市のサイトのほうでみると、この事業のキット1つ当りの
予算は380円で、全部で1000個が用意されるそうです。
こんなふうに、小学生が課外活動で救急医療情報キットを
作って、それを地域の高齢者のみなさんに配布するっていうのは
素晴らしいですね!
(和光市の2012年1月1日現在の人口は、78,416人です。
2012年1月25日)
三重県桑名市では、<独り暮らし>に特化したキットを配布!

三重県桑名市のほうでは、市役所のほか各地区の
市民センターのほうでも、救急医療情報キットの申請受付が
始まったそうです。
写真を見るとキット自体は市販のものを配布されるようですが
この桑名市で特徴的なのは、対象者です。
★65歳以上のひとり暮らしの方。
★身体障害者手帳、療育手帳または
精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている
ひとり暮らしの方。
と、<ひとり暮らし>の方限定での配布、というのは
めずらしいですが、高齢者のほかにも、障がい者の方にも
配布される、というのは良いですね!
(桑名市の2011年12月31日現在の人口は、142,495人です。
2012年1月19日)
岐阜県中津川市の社協でも、手作りの救急キット<命のバトン>を配布!

岐阜県中津川市の社会福祉協議会のサイトの
2012年1月24日の記事によれば、
蛭川支部で、112世帯に救急医療情報キット<命のバトン>
が配布された、そうです。
地域の民生児童委員さんや福祉推進員の皆さんが、ご自宅に
うかがって、キットについて説明し、記入のお手伝いをされた後、
同地区の消防署のほうへ、キットを設置したみなさんのリストを
手渡されました。
そして、他の自治体などで実施されているキットと、
この蛭川支部社協で配布された命のバトン、の異なるところは、
それが、<手作り>の救急医療情報キット、という点です。
写真では少し見にくいかもわかりませんが、
高齢者が記入しやすいように、大きな文字で、記載用紙が
作られています。
社会福祉協議会として、手作りの救急医療情報キットを配布する
活動というのは、初めて見ましたので、とても嬉しく思いました。
(2012年1月26日)
埼玉県伊奈町でも、2月から救急医療情報キット配布開始!

今日付の東京新聞の記事によれば、
埼玉県北足立郡伊奈町でも、2月から救急医療情報キットの
無料配布が開始されるそうです。
対象になるのは、
◆75歳以上の一人暮らし
◆75歳以上のみの世帯
◆障害者手帳所有者
◆要介護3~5の認定を受けた-町民のうち、
町の災害時要援護者避難支援プランの個別計画に
登録済みの人。
で、昨年12月末現在で、計710人です。
民生委員さんが2月から3月にかけて戸別訪問して配布し、
記入方法などを説明するだけでなく、配布後も定期的に訪問し、
記入内容をチェックすることになっています。他に、
埼玉県では、既に、さいたま市や所沢市、加須市などでも
救急医療情報キットの配布が実施されているそうです。
(伊奈町の2012年1月1日現在の人口は、
43,160人です。2012年1月24日)
茨城県八千代町で、2月9日から救急医療情報キット配布!

茨城新聞によると、八千代町の65歳以上の独り住まいの
高齢者を対象に、2月9日から、救急医療情報キットが配布
されることになったそうです。
既成のもので、対象となるのは、276世帯で、
民生委員さんを通じて自宅に配布されます。
ちょっとびっくりしたのは、その価格。
1セットが600円とのこと、これは高いです!
このHPの手作りのものでも、300円程度の費用で
作れることを考えると、倍ですし。。う~ん。
対象になってるみなさん、もしまだであれば
申請されれば、もらえますのでお早めに。
(八千代町の2012年1月1日現在の人口は、
22,962人です。 2012年1月22日)
愛知県設楽町でも、<絆のバトン>として配布開始!

設楽町の民生委員をされている方のブログのほうに
愛知県設楽町の高齢者だけで暮している世帯を対象に
救急医療情報キットが配布された、という記事がありました。
民生委員さんが、担当されている地区の該当する世帯を
一軒ずつ回って配布されたとうかがいました。
なかには、留守にされているお宅があったり、
また<どうして冷蔵庫に入れるの?>という
質問も出たそうです。
設楽町では、<絆のバトン>という名前で呼ばれています。
設楽町の人口は、2012年1月1日現在で、5,844人です。
(2012年1月21日)
愛知県常滑市でも、来月から希望者にキット配布開始!

