キットの最新導入状況(2011年)

キットの最新導入状況(2011年度)

京都における、最新の救急医療情報キット導入関連情報

京都市東山区の介護者の会<つくし>さんが、キット配布!

つくしの会のキット

今日付の京都新聞の朝刊に、東山区の介護者の会<つくし>
さんが8日の定例会で参加した会員さん20名に救急医療情報キットを
配布、順次70名の会員さんに配布予定、というニュースが掲載され
ていました。

東山区も、高齢化率がとても高い地域ですから、素晴らしいこと
だと、思います。

また独り暮らし、の高齢者に限定せず、家族が居ても動転するから
と、会員全員に配布されたことも、素晴らしいです。

新聞に載っていた写真をみると、キットは、このHPで使って
いるのと同じ、<片栗粉入れ>の容器でした。情報シートは、
先行して、キットを配布されていた同じく東山区の貞教地区で
使っていたものを採用されたそうです。

これに続いて、どんどん、京都市内で高齢者を支援されて
いる団体のみなさんが、救急医療情報キットの導入を検討して
もらえたら、こんなに嬉しい事はないです。

また、このぐらいの人数分であれば、このHPを利用して作るのも
そう時間はかかりません。できるだけ費用を抑えて作りたい、
また、情報シートは、お年寄り向きの大きな字がいい、という
みなさんは、どんどん、このHPのデータをダウンロードして、
手作りの救急医療情報キットを作ってみてください。(2012年2月9日)

福知山市でも、救急医療情報キットの入札が始まります!

2月9日付の福知山市の告示によれば、
まもなく救急医療情報キットの一般業者向けの競争入札の
参加申し込みが開始されるそうです。

福知山市の人口は、81,722人、そのうち65才以上の高齢者の
人口は、20,907人で、今回、購入予定のキット数は、7500個
とのこと。

3月末が納期になっていますので、来年度になれば、福知山全市
でも、救急医療情報キットの導入が始まりそうです。(2月10日)

他府県での<救急医療情報キット>最新導入状況

広島県豊田郡大崎上島町では、<命の宝箱>をみんなで作成!

大崎上島町の命の宝箱

広島県豊田郡大島上島町の社協だより3月号によると、大崎上島町
の本郷地区では、ペットボトルやプラスチック容器などを持ち寄り
オリジナルの救急医療情報キット作り、<命の宝箱づくり>の活動に
取組んでおられるそうです。

命の宝箱作り

大島上島町でも、高齢者の独り暮らし世帯が増加したことから、
地域づくり会議の実施地区のいくつかでも取組まれているようで、
広島県の医師会も、命の宝箱作りを呼びかけています。
(大崎上島町の人口は、現在、8,221人です。2012年3月31日)

長崎県佐世保市でも、3月中旬から実験的に実施!!

佐世保市のキット

長崎県佐世保市の広報させぼ4月号のP30に、救急医療情報キット
の特集が掲載されています。それによれば、佐世保市においても
3月中旬から実験的に希望者に救急医療情報キットの配布を開始
しているそうです。キット自体は、典型的な市販のものですが、

佐世保市のキットが、他の自治体と比較して特徴的なのは、
配布対象者を高齢者や障がい者の他に、

<要介護認定の3~5を受けているひと><妊婦><怪我人>

などにも広めつつ、一方で

<災害時要援護者として市に登録しているひと>で、且つ、
<本人や家族、近所のひとなどが情報シートの内容の更新を
 確実に行うことができるひと>

を条件にしていることです。

実験的に配布している、ということからかもしれませんが、

これらを<キットの交付を受ける条件にする>というよりは、
キットの配布を機に、キットを希望するひとたちに対して、
情報をいつも新しいものにしておけるような地域での支援の
システム作りをしていくことのほうを、目指すべきではないか
と思います。

<キットの中身、変わったはりませんか?>と声かけを
することで、情報シートの内容を更新していくだけでなく
<顔の見える関係>を地域で築くところが、まさに
命を守る、救急医療情報キットのもうひとつの利点だと思います。

※要援護者に準ずる方にも配布される場合があるので、詳細は
保健福祉政策課(℡24-1111)までお問い合わせください。
(佐世保市の人口は、現在、259,550人です。2012年3月31日)

愛媛県四国中央市でも、新年度に救急医療情報キット配布!

愛媛県四国中央市の3月議会での新年度の予算のなかに、
救急医療情報キットの配布が新規事業として(予算45万円)
組み込まれました。
四国中央市の人口は、現在、92,171人です。(2012年3月31日)

埼玉県八潮市でも、救急医療情報キットの配布!

八潮市のキット

3月28日付の埼玉県八潮市の公式HPに、救急医療情報キットの
無料配布のお知らせが出ています。原則65歳以上の高齢者や
障がいを持った方を対象として、希望する場合には、市役所
で本人か代理人が申請することが必要です。市役所へ行けない
事情がある場合には、長寿介護課(℡048-996-2111)まで
連絡すればいいそうです。

写真をみるとわかりますが、自治体からのキットは市販のものが
多い中で、八潮市のキットは、容器は、このHPから作るものと
同じものを使用していて、情報シートもエクセルで作成されて
おり、シールのみ受注というかたちで予算が抑えられているように
思います。その分、ひとりでも多くの方へキットが配布できれば
いい方法やなぁと思います。
(八潮市の人口は、現在、83,731人です。2012年3月31日)

大阪府八尾市へ大阪ガスから救急医療情報キット寄付!

八尾市

本日付の大阪府八尾市の公式HPによれば、大阪ガス株式会社から
八尾市の地域福祉推進のためとして、救急医療情報キット1,050
セットの寄附があり、民生委員さんなどを通して、独り暮らしの
高齢者などへ配布されるそうです。
(八尾市の人口は、現在、271,204人です。2012年3月30日)

静岡県熱海市の広報あたみでも、救急医療情報キット紹介!

静岡県熱海市によって発行されている広報あたみ3月号のP16に
救急医療情報キット配布の記事が掲載されています。
(熱海市の人口は、現在、38,961人です。2012年3月29日)

千葉県南房総市丸山地区でも、今後救急医療情報キット配布!

今年の2月に開催された、千葉県南房総市の丸山地区の地域福祉
フォーラムでは、<近所だからこそわかる課題の解決方法>を
テーマに話し合いが行われましたが、今後の取り組みとして、
<おたがいさまネットワークまるやま>により、救急医療情報
キットを配布活用することで、問題解決に取組むことが決定
しました。(2012年3月27日)

北海道登別市のシンポジウムでも救急医療情報キットの事例!

登別民報の記事に寄れば、3月24日に、登別市社会福祉協議会など
が主催の「きずなシンポジウム」が市内片倉町の市総合福祉センター
・しんた21で開催されましたが、

町内役員さんなど180名が参加するなかで、高齢者と福祉の事例
報告、「支援活動事例から地域福祉活動のヒントを学ぶ~“ひとり”
の問題を“ご近所”の問題に!!~」のテーマのなかで、救急医療
情報キットの配布といった事例の紹介がありました。(2012年3月26日)

茨城県稲敷市でも、2月から救急医療情報キット受付開始!

茨城県稲敷市の広報いなしき2月号のP4のほうに、救急医療情報
キットの無料配布のお知らせが掲載されています。お問い合わせ
先は、稲敷市高齢福祉課又は社会福祉課(℡029-892-2000)まで。
(稲敷市の人口は、現在45,875人です。2012年3月25日)

山梨県南都留郡富士河口湖町でも、救急医療情報キット配布!