読売新聞によれば、愛知県常滑市でも、
2月13日から、65歳以上の高齢者や障がいを持つひとのうち、
希望者に救急医療情報キットを配布することになったそうです。
7000個が用意されているとのことで、
常滑市の人口は、昨年末で56,195人で、そのうち65歳以上の
高齢者は、13,268人です。
ちなみに京都市の人口と比較してみると、常滑市の人口は
中京区や北区の人口とほぼ、同じです。なので、
京都市全体の取組みとしては、難しくても、
各行政区での取組み、という規模での取組みであれば
十分に可能だと思います。(2012年1月19日)
福井県敦賀市でも、救急医療情報キットの配布開始!

2012年1月13日に福井県敦賀市で、お知らせがあり、
<救急医療情報キット>の配布が開始されました。
この、敦賀市の事業は、他の自治体とやや異なった
点があり、注目です。
というのは、対象者と申し込みなんですが、
<対 象>
1 独居老人安否訪問事業の対象である方
2 ねたきり老人等介護福祉手当の対象であるねたきり老人等
3 介護保険法の要介護認定区分が要介護3~5である方
4 身体障害者手帳の交付を受け、その程度が1級及び2級である方
5 療育手帳の交付を受け、その程度がA1及びA2級である方
6 65歳以上の高齢者のみで構成されている世帯
7 前各号に準ずる方で、市長が必要と認めた方
<申込み>
1~5に該当する方は、民生委員又は市職員が訪問
6、7に該当する方は、市役所窓口(8番)にて受付
多くの自治体が、原則65歳以上の高齢者を対象としている
のに比べて、障がいのある市民のみなさんにも範囲を広げて
おり、またキットの配布も、民生委員さんだけでなく、
市の職員が訪問、という場合もあるそうです。
これだけ対象を広げてもらうと、嬉しいです。
(敦賀市の現在の人口は、2011年9月で、69,170人
このうち65歳以上は、15,369人 2012年1月18日)
京都府向日市でも、キット配布開始のお知らせが!

2012年1月1日に市民向けのお知らせがあり、
昨年度に事業の実施が決定していた、救急医療情報キットの
無料配布事業が、始まることになりました。
対象は原則、独り暮らしの65歳以上の高齢者か
65歳の高齢者のみの世帯ですが、
原則として、1世帯に1個というのが、残念ですね。
やはり、1分でも1秒でも早い処置や搬送が大事な場面において
開けられるものですから、1個の容器には、ひとり分の
情報が入っているほうが、ベターな気がします。
予算的なものかもしれませんが。
いずれにしても、京都府下で、キットの配布事業が
自治体によって始まることで、今後、キットの存在が
救急搬送に役立つ実例を積んでいけば、いずれ、
それなら、京都市内でも取組もう!
という流れに繋がっていけばいいな、と思います。
(京都府向日市の人口は、現在、53,910人 2012年1月17日)
大分県日出町でも、1月11日から、キット導入開始!

大分県速見郡日出町(ひじまち)では、2012年1月11日から、
65歳以上の高齢者や障がい、持病のある要援護者の家庭を
対象にして、緊急医療情報キットの配布を開始。
町内での高齢者のいる家庭は、2011年12月15日現在で
2791世帯あり(全世帯数の4分の1にあたる)各地区の
民生児童委員さんが順次自宅を訪問して、配布するそうです。
日出町のキット導入の特徴としては、申込書を提出したことで
個人情報保護の観点から、運用に同意したものとみなされ、町の
保健福祉センターが申込書から得たデータを端末に入力して
消防署と共有することで、災害時などの際にも、優先的に救助に
向かうことができるシステムを作る、というところです。
消防署と共有することで、災害時の救助の際に生かせる、という
点が素晴らしいと思います。
(大分県日出町の人口は、現在 28,675人 2012年1月16日)
大阪府吹田市でも、今年3月から、キット導入決定!
吹田市の市会議員さんのサイトのほうで、知ったのですが、
大阪府の吹田市のほうでも、今年の3月から65歳以上の高齢者
を対象にして、救急医療情報キットの導入が決定したそうです。
吹田市は、京都からも近いですし、都市の規模としても
中規模になると思いますので、実施の状況はきっと
京都市にとっても、参考になると思います。
(吹田市の人口は、現在 353,784人 2012年1月15日)
山梨県笛吹市では、75歳以上にキット無料配布!