山梨県南都留郡富士河口湖町の広報富士河口湖によれば、75歳
以上の高齢者のみ世帯に、民生委員さんから救急医療情報キットが
配布されることになったそうです。また、障がい者手帳・療育手帳
を持っていたり、介護認定がされているひとは、郵送でキットを
届けてもらうことができるそうです。

詳細は、健康増進課(℡72-6037)あるいは、地域包括センター
(℡72-1999)まで(2012年3月24日)

東京都北区でも、新たに新年度予算で、救急医療情報キット!

北区

東京都北区でも、新年度の予算で、高齢者の見守りの取組みを
強化することが、きまり、非課税世帯に無料で救急通報装置を
設置するとともに、新たに、必要度の高い方から順に救急医療
情報キットを配布することが決定しました。
(東京都北区の人口は、約335,000人です。2012年3月24日)

埼玉県所沢市では、キットが現場で、役にたちました!

埼玉県所沢市の公式HP上の、高齢者支援課からの報告によれば
昨年の秋から実施された、救急医療情報キットの活用された実例が
2ヶ月のあいだに4件あったそうです。

いずれも、いつもより速い搬送ができたり、親族にいち早く連絡が
とれ、かかりつけの医療機関への搬送ができたそうです。

また、実際に使われなかったときでも、キットの配布を受けた高齢者
からは、<素晴らしい取り組みだ><安心して暮せます>といった声
が寄せられているそうです。

キットの配布に使われた費用は、5000本分で、1,575,000円。
所沢市の人口は、現在、342,939人です。(2012年3月23日)

山梨県大月市でも、すでに該当者にキット配布済み!

広報おおつき1月号の24ページに掲載されているのですが、
山梨県大月市でも、65歳以上の高齢者及び、身体障がい者手帳の
1,2級に該当する方へ2月中に無料で、救急医療情報キットが配布
されているそうです。

もしまだの方がおられたら、そして、もらいたい事情がある方は
介護課 地域包括センター(23)8034まで、いちどお問い合わせ
してみてください。お月市の人口は、現在、28,086人です。
(2012年3月23日)

大阪府羽曳野市でも、3月から救急医療情報キット配布!

羽曳野市

広報はびきの3月号によれば、大阪府羽曳野市でもこの3月から
救急医療情報キットの配布が開始されました。羽曳野市のキット
は配布対象が、高齢者のみならずより広く設定されています。
また、安心システムに登録している場合には、救急医療情報キット
は個別に配布されるそうです。それ以外で、キットの配布を希望
されるひとは、申し込み先での申請が必要です。
お問い合わせは羽曳野市社会福祉協議会(℡072-958-2315)
まで。
(羽曳野市の人口は、現在、117,307人です。2012年3月22日)

東京都奥多摩町では、救急医療情報キットを拡大!

東京都西多摩郡奥多摩町の広報おくたま3月号によると、奥多摩町
では昨年度、独居高齢者を対象に、救急医療情報キットを配布した
のですが、この度、対象範囲を拡大して、高齢者のみの世帯にも
救急医療情報キットを配布することに、なったそうです。

対象になる世帯には、3月の上旬に申請書が送付されているそうで
3月22日(木)までに、役場住民課 古里出張所へ、または返信用
封筒で申し込みをしてください、ということです。問い合わせは、
福祉保健課まで。℡(83)2777 
(奥多摩町の人口は、現在6,012人です。2012年3月21日)

兵庫県芦屋市でも、補正予算でキット配布が決定!

兵庫県芦屋市でも、昨年度の補正予算で、救急医療情報キットの
配布が決定しました。芦屋市の人口は、93,238人ですが、キット
の配布予定数は、10,000本で、配布事業は社会福祉協議会に委託
されているそうです。

キットが配布のみで終わることなく、キット作成の支援や内容が
変わったときの情報の変更などの見守り活動など、地域で高齢
のみなさんと隣近所や民生委員さんとが顔を合わせて話す機会
を作るきっかけになれば、さらに良い効果が生まれると思います。
(2012年3月19日)

埼玉県蓮田市でも、3月末から救急医療情報キットを配布!

埼玉県蓮田市の広報はすだ3月号によれば、蓮田市でも3月末から
独居の高齢者及び高齢者のみ世帯の希望者を対象に民生委員さんが
自宅を訪問して、救急医療情報キットを配布することになったそう
です。問い合わせは、市役所の長寿支援課高齢福祉担当まで。
(蓮田市の人口は、現在、63,560人です。2012年3月18日)

埼玉県秩父市でも、3月中旬からキットの配布開始!

秩父市

埼玉県秩父市の市報ちちぶ3月号によれば、秩父市では、65歳以上の
独り暮らしの高齢者を対象に、3月中旬から民生委員さんが、自宅を
訪問して救急医療情報キットを配布します。

お問い合わせは、高齢者介護課 ℡25-5205
        総合支所市民福祉課 吉田 ℡72-6082
                  大滝 ℡55-0865
                  荒川 ℡54-2116 まで

秩父市の人口は、現在、68,179人です。(2012年3月18日)

静岡県磐田市で、実験実施のキットが、現場で役立つ!

静岡県磐田市の地域包括センターで開催された、地元の消防署員
を迎えての会議のなかで、実験的に地区単位で実施された、救急
医療情報キットが、実際に救急要請のあった現場で活用された
との報告がありました。

こういった報告を受けて、さらに広域での救急医療情報キットの
導入が進んでいくことを期待します。(2012年3月18日)

長野県上伊那郡飯島町でも、新年度にキット配布決定!

3月17日付の長野日報によれば、長野県上伊那郡飯島町でも新年度に
救急医療情報キットの配布が決定したそうです。
(飯島町の人口は、1万人弱です。2012年3月17日)

静岡県駿東町小山町でも、救急医療情報キット配布!

小山町

3月13日の静岡新聞によれば、静岡県駿東郡小山町でも、3月
13日から、65歳以上の高齢者や災害時要援護者の世帯などに
救急医療情報キットと緊急時サポートカード、計3500個の配布
が始まったそうです。

キットと同時に配布される、緊急時サポートカード、というのは、
外出先で災害に遭遇した場合に備え、財布などに入れて携行する
ためのもので、記載内容は、キットと同じものです。希望する世帯
には、役場や各支所でも配布されます。自宅にいても、外出中でも
これで、安心ですね!
(小山町の人口は、現在、20,315人です。2012年3月16日)

兵庫県姫路市でも、災害時要支援者全員へキット配布!

神戸新聞の記事によると、兵庫県姫路市では、新年度、
災害時に援助を必要とする高齢者や障害者の台帳を市内全域で整備し、
ひとりひとりの状態に応じた避難支援プラン作りを行う予定で、
約2万人の登録を見込み、1300万円の予算案を計上したそうです。

そして、その登録者全員に対して、救急医療情報キットを配布する
ことも決まりました。

台帳をもとに、定期的に、中身に変わりありませんか?という
見守りもできたら、いいですね!キット導入はどちらかというと
関東方面のほうが進んでいますが、こうして関西のほうでも
全市規模で導入されるのは、とても嬉しく思います。
(2012年3月16日)

茨城県かすみがうら市でも、救急医療情報キットを配布!

かすみがうら市

3月7日付の長寿福祉課からお知らせがあり、茨城県かすみがうら市
でも救急医療情報キットの配布が始まりました。

  ◆対象者
  ・65歳以上のひとり暮らしの方
  ・65歳以上のみの世帯
  ・心身に重度の障がいがある方のみの世帯
  ・その他必要と認める方

  ◆申請者  対象者(本人)または代理のひと

  ◆受付場所  長寿福祉課(千代田庁舎)
         霞ヶ浦窓口センター(霞ヶ浦庁舎)
         中央出張所

  ◆受付時間  平日8:30~17:15

だそうです。
(かすみがうら市の人口は、現在、43,616人です。3月15日)

福岡市でも、新年度から全市に救急医療情報キット配布決定!

福岡市

2月29日付の西日本新聞によれば、福岡市も新年度から、全市で
救急医療情報キットの配布が実施されることになりました。

福岡市でも一部、城南区などでは民生委員さんの提案で、2009年
頃から配布されていたようですが、(写真のキットは当時のもの)
住民の評判も良いことから、市全域に拡大することが決まった
そうです。

市内には65歳以上の単身者が約6万人おり、そのうち配布の対象
になるのは、介護が必要な高齢者に障害者を加えた、約3万人との
こと。

キットの配布については、校区社会福祉協議会や自治協議会、
民生委員さんに委託する予定で、キットの配布を通して、住民が
高齢者に声を掛けるきっかけができ、地域の見守り活動を強化する
効果も期待できるという。

すでに地域の全世帯に配布している堤地区では、
「子どもと離れて暮らしている高齢者から『キットがあれば安心』と、
喜んでもらっているそうです。
(福岡市の人口は、現在、1,483,322人です。3月14日)

岐阜県北方町でも、3月から救急医療情報キット配布開始!

広報きたがたの3月号に掲載されているお知らせなのですが、
岐阜県本巣郡北方町でも、この3月から民生委員、児童委員さんに
よって、北方見守り台帳に登録されている独居高齢者、高齢者のみ
世帯の高齢者及び障がい者の方に対して、ご自宅を訪問して
救急医療情報キットが配布されることになりました。キットの
写真も、広報きたがたの3月号に掲載されています。
お問い合わせは、福祉健康課323-1119まで。
(北方町の人口は、現在、18,479人です。2012年3月13日)

静岡県榛原郡川根本町でも、救急医療情報キットを配布開始!

川根本町

静岡県榛原郡川根本町の町役場の公式HPのほうで、3月12日に
救急医療情報キットに関するお知らせがありました。

配布対象になるのは、65歳以上の高齢者のみの世帯及びそれに
準ずる世帯の住民で、

キットを配布した後、配布世帯の一覧台帳を作り、それを地元の
金谷消防署と地区民生委員に提供して、救急救命活動等に利用する
ということに同意してもらうのを条件に、キットを配布するそうです。

申し込みのほうは、役場本庁舎福祉課又は総合支所福祉介護室へ
印鑑をもって赴き、申請書を記載すればその場でキットを渡して
もらえるそうで、

さらに、いいなぁと思ったのは、時間があれば、その場で
キットの使い方、救急情報シートの書き方を説明してもらう
だけでなく、記入も支援していただけるとのことです。

なので、申請に行くときに、かかりつけのお医者さんの
診察券や、手持ちのお薬やお薬の説明書、ご家族の連絡先
を書いたもの、などを持参の上で申し込めば、その場で
記入できて、高齢者には大助かり、ですね!

川根本町は、静岡県一高齢化率の高い町で、なんと40.8%にも
なります。こういった地域でこそ、救急医療情報キットの配布の
取組みを急いでもらえるといいなぁと思います。
(川根本町の人口は、現在、8,642人です。2012年3月12日)

山形県北村山郡大石田町でも、救急医療情報キットが配布!

大石田町

山形県北村山郡大石田町の広報おおいしだの2月号のp6~p7
に、写真のように、救急医療情報キットの特集が組まれています。

大石田町のキットの特徴は、配布対象に年齢での制限がないこと
です。

お問い合わせは、町の保健福祉課福祉グループ(35-2111)まで。
(大石田町の人口は、現在、8,318人です。2012年3月11日)

大阪府羽曳野市では、音声ファイルで救急医療情報キットが!

大阪府羽曳野市の公式HPの<広報はびきの3月号>のなかにある
音声ファイルで、3月から救急医療情報キットの配布が始まったと
いうお知らせがありました。

市の安心システムに登録されてる方には、個別に届けられますが、
65歳以上の独居高齢者などのみなさんには、市役所や羽曳野市の
社会福祉協議会に問い合わせれば、キットの入手方法など詳細が
きけるそうです。

音声ファイルでのお知らせっていうのは、初めてでした!
(羽曳野市の人口は、現在、48,789人です。2012年3月11日)

千葉県富里市では、とっても詳しい救急医療情報キットが!

富里市

千葉県富里市の公式HP、2月24日の記事によると、富里市でも
救急医療情報キットの配布が始まりました。

65歳以上の高齢者や障がい者のみなさん、そして代理人のひとが
HPからもダウンロードできる申請書を提出すれば、キットを
受け取れるそうで、詳細は、お近くの地域包括センターに問い
合わせてください。

そして、この富里市の公式HPからは、キットの中に入れる
医療情報記録用紙も、ダウンロードできるのですが、写真で
わかるように、富里市の用紙は、他のものとはひと味違って
大変詳しく身体の情報を記入するようになっています。

緊急連絡先との2枚ひと組のシートですが、これだけ詳細な
用紙は初めて見ました。高齢者や障がい者のみなさんが、
身体上配慮してもらいたいところが、図で記入できるように
なっているのは、素晴らしいなぁと思います。
(富里市の人口は、現在、50,374人です。2012年3月10日)

広島市西区では、町内会で救急医療情報キット配布!!

2月28日付の中国新聞の記事によれば、高齢者のみなさんが少しでも
安心して暮せるようになればと、広島市西区の山田町町内会が
70歳以上の高齢者や希望者を対象に、救急医療情報キット100セット
配布しました。

広島市によれば、同地区で70歳以上は約2割を占めるそうで、費用は
町内会費から約2万5千円を充てて購入されたそうです。

今年度末の時期で、全国で町内会の会費がまだ使い切れずに残って
いて、来年に繰り越し、を考えておられるところも多々あると
思います。このくらいの費用であれば、ぜひ、それを使って
京都市内でも、全国でも、救急医療情報キットを配布してもらえたら
ええなぁと思います。

かなり安い費用で準備されているので、ひょっとしたら用紙、シール
などは町内会で作られたものかもしれません。

そうそう、このHPのほうで情報シートやシールのデータを
使ってもらったら、あとは容器代だけなので、安い費用でも
準備できます。よかったらご利用ください。(3月10日)

千葉県習志野市では消防署がキットを2年前から配布!!

千葉県習志野市では、なんと消防署によって、救急医療情報キットが
2年前の3月1日から無料で配布されています。

しかも、医療情報だけでなくキットのなかには、災害時要援護者の
ために避難支援情報も保管できます。この取組みは全国初だった
そうで、ふだんいる部屋の場所なども、記載できるそうです。

詳細は、習志野市の公式サイトで、<救急医療情報キット>
と入力してサイト内検索をかけると出てきます。

配布場所が市内5ヶ所の消防署になっているのも、めずらしいです。

また、この全市的な取組みの前に、地域の取り組みがあったんです。
同市谷津にあるマンション管理組合のメンバーの方が09年8月、
独自に、救急医療情報キットを作成して、習志野市消防本部に

 「これを冷蔵庫に入れておくので、救急時に活用してほしい」

と頼みにいかれたそうなのですが、そのときは、

 「同マンションのみを対象に取り組むわけにはいかない」

と市消防本部が断り、実現には至らなかったのでした。

 「それならば、市全体で実施することはできないか」

と考えた同管理組合の副理事長さんが市会議員さんに相談し、
議会で取り上げられことから、市全体での配布が実現された
そうです。

実は、この手作りキットのHPを私が創る以前にも、なんとか
京都市全体で取組んでほしいと思い、市長さんや消防局、
地元の消防署、さらに市会議員さんなどへも、尋ねてみたことが
あったのですが、残念ながら、関心をもっていただくには至らず
京都市からは、<救急医療情報キットは配布しない>という
回答でした。トップページの最下段にその理由が載せてあります。

なので、この習志野市のように、全市的な取組みとしてキット
配布が実施されていて、しかも消防本部が中心に取組んで
おられるのは、本当に羨ましい限りです。
(習志野市の人口は、現在、160,759人です。2012年3月9日)

横浜市磯子区の救急医療情報キットは、オリジナル版!