市の公式サイトによれば、ぶどうと桃の収穫量が日本一である
山梨県笛吹市でも、救急医療情報キットが2012年1月11日より
希望者に配布されることになりました。
ただし、笛吹市が他の自治体とちがうところは、対象が
75歳以上の高齢者、とされているところです。75歳以上と
限定しているのは、珍しいですね。
(笛吹市の人口は、現在、72,309人です 2012年1月14日)
徳島県吉野川市でも、救急医療情報キットの無料配布開始!

徳島県吉野川市の公式サイトによれば、
平成24年1月12日から、65歳以上の独り暮らしの高齢者及び
65歳以上の高齢者世帯の希望者を対象に、救急医療情報キット
の無料配布が開始されたそうです。
(吉野川市の人口は、現在44,532人 2012年1月13日)
愛知県あま市では、年齢制限なく希望者に無料配布!

市のホームページによれば、平成24年1月4日から、
年齢に関係なく、健康に不安のあるひとは、本人、または
代理人が申し出れば、救急医療情報キットを無料配布する事業が
始まったそうです。
全国で今、救急医療情報キットの導入は進んでいますが、
あま市のように、希望すれば誰にでも無料で配布、というのは、
珍しいと思いますが、素晴らしいです。
あま市の保健センターのほうにお尋ねしたところ、
全市で、15,000キットを配布するよう準備されており、
(あま市の人口 2011年12月末現在で 88,095人)
大量注文ということで、キットの単価も255円まで抑える
ことができた、ということです。
保健センターへ提出された申請書をもとに、名簿を作成し、
消防局へも、こういう取り組みをしている旨の連絡済み
ということでした。
市の規模はかなり違いはありますが、希望すれば
京都市民なら誰でも、救急医療情報キットを受け取れる、
そんな制度が、あれば理想的だと思います。(2012年1月4日)
帯広市では、ガス温水器のそばに置く、ビニール入りの救急キット
若葉町内会(北海道帯広市西17南6若葉団地内、106世帯)が
救急医療情報キットを全戸に導入している。
緊急時に必要な情報を入れたビニール袋を全世帯で、
ガス温水器付近に掲示、いざというときに早く個人情報を救急隊に
伝られるようにと設置状況を市消防署に登録した。
「自分の命は自分で守る」と自助の精神を町内に浸透させている。
同町内会の福祉部長が役員に呼び掛けたのがきっかけで、
「釧路に住んでいた母が倒れたときに保険証などがどこにあるか分からず苦労したこともあり、
以前からキットの必要性を感じていた。
東日本大震災を機に、防災意識も高まっていた」という。
独り暮らしの高齢者が町内の4割(43世帯)を占めていることも
導入の決め手となった。
キットの中には家族構成、援護の要否、緊急時の連絡先などを記した
世帯カードと保険証とかかりつけ医の診察券の内容を書き写した紙などを入れている。
「突然倒れたときに必要な情報」だ。
キットの中身が全て個人情報であることから、導入を反対する会員も
いたが「いざというときに困るのは自分。自分自身のために用意して」
と丁寧に説明し、説得したという。
設置に掛かる経費(2万5000円)については、
社会福祉協議会の助成(小地域ネットワーク活動推進事業)を活用した。
別の町内会では、冷蔵庫にキットを保管している例が多いが、
「意識がないときとはいえ、冷蔵庫の中を見られることは女性として
恥ずかしい」(福祉部長)と代替案を考えた。
玄関先では必要以上に目に付きやすく盗難の恐れもあることから、