磯子区

横浜市磯子区で導入された救急医療情報キットは、いわゆる市販の
救急医療情報キットとは、ちょっと違うオリジナルバージョンです。

というのは、写真で見るとわかるのですが、磯子区では、

 ◆キット容器の配布はありません。
 ◆配布対象を限定しません。

磯子区で配布されるのは、容器に貼るシール、玄関やドアに貼る
シール、そして情報シート、これだけです。

自分で、タッパーなどにシールを貼って、自宅用のキットを
作るようになっていますので、容器は自宅ごとにオリジナルな
ものになります。

容器の費用をなくすことで、誰でも希望すれば、入手できる
よう多くの区民のみなさんへ普及できるようにされたのだと
思います。誰でも入手できるのは、素晴らしいですね!

磯子区役所5階の福祉保健課運営企画係と6階の総務課庶務係の
窓口でもらえるそうですし、区役所のHPに郵送で受け取る方法も
記載されています。
(3月8日)
 

埼玉県春日部市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!

春日部市

埼玉県春日部市の公式HPによると、3月1日から、65歳以上の高齢者
や災害時の要介護者に対して、救急医療情報キットの配布が開始され
ました。独り暮らしに限らず、希望すれば入手できるそうです。

配布場所としては、市役所1階社会福祉課・障がい者福祉課・
高齢介護課、武里出張所、庄和総合支所、それに
消防本部、消防署(各分署含む)です。

消防署でも、受け取れるのは、初めてみましたが、消防署と
救急医療情報キットの取組みの連携がされているのはとても
いいですね!
(春日部市の人口は、現在、240,417人です。2012年3月7日)

岐阜県山県市の救急医療情報キットは、ちょっと違う!

山県市

岐阜県山県市でも、65才以上の高齢者を対象に、救急医療情報キット
の配布ありと、市の公式HPで3月1日に発表されました。

山県市のキットでユニークなのは、情報記入用紙を、市販のものを
使わずに、A4横書きで、オリジナルを作っているところです。

大きな字で高齢者にも見やすく、情報を書き換えたら、変更日を
記入する欄があります。

タイプとしては、このサイトからダウンロードしてつくる
大きな字で書ける情報シート、に似てますね!

1世帯1セットで、無料、配布場所は、

  市役所健康課(保健福祉ふれあいセンター)
  伊自良支所・美山支所・西武芸出張所
  伊自良・美山老人福祉センター       です。

(山県市の人口は、29,157人です。2012年3月6日)      

千葉県木更津市でも、3月から救急医療情報キット配布開始!

3月2日付の木更津市のHPの記事によれば、木更津においても
3月から順次、65才以上の独居高齢者に民生委員さんを通じて
救急医療情報キットが順次配布されるそうです。

HPのキットの写真はイメージ画像ってことでキットの実物では
ありませんでしたが、一般的な市販のキットのようなタイプの
ものでした。
(木更津市の人口は、現在130,100人です。2012年3月6日)

千葉県柏市では、赤十字から救急医療情報キットが!!

千葉テレビの記事によると、千葉県柏市では、2月29日に日本赤十字社
千葉県支部から市内249の町会や自治会の代表者に、救急医療情報
キットが手渡されました。

現在、柏市内には、高齢者4500人、障害者800人の計5300人
が災害時要援護者として登録されています。

このみなさんに地域の力で、キットの配布、そして、情報に変わりは
ないか、キットを介した見守り活動が進んでいけば素晴らしいなぁと
思います。(2012年3月2日)

東京都調布市の<市報ちょうふ>で救急医療情報キット!

調布市

東京都調布市の<市報ちょうふ>の2月20日号の5ページに
救急医療情報キットの記事が掲載されています。調布市では
すでに救急医療情報キットは導入されているのですが、まだ
入手されていない皆さんは、連絡先などありますので、ぜひ!

宮城県多賀城市でも、新年度から、救急医療情報キット配布!

宮城県多賀城市のほうでも、新年度から救急医療情報キットお配布
事業が予定されているそうです。
(多賀城市の人口は、61,417人です。2012年2月28日)

茨城県土浦市では、見守りキーホルダー&キット導入!

茨城県土浦市では、独り暮らしの高齢者や認知症患者が増えている
ことから、新年度から、<見守りキーホルダー登録システム>を
導入するそうです。これによって、高齢者らが外出先で倒れて
身元が分からないときでも、24時間態勢で本人確認ができる
ようになるとのこと。

キーホルダーには、住所や氏名、主治医などを把握している、
地域包括支援センターの連絡先と登録番号を記載してあり、

高齢者が外出先で倒れたり、認知症の方が徘徊したりして
身元が分からないとき、周囲の人がキーホルダーを見て
地域包括センターへ連絡ができ、その登録番号から
迅速に対象者を特定することができる、仕組みです。

 夜間や休日にも、通報は職員の専用スマートフォンに転送
される仕組みになっていて、早ければ、6月頃から運用開始
となります。

 この<見守りキーホルダー>とあわせて、土浦市では、また
救急医療情報キットも、5月の連休明けに配布開始の予定です。

キーホルダーをご本人が外してしまわないような工夫も必要に
なりそうですね。
(土浦市の人口は、143,564人です。2012年2月26日)

広島県府中市でも、新年度からキットの配布が決定!

中国新聞の記事によりますと、広島県府中市でも、新年度から
75歳以上の独り暮らしか、高齢者のみ世帯を中心に救急医療情報キット
の配布が決定しました。配布対象者は、2700人で、初年度はそのうち
1250人に配布予定だそうです。
(府中市の人口は、43,428人です。2012年2月25日)

宮城県白石市でも、希望者にキット無料配布!!

白石市のキット

宮城県白石市でも、救急医療情報キットの無料配布が昨年12月
から始まっており、独り暮らしの高齢者などを対象にすでに
800個が配布されています。

また、キットの写真をみると、情報記入用紙を入れる容器は、
このHPから作れる、手作りの救急医療情報キットと同じく、
100円均一の商品を使用しており、容器が冷蔵庫に
あることを示すシール2枚だけ、プリントして発注されている
ようです。

市販のキットとは、デザインが異なりますが、費用を抑えて
ひとりでも多くのひとに備えてもらえるなら、いいですね!
(白石市の人口は、37,288人です。2012年2月25日)

千葉県夷隅郡大多喜町でも、キット配布のお知らせ!

画像の説明

千葉県夷隅郡大多喜町の公式サイトに、2月23日付で、
救急医療情報キット配布のお知らせが、ありました。

大多喜町では、配布対象が、ひとり暮らしの高齢者だけでなく
広く設定されています。
(大多喜町の人口は、2009年で、10,677人です。
 2012年2月24日)

長野県伊那郡飯島町でも、救急医療情報キットの配布が決定!

本日付の長野日報によれば、2012年、町の新規事業として、
長野県伊那郡飯島町でも、救急医療情報キットの配布が決定
したそうです。
(飯島町の人口は、1万人弱です。2012年2月24日)

埼玉県志木市でも、3月から救急医療情報キット配布!

2月16日の記者会見によれば、
埼玉県志木市でも、65歳以上の高齢者を対象に、
救急医療情報キットの配布が、3月1日(木)から始まります。

本人か代理人が、市役所他へ出向いて、申請書に記入すれば
キットを受け取れるそうです。詳細は、市役所の高齢者ふれあい課まで。
(志木市の人口は、71,180人です。2012年2月23日)

名古屋市の健康づくりフェスティバルでキットの特集あり!

2012年3月25日に、名古屋市の南生協病院で開催予定の
<第23回健康づくりフェスティバル>の公開講座において
救急医療情報キットを中心にした、救急対応講座が開催されます。

同じく公開講座で、リビングウィルに関するお話も聴けるそうですし、
また、大規模健康チェックや、体力チェック、ヘルシー弁当フェア
などの企画もあるそうですので、お近くのみなさんは、ぜひ!

兵庫県姫路市でも、新年度に救急医療情報キット導入決定!

兵庫県姫路市のほうでも、新年度の予算の発表があり、
昨年の11月に議会で提案されていた、救急医療情報キットが
災害時の要援護者の保護のための取組みとして、導入が決定
したそうです。
(姫路市の人口は、536,218人です。2012年2月21日)

沖縄県うるま市でも、自治会単位で、救急医療情報キット配布!

沖縄タイムズの昨日付の記事によれば、

2月13日に開催された地域の見守り活動の報告会において
(地域の自治会長や民生委員さんら、約100人が参加)

うるま市内間の内間見守り隊むぐくるの内間幸枝さんにより
救急医療情報キットを作成し、見守り隊と自治会、消防が
連携できる体制を構築した旨の発表がありました。

キットがあれば、救急隊の判断が迅速に、搬送も早くなり、
病院の診断も早くなるため、大変有効である、一方で、

キットの中身の<定期的な情報の更新>や<家族との連携>が
課題である、とのお話でした。

そうなんですね、配布して終わり!ではなくて、
配布をスタートとして、キットを介して見守りを行うことで
いつも自宅に、新しい本人情報が備えられ、キットを最大限に
役立たせることになるんですよね。

その意味で、やはり、救急医療情報キットの導入は、
<見守り活動>とセットで考えられるべきだと思います。
(2012年2月18日)

神奈川県伊勢原市でも、救急医療情報キット配布開始!

伊勢原市

一部自治会での先行配布で、効果があったことにより、
伊勢原市は2月15日から、『いせはら救急安心キット』の
無料配布を始めました。

市の65歳以上の高齢者は2万226人で、対象は約6000世帯。
平成23年に市で緊急搬送された3993人のうち、約49%にあたる
1971人が65歳以上の高齢者でした。

 今回の配布対象になるのは、

 【1】65歳以上のひとり暮らし高齢者、
 【2】65歳以上の高齢者のみの世帯、
 【3】身体障害者手帳1・2級、療育手帳A1・A2、
    精神障害者保健福祉手帳1級の障害者で、
    ひとり暮らしまたは障害者のみ世帯、
    障害者と65歳以上の世帯、
 【4】ほか市で認めた人。

など約8000世帯。市では2000本のキットを用意しています。

配布場所は、市役所1階の介護高齢福祉課、障害福祉課の窓口で
受け取りには利用申込書の提出が必要です。

市役所に行けない人は、
地区の民生委員や包括支援センターで申請が可能で、
医療情報シートの記載等も手伝ってもらえるそうです。
これは、いいですね!
(伊勢原市の人口は、現在、101,052人です。2012年2月18日)

大阪府八尾市でも、救急医療情報キットが普及してます!

八尾市のキット

八尾市の職員さんが地域活動について発信されているサイトの
ほうに、救急医療情報キットに関する記事がありました。

八尾市志紀地区民生委員児童委員協議会の定例会で
65 歳以上で、ひとり暮らしの方を対象にした
救急医療情報キットの配布、について会議があるとのこと。

キットは、民生委員さんの手に渡った後、担当される地区内で
おひとり暮らしの方の自宅を訪問して、手渡しで配布される
そうです。

志紀地区では、ひとりの民生委員さんが40名を越える
ひとり暮らしの高齢者の方を担当されているケースも
あるそうで、これは、かなり大変なお仕事ですね。

救急キットの配布は、志紀地区のひとりくらしの高齢者の方
だけでなく、八尾市全域の取り組みだそうです。
(八尾市の人口は、現在、271,266人です。2012年2月17日)

埼玉県では、すでに半数を超える市町村にキット配布済!

今日付の毎日新聞の記事によりますと、埼玉県ではすでに、
全63市町村のうち、33市町村で配布済、残りの10市町村でも
配布予定、とのことです。

このHPのように筒型の容器を使うものや、地域によっては
カード形式のもの、とスタイルはさまざまなようですが、
キットを手渡す際に、高齢者や障がい者の方と、会話が
できるので、地域のつながり作りにも役立っている、そうです。

埼玉県では、救急医療情報キットを地域の支えあいの仕組みの
ひとつとして、県が支援しており、<高齢者と地域のつながり
再生事業>として、今年度10市町村に500万円を上限に
補助金を出している。県の職員さんが各市町村をまわって職員に
キットの活用方法について説明して、普及した、とのことです。

う~~ん、京都府のほうでも、ぜひ、埼玉県に続いて、行政から
キットの導入に積極的に動いてもらいたいです。
(2012年2月16日 毎日新聞)

北海道洞爺湖町のキットは冷蔵庫の表に留める!!

洞爺湖町のキット

北海道の洞爺湖町の今年1月発行の広報のなかに、
昨年の11月から希望者に救急医療情報キットを配布しているので、
申請してください、という記事が出ています。

先行してキットの配布が行われた、洞爺湖温泉1区自治体でも
<独居でなくても、夫婦でも、お互いの病気のことは
 わからないことも多いので、キットは大切>
と好評だったのですが、

なんといっても、ここのキットの特長は、冷蔵庫の中、では
なく、冷蔵庫の外、ドアに、マグネットでキットの容器を
とりつけるようにしたことです。
見つけやすく、取り出しやすい、というのが理由だそうです。

以前どこかの自治体の議会の答弁のなかで、キットの導入に
反対されていた女性の議員さんの声のなかに、
<他人に冷蔵庫を開けて見られるのが、いや!>という
声がありましたが、

この、冷蔵庫の外、ドアに、マグネットでつけるかたちなら、
キット導入に賛成してもらえますよね!

記事のなかで、洞爺湖消防署警防課長さんも、キットについて

 家族や友人、知人であっても、患者自身のかかりつけ医や
 病状など細かな情報を知っているとは、限らないが、
 キットがあれば、迅速的確に、病院への搬送もできます。
 
 実際の現場でも、迅速、的確な対応ができた、という
 報告も受けています。

と、キットの用意を勧めておられます

(洞爺湖町の現在の人口は、10,003人です。2012年2月16日)

三重県四日市市には、消防局作成の救急医療情報キットあり!

四日市市

三重県四日市市の消防本部のサイトのなかにある
<救急最前線>のコーナーでは、なんと、
HPからシールや情報シートをダウンロードして、
救急医療情報キットを作る方法が紹介されています。

これまで、他府県のキット普及状況をずっとみてきましたが、
消防本部が、既成のものではない、自分たちでHPを利用して
つくるキットを紹介しているという記事は、初めて見ました。

これでみると<情報シート>がややスペースが少ないので、
これを、このHPの新しい、大きな字で書ける情報シートに
すると、いっそう、記入しやすいものになるな~って
ちょっとそこが残念でしたが、

消防本部のほうで、こういう取組みがされているのは
とても素晴らしいことだと思います。
(四日市市の人口は、現在、314,453人です。2012年2月13日)

静岡県下田市でも、救急医療情報キットの配布、開始!