プライバシーを守ることができ、家庭に必ずあるガス温水器付近を
設置場所とした。
キットを導入したことで「町内の絆が深まった」と齋藤会長。
市市民活動推進課も「市民協働の実践例。ありがたいこと」と
歓迎している。
帯広市消防署によると、現在、太陽、南東、北栄、若葉の4町内会が
キットの導入を登録している。(2012年1月9日 十勝毎日新聞社)
大分県中津市で救急通報システム画面にキット配布先リストが出る!
大分県の中津市のほうで、救急医療情報キット関連の記事がアップ
されていましたので、ご紹介です。
******************
中津市民生委員児童委員連絡協議会は市内の高齢者や障害者、
要援護者らを対象とした「救急医療情報キット」配布者の最新リストを
同市消防本部に提供した。
キットは持病やかかりつけ医などの情報を収めて冷蔵庫に保管し、
緊急搬送や災害時の救助などに役立てようというもの。
民生委員が要援護者を把握し、希望者に配布している。
今回は11月末までの追加や変更を含む8083人分のリストを
持ち込んだ。同本部は緊急通報システムの画面上にキット配布者宅が
表示されるよう入力している。
渡辺会長が松垣成消防長に
「これからも情報を集めていくのでよろしく」とあいさつ。
松垣消防長は「早速入力して有効に利用したい」とあいさつした。
同本部によると、ことし1月からこれまでに4件、既往歴の把握や
搬送先の選定などに役立ったという。(2011年12月25日)
*******************
救急医療情報キットを無料配布するだけでなく、配布先のリストが
救急通報システムの画面に出るようになっている、っていうのが
見つけてもらうのには、とっても効果的ですね!
4件、実際に役立ったとのこと!
民生委員さんと消防局のほうと連携すれば、こういうことが
できるんですね~。自治体としての、取り組み、
なんとか京都でも、考えてもらえないものかなぁ~と思います。
宮城県気仙沼市でも、全市高齢世帯に<救急医療情報キット>配布!
気仙沼市は21日から、市内全域の高齢世帯5826世帯に対し、
災害や急病に遭った時、駆け付けた救急隊員に病歴やかかりつけ医
などの情報を伝える「救急医療情報キット」を配布する。
これまで市内の一部地域で試験的に運用していたが、付近に知人が
いない仮設住宅などに移り住んだ高齢者をどのように救急搬送したら
よいかを明確にするため、対象を広げた。
キットは、緑色のステッカーを張った長さ約20センチのプラス
チック製の筒に、かかりつけ医、病歴、服薬などを記入するシートが
入っている。筒に薬局の処方箋を入れたり、シートに親族らの連絡先や
救急隊員への伝言を書き込んだりすることができる。
キットは、冷蔵庫内のドアポケットに保管してもらうことを想定して
いる。救急隊員がキットを見つけやすく、震災時でも潰れにくいためだ。
キットの保管場所を知らせるため、冷蔵庫の外側に張るステッカーも
用意した。
市は昨年7月、市内の面瀬地区で独り暮らしする65歳以上の30人
に試験的に配布した。
これまでに、70歳代女性が救急搬送された際、キットを冷蔵庫内に
入れていたため、救急隊員がかかりつけ病院に治療法を相談することが
できた例もあった。
21日以降、県境を越えて岩手県一関市に建てられた仮設住宅に暮ら
す高齢世帯から順次、市職員が直接訪問して配布する。市高齢介護課の
熊谷修一課長は「震災で弱くなった地域の見守り体制を整備したい」と
話している。(2011年11月18日 読売新聞)
やってみよう!という意思とシステムを