下田市

朝日新聞の静岡版によれば、
静岡県下田市でも、救急医療情報キットの配布が始まったそうです。

下田市の場合は、対象や配布方法が他の自治体とは違っていて

配布対象が、
      ひとり暮らしで70歳以上の人
      75歳以上だけの世帯
      65歳以上だけの世帯にいる75歳以上の人

だそうで、市内では、2525世帯の高齢者が該当します。

そして、キットの配布ですが、こちらは、市の委託を受けた
<市シルバー人材センター>が、対象家庭を訪問して、
使い方を説明して3月末までに配布するとのこと。

シルバー人材センターを利用するというのは、ユニークな
方法ですね!
(下田市の人口は、2月1日現在で、24,659人です。2012月2月11日)

香川県高松市では、5万キットを配布!さらに、他の市でも!

香川県内では高松市などが救急医療情報キットの導入を開始。
高齢化が進む一方で、東日本大震災を受けて、避難時に適切な
処置をするためにも、正確な医療情報の重要性が見直された
ことがキットの普及を後押ししています。

高松市は「たかまつ安心キット」として5万セットを用意し、
市内44地区で自治会や民生委員などがつくる
「地域コミュニティ協議会」を通じて、高齢者や障がい者を中心に、
希望者に順次配布されます。

さらに、香川県内では、丸亀、三豊、さぬき、善通寺の4市の
社会福祉協議会なども、救急医療情報キットの配布を推進しており、
丸亀市で3,000個、三豊市で800個以上、さぬき市でも950個が
すでに配布済みだそうです。

高松市健康福祉総務課では、キットの配布を通して、
高齢者の見守り活動も活発になり、孤立したり、周りと疎遠に
なっているひとを減らしていくことにも、期待している、そうです。
(2012年2月9日)

愛知県津島市では、救急医療情報キットの課題が!

津島市

2月7日の中日新聞の記事で、救急医療情報キットの課題について
取り上げられました。

救急医療情報キットは、2008年に東京都港区が提唱。
愛知県社会福祉協議会などによると、東海地方では愛知県豊橋市、
岐阜県多治見市、三重県桑名市など少なくとも30市町の自治体や
社協がすでに希望者に専用カプセルを配っており、名古屋市の
昭和区でも、この2月から800本が配布されました。

なかでも、愛知県津島市では昨年10月、自宅で倒れた独り暮らし
の男性(80)のカプセルから糖尿病の持病がいち早く分かり、
体質と相性の悪い薬などを検査する時間を短縮できたそうで、
配布を始めた09年12月以降、同様のケースが36件あり、
救急医療情報キットが実際に役立っていることを示しています。

ただし、課題もあります。
お年寄りの健康状態は変化しやすいため、カードに記されているのが
古い情報だと、万が一の際に医師らが対応を誤りかねません。
そのために、情報を最新に保つのが困難、という理由で、キットの
導入に慎重な態度を示している自治体もあります。

キットを役立てるためには、定期的に高齢者宅を訪問して、
キットが最新の内容になっているかどうかを確認する体制づくりが
とても重要となると思います。(2012月2月8日)

島根県隠岐の島町でも自治会単位で救急医療情報キット導入!

隠岐の島町

島根県隠岐の島町の社会福祉協議会が発行している社協通信
2012月2月号で、救急医療情報キットの整備事業の準備が進んでいる
という記事が掲載されています。

記事によれば、隠岐の島町内で、
救急要請があって救急隊員が駆けつけても、
病状や連絡先を伝えられない事例が年々多く発生しているために
救急医療情報キットの整備事業が進められることになったそうです。

また、隠岐の島町のなかの朝日ケ丘自治会(10町内)においては、
先行して救急医療情報キットの全戸への配布が行われました。

朝日ケ丘自治会では、
平成21年度から<安心して暮せる地域づくり><お互いの絆を
深めていける地域づくり>という2つのテーマを掲げて活動を
されているのですが、

初年度は、希望者を募って、<声かけ運動>を始められました。
が、声かけだけでは一方通行なため、絆の広がりや生活のなかでの
課題の発見にはつながらない、ということで

2年目には、みんなで参加する<ふれあいサロン活動>を始められ、
会話のなかから、困りごとや解決策を自分たちで話し合う場を設けられ
ました。

そして、3年目に、このふれあいサロンと並行して、
こういう場に参加できないひとのための、
安心・安全づくり、絆を深めるためのもの、として、
救急医療情報キット(命のバトン)の全戸への配布が実施されました。

紹介記事の最後に、とても印象に残った言葉がありました。

会で掲げたこの2つのテーマを実現していくための
課題の解決の糸口として、

<地域の課題解決をすべて行政や関係機関任せにしないこと>
<われわれが汗をかけば、きっと明るい展望が見えてくるはず>

この2つが大事だと、考えている、というところです。

島根県隠岐の島町のみなさんが
自治会単位で、取組むことができたわけです。それを

<京都市では、導入されない方針だから。。>と、
たちまちに、救急医療情報キットの保管をあきらめてしまうのは
なんていうか、ものすごう、残念なことやと思います。

京都市でも、自治会や学区単位で、あるいは、個人個人が、
自分のために、また家族やお知り合い、大切なひとのために、
救急医療情報キットを作ることは、きっとできると思いますし、

<もしも>のときに役立つだけやのうて、
日頃、これがあるから、と安心して暮せる、ということでも、
必ず、みなさんの役に立てるはずやと、思います。

京都市内、どのお宅でたずねても、
<救急医療情報キット>が、冷蔵庫に、置いてはる、
そういう日がくるまで、

自分で書いていても、地道なことやな~とは思いますけど(笑)

みなさんに、このHPのデータを利用して、
手作りの救急医療情報キットを作ってもらうこと、そして

<もしもの時>に備える、こういうものがあるよ!と
みなさんの周りで、ちょっと話題にしていただくことで、

少しずつ、京都にも<救急医療情報キット>が広まっていって、

高齢者やからだに不安を持ちながら日々生活しているみなさんが、
ちょっとでも、安心して暮せるようになること、それが、
京都救急医療情報キットを作る会の願いですので、どうか
みなさんのご協力、を宜しくお願いします。(*^_^*)(2012年2月7日)

滋賀県草津市の野路町内会で、救急医療情報キットの取組み!

野路町

滋賀県草津市野路町では、
要援護者宅(高齢者や一人暮らしの方)を訪問し
「救急医療情報キット(命のバトン)」を配布する取組みを
平成21年6月20日頃から開始しました。

救命の際、救命隊員の情報伝達の手段として利用し、
また消防署との災害福祉ネットワークサービスと連携も
しているそうです。

これまでは、市や区の取組みとして紹介することが
多かったのですが、このように町内会単位で、救急医療情報キットを
備える、という取組みもいいですね!(2012年2月6日)

新潟県燕市でも、2月に救急医療情報キット配布開始!

燕市

新潟県燕市の鈴木市長が、1月31日の定例会見において
2月の高齢者見守り強化月間にあわせて、燕市でも、
救急医療情報キットを配布することを発表しました。

対象となるのは、70歳以上の独り暮らしの高齢者で
民生児童委員などが必要と認めるひと、2000人とのことです。
(燕市の人口は、2011年12月31日で、83,063人です。
 2012年2月5日)

埼玉県越谷市でも、救急医療情報キットの配布が始まっています!

越谷市

埼玉県越谷市の公式サイトのほうでも、2月2日付のお知らせで、
救急医療情報キットの無料配布のことがアップされています。

越谷市のやり方では、対象によって、配布の方法が異なります。

(1) 65歳以上のひとり暮らし高齢者 又は
   65歳以上の高齢者のみの世帯 ⇒ 民生委員による配布
(2) ひとり暮らし障がい者・障がい者のみの世帯
  ⇒ 障害福祉課窓口にて配布
(3) 日中独居者、在宅要介護者など、生活上あるいは健康上
   不安を抱える方 ⇒高齢介護課窓口、
   地域包括支援センター

あと、通報があったときのキットの利用の仕方についても
以下のとおり、詳細な了解事項が定められています。

   <救急医療情報キットのご利用にあたっては、
    以下の点をご了解ください。>

   ●玄関ドアの内側にステッカーが貼られている場合は、
    本人及び同居人等の同意を得ることなく、冷蔵庫を
    開けて救急医療情報キットを取り出すことがあります。

   ●救急医療情報キットは、救急隊が救急活動に必要と判断
    した場合に活用いたします。そのため、救急医療情報
    キットの保有者であることが分かっている場合でも、
    その救急活動によっては活用されない場合があります。

   ●救急活動において、搬送先の医療機関を決める場合、
    本人の状態によっては、救急医療情報キットに記載された
   「かかりつけ医療機関」に搬送されない場合があります。
(越谷市の2012年1月1日の人口は、329,339人です。2012月2月4日)

新潟県岩船郡関川村でも、救急医療情報キットの申請開始!

新潟県岩船郡関川村のほうでも、救急医療情報キットを希望する
ひとに向けての申請書がネットから入手できるのですが、
この村のキットの特徴的なのは、申請書が、キットの利用に
関する了解事項の同意書にもなっていることです。

<了解を求められる事項>とは、

①救急活動によって、救急隊員が不必要と判断したとき、搬送に
 急を要するときには、キットを利用しない場合があること。
②ステッカーを冷蔵庫のドアに貼ること。
 本人及び同居人の了解を得ずに、冷蔵庫を開けて
 キットを取り出す場合があること。
③所定の場所にステッカーが貼ってなかったり、所定の場所に
 キットが保管されていないときには、キットを利用しない場合
 があること
④かかりつけの医療機関があっても、他の病院に搬送される場合
 があること。
⑤キットは善良な注意をもって管理し、他人に譲渡したり貸与
 したりしないこと。
                以上です。(2012年2月2日)

埼玉県日高市でも、2月から救急医療情報キットの配布開始!

日高町

2012年1月1日発行の<広報ひだか>によれば、
埼玉県日高市においても、2月頃から災害時要援護者名簿に掲載
された方などに対して、順次民生委員さんがご自宅を訪問して
キットを配布することになっています。

また災害時要援護者以外で、キットの配布を希望する65歳以上の
独り暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯及び、障がい者手帳の交付
を受けているひとについても、3月以降に申請の受付を開始される
そうで、詳細は<広報ひだか3月号>に掲載されるそうです。
(日高町の現在の人口は、57,817人です。2012年2月1日)

山形県舟形町では、2月下旬から、全戸にキットを無料配布!

舟形町

読売新聞の記事によれば、山形県舟形町では、2月下旬から
町内の1750戸の全戸を対象に、市販の救急医療情報キットを
無料配布することが決定したそうです。

町の健康福祉課によると、同町では、65歳以上の高齢者が人口の
30%を超え、高齢者だけの世帯も増加したそうです。

また、家族間で医療情報を共有していなかったり、
一人になる時間が多い家族がいたりすることも考えて、

今回、町内約1750戸への全戸配布を決めた、ということです。

町では、キットの購入費用として、今年度補正予算に約250万円
を計上しました。
高齢者宅へは民生委員さんが戸別訪問して、説明を行うそうです。

舟形町というのは、6千人超の人口の町なのですが、
町全戸に配布する、とういうのは、全国でもまだ少ないかと思い
ますが、それができれば、理想的ですね!

ちなみに、舟形町の人口は、京都市でいうと、学区をちょうど
2つ、3つ、あわせたような規模になります。ということは、
京都市でも学区単位で、全戸配布をめざすことはできる、
のではないかと、勇気づけられるニュースでした。
(2012年1月28日 山形 読売新聞)

埼玉県和光市では、小学生がペットボトルでキットを作成!

和光市のキット

埼玉県和光市の広沢小学校のホームページによれば、
6年生が、呼びかけで集まったペットボトルを再利用して、
<手作りの救急医療情報キット>を90個作って市の長寿安心課
に届けられたそうです。

写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、
ペットボトルを再利用して作るキット、というのも初めてで、
また小学生が手作りで作って、市に収めた、という活動も
初めて知って、とても新鮮な思いがしました。

市のサイトのほうでみると、この事業のキット1つ当りの
予算は380円で、全部で1000個が用意されるそうです。

こんなふうに、小学生が課外活動で救急医療情報キットを
作って、それを地域の高齢者のみなさんに配布するっていうのは
素晴らしいですね!
(和光市の2012年1月1日現在の人口は、78,416人です。 
 2012年1月25日)

三重県桑名市では、<独り暮らし>に特化したキットを配布!

桑名市

三重県桑名市のほうでは、市役所のほか各地区の
市民センターのほうでも、救急医療情報キットの申請受付が
始まったそうです。
写真を見るとキット自体は市販のものを配布されるようですが

この桑名市で特徴的なのは、対象者です。

  ★65歳以上のひとり暮らしの方。
  ★身体障害者手帳、療育手帳または
   精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている
   ひとり暮らしの方。

と、<ひとり暮らし>の方限定での配布、というのは
めずらしいですが、高齢者のほかにも、障がい者の方にも
配布される、というのは良いですね!
(桑名市の2011年12月31日現在の人口は、142,495人です。
 2012年1月19日)

岐阜県中津川市社協でも、手作りの<命のバトン>を配布!

ひるかわ町

岐阜県中津川市の社会福祉協議会のサイトにおける
1月24日付の記事にによれば、
蛭川支部で、112世帯に救急医療情報キット<命のバトン>
が配布された、そうです。

地域の民生児童委員さんや福祉推進員の皆さんが、ご自宅に
うかがって、キットについて説明し、記入のお手伝いをされた後、
同地区の消防署のほうへ、キットを設置したみなさんのリストを
手渡しされました。

そして、他の自治体などで実施されているキットと、
この蛭川支部社協で配布された命のバトン、の異なるところは、

それが、<手作り>の救急医療情報キット、という点です。

写真では少し見にくいかもわかりませんが、
高齢者が記入しやすいように、大きな文字で、記載用紙が
作られています。

社会福祉協議会として、手作りの救急医療情報キットを配布する
活動というのは、初めて見ましたので、とても嬉しく思いました。
(2012年1月26日)

埼玉県伊奈町でも、2月から救急医療情報キット配布開始!

伊奈町

今日付の東京新聞の記事によれば、
埼玉県北足立郡伊奈町でも、2月から救急医療情報キットの
無料配布が開始されるそうです。

対象になるのは、

  ◆75歳以上の一人暮らし
  ◆75歳以上のみの世帯
  ◆障害者手帳所有者
  ◆要介護3~5の認定を受けた町民のうち、
   町の災害時要援護者避難支援プランの個別計画に
   登録済みの人。

で、昨年12月末現在で、計710人です。

民生委員さんが2月から3月にかけて戸別訪問して配布し、
記入方法などを説明するだけでなく、配布後も定期的に訪問し、
記入内容をチェックすることになっています。他に、

埼玉県では、既に、さいたま市や所沢市、加須市などでも
救急医療情報キットの配布が実施されているそうです。
(伊奈町の2012年1月1日現在の人口は、
 43,160人です。2012年1月24日)

茨城県八千代町で、2月9日から救急医療情報キット配布!