お正月に
<救急医療情報キット>関連のサイトを調べていましたら、
偶然、九州のほうの市役所の職員さんが、提案してから
2年がかりで、やっとこの度、救急医療情報キットを
市の高齢者に配布することが決まって嬉しい、
と報告されている、ブログに出逢いました。
お話によると、キットを業者さんに頼む数十万円の
予算が捻出できない、ということが、
キット配布がこの2年間、実現しなかった理由だそうです。
たしかに、救急医療情報キット、業者さんによって
少々値段に差はあれ、結構します。
容器自体の値段に加えて、オプションとして、
シールを貼るのに何十円、
情報シートを作るのに何十円、また
配布時に容器に添えるパンフレットを作るのに数十円、
さらに、さらに、1000キットより少ない数ならば
デザイン料として、10万円近くがかかったり。。
あれやこれやで、1キットあたり、千円近くになることも
あって、費用の問題というのは、あると思います。
ただですね、ただ、
そのブログに書いておられたように、
容器や、仕様にこだわる必要はなくて、
たとえば、なんかのビニールケースに、
各自が、救急隊員に、これは知らせたい!!と
思うことを書いたものを入れて、冷蔵庫を開けた上段に
置いておけば、
冷蔵庫の上段に、救急医療情報を置いてある
という共通認識さえ、みんなにあれば、それでもう
十分に<救急医療情報キット>の役目を果たしているわけです。
あとは、
<冷蔵庫を確認せよ!>と救急隊員の出動時のマニュアルに
ひとつ、項目を加えること、それと、
こういう取り組みをしているので、冷蔵庫のなか、
見とくりゃっしゃ!と、地域の医療機関や、地元の交番所、
町内の役員さんへ連絡する、
そういう連携システムを作る用意ができたら、
いつでも、どこでも、<救急医療情報キット>常備地区、
となりうるわけです。
ほんまに、その通り!!
<どうして、救急医療情報キットは導入されないのでしょう?>
そう問いかければ、きまって、かえってくるのは、
予算がないから。。
救急隊員がキットに気づかなければ、仕方ないから。
情報シートがあっても、その通りになるとは限らないから。
民生委員さんに重い負担をかけるから。
民生委員さん、消防局、医療機関、警察、と連携する
部署が多くて大変。。
との、理由ですが。。。
最近、キットのPR,普及について、考えてきて、
思うのは、やはり、いちばん、大きな理由は、
<取組もう、という意思>が感じられないこと、のように思います。
予算の問題も、
救急隊員のみなさんに気づいてもらう方法も、
民生委員さん以外の支援を頼む途も
連携の手段も、
取組もう!という意思があれば、きっと途は開いていけると
思うのですが、残念ながら、今現在、京都市においては
この取組もうという意思は、あらしません、とのこと。
ほな、この
<やろうという意思>がないところで、どうやって
<取組んでみよう!>という気持ちになってもらえるか、
動きを生み出していけるか、
それが、目下、京都救急医療情報キットを作る会にとって、
大きなテーマです。(2012年1月7日)
京都市では、今後も<救急医療情報キット>の配布はなし。
京都市からの回答文
3ヵ月ほど前に、京都市長さんへ<救急医療情報キット>の導入を
お願いするメールを送ったものに、本日回答が届きました。
以下が、その回答です。
***********
遅くなりましたが,お寄せいただきましたご意見に,
お返事させていただきます。
本市では,市内の全世帯を訪問し,防火・防災に関する啓発及び
指導を行っており,特に,火災等が発生した場合に避難することが
困難な高齢者の方等については,年1回以上訪問して防火や安全に
関する指導を行っています。
この度,「救急医療情報キット」についてのご提案をいただいて
おりますが,本市では,同様の事業として,昭和62年度から,
住所,氏名,生年月日,かかりつけ医療機関,家族等の連絡先など
が記載できる「安心カード」を配布しております。
この「安心カード」は,財布や市バスの乗車証ケース等の身近なもの
に入れることが出来ることから,災害に遭遇したときに,迅速に情報
提供できるものであり,「救急医療情報キット」と同等の効果がある
ものと考えております。
また,「安心カード」は配布から20年以上経過しており,
市民の皆様に一定普及しているものと考えております。
こうしたことから,本市としましては,引き続き「安心カード」の
普及啓発に努めていきたいと考えております。以上。
****************