八千代町

茨城新聞によると、八千代町の65歳以上の独り住まいの
高齢者を対象に、2月9日から、救急医療情報キットが配布
されることになったそうです。

既成のもので、対象となるのは、276世帯で、
民生委員さんを通じて自宅に配布されます。

ちょっとびっくりしたのは、その価格。
1セットが600円とのこと、これは高いです!
このHPの手作りのものでも、300円程度の費用で
作れることを考えると、倍ですし。。う~ん。

対象になってるみなさん、もしまだであれば
申請されれば、もらえますのでお早めに。
(八千代町の2012年1月1日現在の人口は、
 22,962人です。 2012年1月22日)

愛知県設楽町でも、<絆のバトン>として配布開始!

設楽町

設楽町の民生委員をされている方のブログのほうに
愛知県設楽町の高齢者だけで暮している世帯を対象に
救急医療情報キットが配布された、という記事がありました。

民生委員さんが、担当されている地区の該当する世帯を
一軒ずつ回って配布されたとうかがいました。

なかには、留守にされているお宅があったり、
また<どうして冷蔵庫に入れるの?>という
質問も出たそうです。
設楽町では、<絆のバトン>という名前で呼ばれています。

設楽町の人口は、2012年1月1日現在で、5,844人です。
(2012年1月21日)

愛知県常滑市でも、来月から希望者にキット配布開始!

tokonameshi

読売新聞によれば、愛知県常滑市でも、
2月13日から、65歳以上の高齢者や障がいを持つひとのうち、
希望者に救急医療情報キットを配布することになったそうです。
7000個が用意されているとのことで、

常滑市の人口は、昨年末で56,195人で、そのうち65歳以上の
高齢者は、13,268人です。

ちなみに京都市の人口と比較してみると、常滑市の人口は
中京区や北区の人口とほぼ、同じです。なので、
京都市全体の取組みとしては、難しくても、
各行政区での取組み、という規模での取組みであれば
十分に可能だと思います。(2012年1月19日)

福井県敦賀市でも、救急医療情報キットの配布開始!

敦賀市

2012年1月13日に福井県敦賀市で、お知らせがあり、
<救急医療情報キット>の配布が開始されました。

この、敦賀市の事業は、他の自治体とやや異なった
点があり、注目です。
というのは、対象者と申し込みなんですが、

 <対 象>
 1 独居老人安否訪問事業の対象である方
 2 ねたきり老人等介護福祉手当の対象であるねたきり老人等
 3 介護保険法の要介護認定区分が要介護3~5である方
 4 身体障害者手帳の交付を受け、その程度が1級及び2級である方
 5 療育手帳の交付を受け、その程度がA1及びA2級である方
 6 65歳以上の高齢者のみで構成されている世帯
 7 前各号に準ずる方で、市長が必要と認めた方

 <申込み>
 1~5に該当する方は、民生委員又は市職員が訪問
 6、7に該当する方は、市役所窓口(8番)にて受付

多くの自治体が、原則65歳以上の高齢者を対象としている
のに比べて、障がいのある市民のみなさんにも範囲を広げて
おり、またキットの配布も、民生委員さんだけでなく、
市の職員が訪問、という場合もあるそうです。

これだけ対象を広げてもらうと、嬉しいです。

(敦賀市の現在の人口は、2011年9月で、69,170人
 このうち65歳以上は、15,369人 2012年1月18日)

京都府向日市でも、キット配布開始のお知らせが!

向日市

2012年1月1日に市民向けのお知らせがあり、
昨年度に事業の実施が決定していた、救急医療情報キットの
無料配布事業が、始まることになりました。

対象は原則、独り暮らしの65歳以上の高齢者か
65歳の高齢者のみの世帯ですが、

原則として、1世帯に1個というのが、残念ですね。
やはり、1分でも1秒でも早い処置や搬送が大事な場面において
開けられるものですから、1個の容器には、ひとり分の
情報が入っているほうが、ベターな気がします。
予算的なものかもしれませんが。

いずれにしても、京都府下で、キットの配布事業が
自治体によって始まることで、今後、キットの存在が
救急搬送に役立つ実例を積んでいけば、いずれ、
それなら、京都市内でも取組もう!
という流れに繋がっていけばいいな、と思います。
(京都府向日市の人口は、現在、53,910人 2012年1月17日)

大分県日出町でも、1月11日から、キット導入開始!

日出町

大分県速見郡日出町(ひじまち)では、2012年1月11日から、
65歳以上の高齢者や障がい、持病のある要援護者の家庭を
対象にして、緊急医療情報キットの配布を開始。

町内での高齢者のいる家庭は、2011年12月15日現在で
2791世帯あり(全世帯数の4分の1にあたる)各地区の
民生児童委員さんが順次自宅を訪問して、配布するそうです。

日出町のキット導入の特徴としては、申込書を提出したことで
個人情報保護の観点から、運用に同意したものとみなされ、町の
保健福祉センターが申込書から得たデータを端末に入力して
消防署と共有することで、災害時などの際にも、優先的に救助に
向かうことができるシステムを作る、というところです。

消防署と共有することで、災害時の救助の際に生かせる、という
点が素晴らしいと思います。
(大分県日出町の人口は、現在 28,675人 2012年1月16日)

大阪府吹田市でも、今年3月から、キット導入決定!

吹田市の市会議員さんのサイトのほうで、知ったのですが、
大阪府の吹田市のほうでも、今年の3月から65歳以上の高齢者
を対象にして、救急医療情報キットの導入が決定したそうです。

吹田市は、京都からも近いですし、都市の規模としても
中規模になると思いますので、実施の状況はきっと
京都市にとっても、参考になると思います。
(吹田市の人口は、現在 353,784人 2012年1月15日)

山梨県笛吹市では、75歳以上にキット無料配布!

fuefukishi

市の公式サイトによれば、ぶどうと桃の収穫量が日本一である
山梨県笛吹市でも、救急医療情報キットが2012年1月11日より
希望者に配布されることになりました。

ただし、笛吹市が他の自治体とちがうところは、対象が
75歳以上の高齢者、とされているところです。75歳以上と
限定しているのは、珍しいですね。
(笛吹市の人口は、現在、72,309人です 2012年1月14日)

徳島県吉野川市でも、救急医療情報キットの無料配布開始!

吉野川

徳島県吉野川市の公式サイトによれば、
平成24年1月12日から、65歳以上の独り暮らしの高齢者及び
65歳以上の高齢者世帯の希望者を対象に、救急医療情報キット
の無料配布が開始されたそうです。
(吉野川市の人口は、現在44,532人 2012年1月13日)

愛知県あま市では、年齢制限なく希望者に無料配布!

あま市のHP

市のホームページによれば、平成24年1月4日から、
年齢に関係なく、健康に不安のあるひとは、本人、または
代理人が申し出れば、救急医療情報キットを無料配布する事業が
始まったそうです。

全国で今、救急医療情報キットの導入は進んでいますが、
あま市のように、希望すれば誰にでも無料で配布、というのは、
珍しいと思いますが、素晴らしいです。 

あま市の保健センターのほうにお尋ねしたところ、
全市で、15,000キットを配布するよう準備されており、
(あま市の人口 2011年12月末現在で 88,095人)
大量注文ということで、キットの単価も255円まで抑える
ことができた、ということです。

保健センターへ提出された申請書をもとに、名簿を作成し、
消防局へも、こういう取り組みをしている旨の連絡済み
ということでした。

市の規模はかなり違いはありますが、希望すれば
京都市民なら誰でも、救急医療情報キットを受け取れる、
そんな制度が、あれば理想的だと思います。(2012年1月4日)