右の写真が、<救急医療情報キットと同等の効果がある>とされた
「安心カード」です。ハガキ大の大きさに、このような内容を
記載するものです。
回答によれば、<救急医療情報キット>と同等の効果がある、
とされていますが、
外出先で気分が悪くなったときに本人が、カバンから出して
提示するために、日頃カードを携帯することには意味があると
思いますが、なにせ小さいカードだけに、書き込める情報量が
限られています。
どうでしょう?
スペースが限られてしまうせいではありますが、この内容の
情報量で、十分、という印象を受けられますか?
今、こうしてざっとみて、思いついた点を挙げてみると
この「安心カード」では。。。
◆自宅で倒れて、本人に意識がなかったら、
「安心カード」がどこにあるか、
救急隊員にはわからないので、見つけられない。
◆<薬の情報>や<体質>または、<身体の不自由な部分>
について記入する欄がない。
◆かかりつけ医や既往症は、一件だけ、しか記入できない。
◆写真がないので、本人とカード情報との一致が、確認できない。
◆本人以外で、例えば介護中の家族のことを頼みたいとき、
記入する欄がない。
◆発作のときに飲む薬を、入れておくことができない。
◆それがいつの時点の情報か、記入日を書く欄がない。
◆情報に変更があったときに、スペースがなくて更新しにくい。
といったことに気づきます。ということで、
私には、この「安心カード」をどこかのカバンに
入れて、携帯しているだけでは、決して、
<救急医療情報キット>と同等の効果がある、とは、
残念ながら、言えないように思います。
とくに、お独り暮らしの高齢者の場合には、
ご自宅のなかで、怪我をされたり、体調を崩されることは
かなり多いと思います。なので、やはり、
<必ず、冷蔵庫にある>と誰もが、わかっていて、
本人に意識がなくても、喋れない状態でも、
隣人や救急隊員さんによっても、迅速に見つけてもらえる、
<救急医療情報キット>を自宅の冷蔵庫に保管しておく意味は、
「安心カード」が配られているからといって、決して否定される
ものではないと思います。
ちなみに、20年経って普及している、と回答にはありましたが、
私はこのカードが、毎年配られてるのかどうか、
全く知りませんでしたし、災害時には母が寝たきりなので、
どこへも避難できませんが、だからということで、消防署から
年に1回以上、うちに指導の訪問を受けたことも、ありません。
まっ、それはさておき、本日、こうして回答をいただいたことで、
残念ながら、京都市においては、近く<救急医療情報キット>を
自治体として配布する予定はない、ということは、判明致しました。
これまでは、自治体の高齢者福祉の担当課や、消防局など公機関に
<救急医療情報キット>の無料配布を訴えてきたのですが、
この回答を受けまして、今後は、自力救済の道といいますか(笑)
自分たちで、<救急医療情報キット>を作ってみませんか?
というかたちでの、普及活動を続けていきたいと思っています。
(2011年12月20日)
キット作成(更新日)が容器に記入できますよ!

救急カードが一緒に作れるラベルシールを、
追加したばかりですが、今度、新しく
キット容器のほうにも、作成(更新)日を9回まで
書き込める欄の入った、ラベルシールを作りました。
<このキット、いつ、作ったんか、わからへんやん!>
とご心配のみなさんは、こちらのラベルシールのほうを
ダウンロードして、使ってみてください!(2011.11.12)
手作りのストローフォルダーなど

今日、梅小路公園で開催された地域のイベントに行って
みたら、<京 自助具館>というボランティアのみなさんによる
<手作りコップフォルダーの製作>コーナーというのがあったので
参加して、作ったのが、右の写真です。
しっかりとどんなコップにもはまって
ストローを固定することができるので、片手でも安心して
ドリンクが飲めます。
実費は30円くらいなんだそうですが、関心のある方は、
京都市長寿すこやかセンター内 相談部の田中さんまで
連絡すれば、残念ながら京都市内の方に限ってですが、
分けてもらうこともできるそうです。
連絡先は、℡(075)354-8741
また、京 自助具館のみなさんが作ってこられた道具には、他に
☆片手で使えるビンの蓋開け器
☆各種スプーン・フォーク
☆片手で使える紙パック開け
☆ポンプ式容器用片手押出し器
☆片手用の爪きり
☆キーボード押し
などもあります。
<ひと・まち交流館 京都>の1階の福祉用具展示コーナーで
月4回活動されているそうです。(2011.11.13)
きょうボラふれあい祭で、キットが展示されました!

今日、20日の日曜日に、
<ひと・まち交流館 京都>
というところで、
<きょうボラ ふれあい祭>という
ボランティア協会主催のイベントがありました。
そこで、<救急医療情報キット>を展示していただきました。
どんなんかな~とちょとだけのぞいて、ご挨拶をしてきました。
それにしても、ボランティア団体ってものすご~く
たくさんあるんですね~。そりゃなかなかとりあげてもらえない
わけだ。。。。と妙に納得(笑)
まっ、これからも、身の丈に合うた、無理のないかたちで、
自分らしうぼちぼち、やっていけたらと思っています♪
展示いただいたみなさん、お世話になって、ありがとうございました!